視点を変える
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
視点を変えて物事を見ていくことは非常に大切だ。
“裏側から見たらこうなっていたのか!”
同じ物体でさえ、正面と側面、そして裏面は全く異なることが多い。
人間でさえ、後ろ姿は正面とは全く異なる。
スーパーという存在自体も面もあれば裏もある。
スーパーの表とは売場。
お客様や業界の人間がその企業を評価するのは売場を以ってである。
「あのお店はいつ行ってもいい売場だ」
「あの店舗は鮮魚の鮮度品揃えがいい」
「牛肉を買うならあのお店がいちばん」
売場の表れる、品揃えや鮮度品質、そして価格。
更には、季節ごとの売場の変化や媒体を利用した季節感の演出と商品展開。
全ては売場という表の顔から発せられる評価。
しかし、物事には表と裏が必ず存在する。
裏側はどうなっているのか。
スーパーの裏側とは、バックヤード、そしてそこで働く従業員の働きぶり。
ある程度は売場で品出しをしているグロサリー系の従業員の仕事ぶりや鮮魚、精肉の調理場内を垣間見ることは出来るが、それでも圧倒的に内部での仕事量の方が多いわけだから、その内情はほとんど見えて来ない。
そして内部作業ほど漏れ伝わることが無いのがこの業界。
他企業の売場を作る作業、維持する作業、一日の作業はどうやっているんだろうか。
これはもう、その企業に一日留学して入り込むしか無いだろう。
そして、その留学自体が如何に多くの学びにつながるか。
売場と中の作業。
この両面を見ることが出来れば、ものすごい参考になるだろう。
この作業があるからこの売場が維持できる。
お客様には関係のないことだろうが、我々同業者には非常に参考になる視点。
そんな視点を持った今回のてっちゃん会の勉強会。
従来は、売場や販売力という視点が主だった。
それはそれで、各社や各人が思う販売力のある売場、売上に直結する売場の把握には大いに参考になる勉強会を実施できたと思う。
ある企業の販売のお手伝いをさせていただいたこともあった。
今回はこの視点での勉強会。
そして、もう一つの議題は、今年のお盆商戦の反省。
こちらは、コテコテの販売面での意見交換となろう。
こちらも、各企業の取り組みがより具体的に意見交換が交わされると思われる。
楽しみな勉強会である。
今日が9月の21日であるから、このブログが公開される日がまさに勉強会当日となる。
今回は、午前10時〜15時とたっぷりと時間を費やされた計画である。
何せ、今回のてっちゃん会のメインはこの勉強会(笑)。
酒飲みは前夜祭と称して正式は会はこちらの勉強会となる。
“てっちゃん会も変わったなぁ〜”
他人事のように思う私である。
これも全ては幹事の方の考え方次第。
それも含めて、この会の趣旨と意義がわかるだろう。
そんな勉強会でどんなディスカッションが催されるのか。
新たな出会いの予感である(笑)。
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