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2017年9月28日 (木)

基本を磨く

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


基本に戻る。

  使い古された言葉。

そう認識するか、あくまでも商売の原理原則と認識するかは企業や個人に委ねられるもにとなった。

  しかしどんなに進化しようとも基本は原理原則である。

特に、我々のように現場の店舗で働く領域の組織人たちにとって一番重要なのが、基本を愚直にやり続けること。

  一言で基本というが。

同じ基本でも企業や個人によって「基本」の領域も違ってくる。

  それはレベルの違いによって大幅に変わってくる。

新入社員や入社数年目の人材であれば、挨拶、清潔、鮮度、品質等の4原則に限定されるだろうが、ある程度のベテラン社員になればその範囲は広がり、販売計画や単品量販、52週の変化も含まれていくことになるだろう。

  今回はその中でも「商品化」にスポットを当てて見たい。

商品化。

  製造部門が一品一品を製造すること。

青果であれば、白菜の半切りや1/4にカットするということ。
鮮魚であれば、鮭の切り身やカツオのサク取りやお刺身調理。
精肉であれば、牛肉のステーキやすき焼き、豚小間等の調理。

  その他、惣菜やベーカリーは全てが製造に当たる。

特に、果実のカットフルーツや鮮魚の刺身調理、精肉の高級和牛の商品化などは目立つしそのお店のシンボル的な商品であるから、誰もが力を入れる分野ではある。

  しかし、一番点数を稼いでいる商品は何か?。

鮮魚であれば、鮭の切身でありマグロのサクであろう。
精肉であれば、豚小間や切り落としの普段の商材。

  そしてそれらを調理するのはいわゆる若手。

入社1年目〜3年目程度の社員であろうか。

  一番点数の高い商品を素人が調理する。

実はそこに部門の底上げが隠されているのである。

  普段の商材の商品化。

ここにお客様の支持を如何に高めていくか。

  これも基本である。

点数が高いということは、普段の暮らしや平日の中では一番売上ウェイトの高い商品ということである。

  お客様の主力品への支持が高いお店。

これは、普段の暮らしにおいて、そのお店がお客様から絶対的な信頼を得ているという裏返しである。

  ここに中小スーパーの最大の使命があるのだ。

どうだろう。

  みなさんのお店の豚小間の商品化は?。

おそらく、最下段で価格品として若手が大量に製造して大陳されている筈である。

  その一品一品の商品化で差別化されているだろうか。

カテゴリーで差別化する。
高級和牛で差別化する。
惣菜で差別化する。
接客で・・・。

  しかし、もう一度足元を見直す必要がある。

自店の最大点数獲得商品は競争力があるのか?。

  そのベースの売上と利益があってこその高級和牛である。






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コメント

dondon-kiさん、コメントありがとうございます。
店長の部下への小言。
私は、この小言が最高で最大の部下教育だと思っています。
日々のたわいのない部下との会話。
それもお客様目線で店長がその立場になって部下へ発する言葉の数々。
それを部下は本当に小言ととるかチャンスの提供ととるかは部下次第ですが、この小言によって部下が行動するのも事実。
ならば小言を明確な意図のもとにどんどん部下へ発していきたいですね(笑)。

投稿: てっちゃん | 2017年9月28日 (木) 21時53分

今日は商品化ということでは少し嬉しい事がありました 長野県産のシャインマスカット一房1080円が美味しいのに売れてないね と小言を言ってしまいました すると若い担当課長は パートさんに半分にして値段も半分にして 先ずは食べて頂こう! と言い 量も値段も半分にして可愛くカップに入れて陳列したら あれよあれよという間に完売!これも基本の『き』が解ってきたのかなぁ と感心しました

投稿: dondon-ki | 2017年9月28日 (木) 20時45分

dadamaさん、早速のコメントありがとうございます(笑)。
製造部門以外の主力品の磨き込み。
これは当然欠品しないお店であり常に整理整頓されて商品の顔が全品お客様に語り掛ける売場であり、ある場面ではタイムリーに店舗レイアウトの全面で展開されるお店でしょうか。
今回のO-157の件での惣菜の閉鎖もそうですが、基本とお客様の安全安心を貫く商売の維持継続を地道に現場でやり続けることの大切さ、そこに現場のブレない徹底力が生まれ、お客様の支持を多少なりとも得られていくのだろうと思います。

投稿: てっちゃん | 2017年9月28日 (木) 15時52分

お客様の主力品への支持が高いお店。

これは、普段の暮らしにおいて、そのお店がお客様から絶対的な信頼を得ているという裏返しである。

ですよね。ですからPI値の高いNB品は店舗の品質格差はないですから価格競争に陥ってしまう。生鮮品の品質訴求が差別化の柱となりますね。更には欠品・提案・旬・ボリウム・応対・清潔度等所謂基本の徹底度が店舗力となるのでしょうが徹底度がお客様に伝わる事が全てで会社目線とお客様目線にブレがあってはなりませんね。お客様に伝わらない売場は「驚安」ならぬ「狂安」の魔物に取りつかれ負の負バイラルに陥ってしまうと思うのです。

投稿: dadama | 2017年9月28日 (木) 14時30分

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