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2017年11月14日 (火)

自律型人間の育成

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


店長としての立ち位置。

  このブログでも何度も記してきた内容。

しかし、やっぱり店長としてこの問題が一番の悩みどころではないだろうか。

  部門チーフが如何に狭い範囲で業務判断したきたか。

部門チーフ時代はその部門の売上管理の中で、商品や人材、そして売場の管理を担うのが部門チーフであるが、その時はその時でいっぱいいっぱいの状態で部門運営をしてきたつもりである。

  自分のそうだった。

それは、いっぱいいっぱいと感じるのは、その狭い範囲ではあるが求めればそれほどいっぱいいっぱいと感じるほどの奥深さがあるからだろう。

  それをより深く追い求めれば必然的にいっぱいになる。

そしてある日突然副店長の指名を受けて赴任する。

  副店長の仕事って一体何?。

そこからが副店長としての仕事のスタートとなる。
そして、その答えが見つからないままに店長の指名を受ける。

  これが現在の店長の実態ではないだろうか(笑)。

これは私の経験談でもあるから、全ての店長がそうだとは限らないのでそこを理解して読んでほしい。

  店長に就任した当初は自分の立ち位置で大いに悩むものだ。

従来の自分は部門の責任者とはいえ、その部門の範囲で商品や人材マネジメントを受け持ち、そこで実績を出していればあまり多くを店長や本部バイヤーから指摘されることは無かった。

  特に鮮魚部門はその傾向が高いように思う(笑)。

この部門はあまり店長からも突っ込まれない部門だ。
そんな安心感もあったかもしれない。

  しかし、副店長や店長になるとそれが逆にアダとなる。

突っ込まれなかった経験から、他部門にどう突っ込むかがわからない。
どんな視点でどんな課題を取り上げ、どのボタンを押せば業績が改善されるのか。

  今まで経験してきた鮮魚の手法を当てはめていいものだろうか。

更には、店長として本部の方針と個店のギャップにも大いに悩む。

  “自分は店長としてどんな立ち位置で判断すればいいのか”

この自分の立ち位置を理解しない限り、本部の人間になるか店舗の人間になるかが極端に偏ってしまうことになる。

  本部視点で上から目線でしか現場を捉えない店長。

意外に多いのではないだろうか。

  自分はそうではないと思っても部下は見ている。

逆に、現場で作業オンリーになっている店長。

  人材不足の昨今の現実でもあろうか。

現場で作業をすることは額に汗して達成感は高いだろう。

  しかし店舗の未来が見えているか?。

その問いには逆の意味で額に汗だろう。

よって、誰よりもその店舗の未来を明るいものにするために、誰よりも客観的にそのお店の現実と課題を捉え、誰よりもそのことに素直になれる人間でなければならない。

  誰よりも?。

そこに自己矛盾を孕むのである。

  社内の誰よりも客観的にお店の未来を語れる。

そこには社内の方向性や具体的商品で具体的な売場作りと強化部門や強化施策という具体性とどう向き合うか。

  その立ち位置で悩む店長は多い。

私はそれを「自律心」を持つことによって克服しようとした。

  自律心。

自立では無い。
自律である。

  自分を律する能力。

明確に自分の立ち位置をその問題や課題に対して部下に示すこと。

  部下は上司の明確な立ち位置を期待しているのである。

そこに明確な立ち位置の理由が存在し、部下が納得いく説明がなされるのであれば部下の行動は早いし確実である。

  そして部下も店長の自律心に学ぶのである。

この自律心は、転職して企業を変えることによって、よりその意味が理解できたように思える。

  それは人間の自律心とは自分を捨てるところから始まるからだ。

自社内での自分の立ち位置。

  それは何よりお客様に近づく一番の近道でもあるのだ。






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コメント

dondon-kiさん、コメントありがとうございます。
お客様、企業、従業員、そして自分。
そんな立ち位置のどの位置に場面場面で自分が位置するのか。
素晴らしい着眼点だと思います。
そして、その位置に立ったら責任を持って全うすることが大切ですね(笑)。

投稿: てっちゃん | 2017年11月15日 (水) 07時00分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
日々人間は成長してしていくのだろうと思います。
そのきっかけを自ら求めるか否か。
そしてそのきっかけという波に自ら片脚を上げて乗るかどうか。
あくまでも自分の積極的な行動と追求心をどう発揮するかということなのかと思います。

投稿: てっちゃん | 2017年11月15日 (水) 06時55分

立ち位置 サブ~チーフ~課長~副店長~店長 立場が上がるほど 立つ位置 が重要になりますね 会社(本部)寄りになってもいけないし 店(メンバー)寄りになってもいけないし お客様寄りになりすぎてもメンバーに負担が増えていけないし そして自我になりすぎてもついてこないか潰されるだけ
悩む日々は続きますが やはりお客様に軸足を置きながら三方、いや四方良しを目指さないと 真にお客様の為、お店の為自分の為にはならないと思います
この悩みが成長させる糧になる 『み~んな悩んで大きくなった』の大昔のCMで言ってましたね(笑)これからも大いに悩みます
抽象的で すいません

投稿: dondon-ki | 2017年11月14日 (火) 23時42分

自分の立ち位置を見出すまでは貪欲に愚直に学び身につける事でしょうか。愚直に学ぼうとする姿に担当者も心を開いて教えてくれました。本音で語らぬと真相が見えず判断を誤り痛い目に合う事も多々ありますから。店長の立ち位置は自分で作る事も必要ですが、メンバーが立ち位置を決めてくれると円滑な運営が出来ると思います。店長風だけ吹かしてもダメですね。かく言う私の店長観もこのブログから大きく変わりました(笑)。

投稿: dadama | 2017年11月14日 (火) 21時12分

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