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2017年9月27日 (水)

視点の違いを活かす

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


企業各社の店長会。

  色々な内容が組み込まれているのだろう。

かって所属した会社の店長会は、ほぼ一方的な受け身の店長会だった。
現企業の店長会は、午前中が一方通行の本部管理部の一方通行的なコミュニケーション。

  午後からはディスカッション形式のスタイルに変身する。

例えば、前回の店長会では、ある店舗を各自がクリニック(店舗MR)して、気になるところをデジカメに収め、その写真を全社の掲示板に店舗ごとに貼り付け、それを店長会でプロジェクターに映し出して解説をするという流れ。

  視点は色々設定されている。

売場はもちろん、バックヤード、作業割り当て、人の動き、媒体、手直し、時間帯別のあるべき状態、レジへの対応他。

特段視点を定めないと、各店の店長毎に違う視点を持って自分なりの課題を見つけるものだ。

  ある店長は売場の売れる状態に目を向ける。
  ある店長は作業割当から無駄に目を向ける。
  ある店長は青果鮮度に特化して目を向ける。
  ある店長はロードラインのオーバーを指摘。
  ある店長は媒体の設置に関して目を向ける。

かぶる部分もあれば、自分ではスルーした箇所を写真に収めて指摘する店長もいる。

  100人百様の視点。

しかし、流石に売場の不備に関しては全員が同じ写真を撮る。
全員が同じ写真を撮る、ということは、いつ行っても同様の不備があるということだ。

  いつどんな時間に行ってもブロッコリーがガタガタ。

それは、もはやブロッコリーの準備から遅れているということだろう。
売場とは、お客様が購入されるのを予測して売場を作るもの。
しかし時間帯別に捉えていくと、夕方から夜にかけては売り減らしの時間に入る。

  何を残して何を減らすか。

売場を100%決めるべき時間帯は全ての店長が同じ視点に立てる。

  ゼロか100かの選択は簡単でわかりやすい。

しかし、ゼロか100かから離れて、どの程度という割合の選択を取らねばならない場合は、各者各様の視点が生まれても不思議ではない。

  この視点になると自分の置かれているバックボーンに左右される。

売れるお店と売れないお店の店長の視点の差。
夜の弱いお店と夜の強いお店の店長の視点の差。
攻めに強い店長と守りに強い店長の視点の差。

  自分の現在の環境を当てはめてみてしまう。

最終的には、このお店のあるべき売場という視点でこのお店へのアドバイスであるから、本来であればこのお店の環境という裏付けを取ってからどんな売場の売り減らし方がいいのかのアドバイスになれば最高なのだが。

しかし、それでも尚、視点の違いが発生する。

  その違いは自分には無い視点。

だから、人とのコミュケーションが必要なのである。

  自分に無い情報を提供してくれる他人。

個人ではなく組織の強みは、情報と効率である。
この2点を活かすためにも、色々な視点からの情報収集は価値があり、そこから情報を共有することで同じ方向性へ向かう効率化が図られるのである。

  先日のてっちゃん会も同様。

違うDNAを持つ企業を背景にメンバーが集結する。

  当然、違う視点でものを見る。

お店の青果側入口から客動線に沿って店舗を見る方。
お店のバックヤードの裏面から管理状態を見る方。
お店の商品の品揃えを中心に単品の魅力を見る方。

  それも自分が属する企業のDNAを反映しているからだ。

それでも、その違いを認識するだけでも勉強になる。

  色々な視点がある。

そんな情報から、その視点の具体的な見方を学ぶのも大切な学習であろう。








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コメント

dondon-kiさん、コメントありがとうございます。
この会では是非、視野の広さを認識していただきたいですね。
自社だけの視点からそこを飛び出して、新たなものに触れる。そこから自分なりの発見があり自社や自分に生かしてお客様に貢献したい。それがいずれは企業貢献に繋がると信じて行動していきたいものですね。

投稿: てっちゃん | 2017年9月28日 (木) 13時19分

100人百様の視点
活かすも殺すも自分次第
耳障りの良いことばかり受け入れるのが世の常ですが むしろ指摘事項を受け入れることが大事かも
しかしなかまら自分の中の立ち位置は崩してはいけないと思って聞いています
てっちゃん会での出会い経験はほんとうに良くも悪くも(笑)刺激になり あらためてこの会の裾の広さと奥深さを感じます
皆さんに遅れないよう進化深化新化しないと!
(--;)

投稿: dondon-ki | 2017年9月27日 (水) 23時27分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
同じ商品ですが、企業や店舗によって違う視点で売り込みを図る。
自企業だけで仕事をするのであれば他企業のコンセプトに触れることはできないのですが、この会はそこを飛び出した人間が敢えて他企業のDNAに触れて自分を振り返ることが出来る。
更に、他業界の方の視点にも触れることが出来る。
やはり色々な視点に触れることで自分の立ち位置を明確に確立することが出来るのだろうと思うのです。

投稿: てっちゃん | 2017年9月27日 (水) 08時39分

お客様に商品を販売する事が目的の小売業ですがポリシーは各社によって異なる。良品廉価をどのようなポリシーを以ってお客様に伝えていくのか。各社のリアルな話から表から見えない裏事情を読み取れるのもこの会の醍醐味であると思います。

投稿: dadama | 2017年9月27日 (水) 07時59分

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