« 最高気温22度 | トップページ | 利き腕の美味しさ »

2017年10月13日 (金)

利益の根源2

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、利益の根源を記した。

  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2017/10/post-1bf1.html

荒利率はどこからもたらされるのか。

  前回の記事では、スペースレイアウトが鍵だと記した。

部門の荒利率を構成する要素。

  それは部門の「スペース」と「売上」。

一定の売上であれば、スペース(尺数)の大小である程度の荒利率が決定する。
だから、前回は個店毎の売上に応じたスペースレイアウトを適正に決定することが大切であることを記したのである。

  そしてもう一方は、売上の拡大。

同じスペース(尺数)であれば、当然売上の高い方が荒利率には有利である。

  商品回転が高まりロスが減少するから。

同じ値入れであれば、ロス率が少ない売場の方が荒利率には有利である。

  売上は全てを癒す。

従来からそう言われて我々は育ってきた。
業績の全ての課題は、売上の拡大という一つの結果で全て解決されるということである。

  更に従業員のモチベーションも高まるというおまけもつく(笑)。

それほど、売上が高まるとロス改善から荒利改善に向かい、更に生産性他の数値も続々と改善されていく。

  売上の拡大はまさに全ての数値を癒していく。

だから業界各社もこぞって売上拡大を初めに施策するのである。

  同じ売上だったらスペースが狭い方が商品回転が高まる。
  同じスペースだったら売上の高い方が商品回転が高まる。

いずれにせよ、商品回転が高まれば、最終的にロス率が低下し荒利上昇の確率が高まる。

新店の2年目になると、お客様からの支持も徐々に高まってくるものである。
開店してもなかなかお客様の買い物行動はそう簡単に変わるものではない。

  恒例のサービスが定着するのにも時間がかかる。

自社の他店と比較しても同じ曜日サービス日の構成比もまだまだ低かった。
しかし、一年を経過するとその日の構成比も徐々にではあるが高まってくる。

そんな上昇期に、製造部門の売上が上がってくると、上記の売場スペースを適正に配置した後のレイアウト変更も手伝って商品回転が高まってくる。

  自然に荒利率も上昇してくる。

おそらく、売上上昇と適正なスペースレイアウト変更がダブルで機能した結果の荒利率の上昇であろうか。

  刺身や牛肉の売場縮小。

そう聞いただけで、守りに入ったとか政策の変更だとかと毛嫌いする従業員も多い。

  “こだわりを捨てる”

売場縮小が自分への敗北を意味するように捉えられがちであるが、私はそうは思わない。

  販売力に合わない売場スペースを適正に戻す。

これは適正な収益を上げるという企業使命にとって一番大切なことであり、そのお店を継続営業していく上で一番大切な部分である。

  そうして得た収益をどう次に繋げるか。

そちらの世界へつなげる上でもまずはどう収益を得るか。
収益が安定した後に、その収益をどう次に繋げて、競合との差別化を図るか。

  ようやく、次のステージが見えてきたようだ。







|

« 最高気温22度 | トップページ | 利き腕の美味しさ »

商売」カテゴリの記事

コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
売場ボリューム感やシズル感を演出する為にも、売場の強弱や商品回転を早める工夫も必要でしょうか。。

投稿: てっちゃん | 2017年10月14日 (土) 00時14分

dondon-kiさん、コメントありがとうございます。
定番をどうコンパクトにまとめて、そこに収まりきれないものを別枠で企画する。そのメリハリが売上と荒利の最大化につながるのだと思います。
そんな流れを今構築しております。

投稿: てっちゃん | 2017年10月14日 (土) 00時06分

個々の店舗には地域特性や競合度合が異なり自店の強み弱みを見極め強みを伸ばす事が自店のファンを増やすのだと思います。GMSが衰退していくように品揃えだけでは集客が出来ない時代。SMにおいても強いカテゴリーを持つ事が求められますね。更には数値だけでは語れない売場の整備度やボリウム・シズル感。本部のリスクでもあり現場の醍醐味でもあるのですが(笑)。

投稿: dadama | 2017年10月13日 (金) 18時39分

売れて儲かる商品の最大化を行うためには3-3-3の法則でフェイスの拡大が必要になり それが結果的に利益の最大化につながりますよね しかし邪魔をするのが こだわり。 いい意味で こだわればいいのですがオールドマネジメントの弊社では本部MDにまだまだこだわる輩がいまして(汗)
率先して壊し単品拡販のパワーを見せてやることに こだわって やってます(笑)
お客様から頂いたご満足料 丸儲け でなく次の原資として活用せねば企業は生き残っていけないと
弊社のトップに教えてあげて下さい!

投稿: dondon-ki | 2017年10月13日 (金) 13時18分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 利益の根源2:

« 最高気温22度 | トップページ | 利き腕の美味しさ »