« 10月商戦 | トップページ | 働き方改革 »

2017年10月 6日 (金)

利益の根源

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


結果を出す。

  最終的には結果を出すことが我々の使命。

結果とは、売上に比例した形で創出される利益。
売上予算と荒利率予算という日々のレールを地道に歩んでいくと、その延長戦上に荒利額という結果が待っている。

  荒利額とは儲けのこと。

最終的には我々は儲けを出して経営を継続し自身の生活を継続出来るのである。

  儲けという結果を伴わなくなったら廃業するしかない。

これが、我々の仕事の原理原則である。

  だから儲けは絶対的な使命である。

儲けという結果を残すために、いろいろな手法を駆使して日々の仕事の取り組んでいる。

しかし、我々が配属された現場(店舗)は全て同じ環境とは限らない。

  むしろ1店舗1店舗違っているのが当然である。

売れるお店、売れないお店。
客層が若いお店、高齢のお店。
競合の無いお店、競合だらけのお店。

  1店舗1店舗が全て違う条件で出店している。

しかし、求められる結果はほとんと同じ数値である。

  荒利率予算も売上の大小に関わらずほぼ一定。

これが現実では無いだろうか。
多少、新店や競合出店という条件を認知されて低めの設定にはなるが、既存店の荒利率は部門ごとにほぼ一定では無いだろうか。

  よって売上の少ないお店の荒利率は厳しい状況になる。

しかし、厳しい中にも達成しようとするから知恵が生まれる。

  値入れ対策、ロス対策、粗利ミックス対策等々。

しかし、荒利率を左右する最大の要因は値入れである。
単品の積み重ねである値入れは単品毎に設定しなければならないが、商品トータルの値入れで50パーセントの荒利は決定すると言ってもいいだろう。

  次に来るのが、実は売場の陳列レイアウトである。

特に生鮮の場合は、このレイアウトによって荒利が大きく左右される。

  特にロスの多いカテゴリーのスペースレイアウトが荒利率を左右する。

例えば「鮮魚」。
チェーンストアでは、本部一括で全店のスペースレイアウトが作成される。
店舗全体のスペースやレイアウトの違いは多少あろうが、一律にスペースレウアウトが決定されるのがほとんどだろう。

  しかし売上100万のお店もあれば50万のお店もある。

同じスペースで鮮魚を展開したら、方や狭すぎ、方や広すぎ。
特に刺身や丸魚の日付管理の短いカテゴリーほど荒利に直結する。

  このカテゴリーほど店舗毎のレイアウトが必要となる。

そこを無視して本部一括のレイアウトを採用すると、売れ数と品揃え金額のギャップから品切れやロス廃棄が発生する。

  特に売上の低い店舗ほどロス廃棄につながる。

ここをしっかり調整しないと、荒利という結果は残らない。
はっきり言えば、個店毎のスペースレイアウトを適切に設定しないと荒利は残らないのである。

逆に言えばスペースレイアウトで荒利率が決定すると言っても過言では無い。

  それが仕組みを作るということだ。

刺身、生食、塩干、魚卵、珍味等のカテゴリー毎に平均ロス率や廃棄率、そして荒利率が異なる。

  そのカテゴリーの組み合わせで荒利率は決定する。

よって、その荒利率を決定するカテゴリーのスペースレイアウトの組み合わせ次第で、店舗の荒利率という結果は異なってくるのである。

  最適なレイアウトがあって初めてスタートラインに立てる。

そのスタートラインから、個店毎に如何に売上を高めていくかというスタートを切る。

  鮮魚部門ほど「政策」という縛りが設定されていた。

「生」を強くする、という政策。

  しかし今や鮮魚の「生」強化の政策はお客様に支持されない。

そう考えると、各部門の「戦略」をもう一度原点に戻すことが重要である。

  原点に戻る。

これは数値から検証された原点であるということだ。






|

« 10月商戦 | トップページ | 働き方改革 »

商売」カテゴリの記事

コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
自分のお店は自分で守る。
店長の心構えの基本中の基本でしょうか。
しかし、その原理以前に本部政策が店舗で実現されているか否かが自分でお店を守ること以上に優先されている実態ではないでしょうか。
本部とぶつかっても自分のお店は自分で守るという覚悟が店長の命だと思うのです。

投稿: てっちゃん | 2017年10月 8日 (日) 00時10分

店長のポジションをどう捉えるのか?会社から与えられたものではあるのですがお客様の支持を得なければ売上も荒利も厳しくなる。現状は会社目線の店長が多く売上荒利の低迷も会社の責任とする雰囲気が見える。自分の店は自分が守る。店長として当たり前の事が当たり前の通用しない所に会社規模も伴う標準化や本部主導の課題があると思うのです。

投稿: dadama | 2017年10月 7日 (土) 20時53分

dondon-kiさん、コメントありがとうございます。
いくら口で言っても、初めは店長がやって示さなければ部下は動けない。
具現化とは店長の行動そのものから始まるのだろうと思うのです。

投稿: てっちゃん | 2017年10月 6日 (金) 23時41分

ご来店頂けるお客様が欲しい商品が欲しい時に欲しいだけある当てにされる売場 それが売れて儲かる商品ならなおいい 常にその事を意識して各担当の売場レイアウトを見ています 本部MDは全体最適であってすべてではない 地域や客層や気温によって変えなければいけない商売人の原点回帰 と言ってもなかなか変えない担当者(>_<)
店長不在の店舗運営とまた言われないように頑張ります(゚ー゚;

投稿: dondon-ki | 2017年10月 6日 (金) 19時06分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 利益の根源:

« 10月商戦 | トップページ | 働き方改革 »