帰宅恐怖症?
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日、テレビを見ていたときの話題。
帰宅恐怖症の男性が増加。
最近と言うか、ここ数年において既婚男性の帰宅恐怖症なる病気と言うか症候が増加していると言う。
帰宅恐怖症?。
要は、既婚男性が、妻や子供のいる家庭に就業後に帰りたくないと言う症状らしい。
そして、番組では帰宅恐怖症になりやすい家庭の女房の家庭での態度として、以下の5項目を挙げていた。
5項目のうち、なんと上位3項目は当家と同じではないか、と意気消沈した。
外出の服装はいつもダメ出し。
台所での決め事は絶対である。
不用意に発せられる言葉の棘。
いずれも、当家では日常茶飯事である。
しかし、4番〜5番はゼロ。
女房へのプレゼントの記憶は無い。
ついさっきのことも記憶には無い。
よって、当家での帰宅恐怖症も未然に防がれているのであろうか(笑)。
要は、二人の相性なのであろう。
本来はお互いに無二の存在として生涯を共にしたわけである。
しかし、当時の想いとは裏腹に、日々の生活の中でお互いの本性が見えてくるのだろう。
人間は付き合えば付き合うほど相手が嫌になるもの。
それは、お互いの裏の部分や嫌な部分も長い付き合いの中でいずれ見えてくるものだから。
付き合い始めた当初はひた隠しにしていた裏の顔。
しかし、いずれその部分も表面上露わになってくる。
特に、相手が嫌と思う部分が実はその人間の本性であることは多い。
素の自分は自我の塊であることが多い。
自我の塊であるから、自分が中心であり自分の世界に周囲も染めたいと思っているのである。
特に、女性は家庭に入ると世界観が変わり、自分の家庭と言う世界が自分の世界に変化していくことが多い。
自分の世界で自分の世界観を描く。
その結果、そのことに外部からの刺激を得ない家庭は、どんどん奥さん中心の世界感に染められていくことになるのであろう。
しかし、長い結婚生活の中で培われた夫婦の感度も定着していくものだ。
夫は外で仕事、女房は家で家事。
女房にとっては、夫は午後7時以降から翌朝7時までの存在。
それ以外に日中に関しては、女房にとっては家と言う存在は自分の世界なのである。
しかし夫にとってみれば、家というのはスイッチのオンとオフでいえば、オフの存在である。
仕事のストレスを癒す隠れ家。
そんな存在が家である。
自分の隠れ家に帰りたくない。
それは、スイッチをオフに出来ない存在になってしまったのである。
どこで自分のスイッチをオフにすればいいのか。
男の私としては、自分がオフになれない家には帰りたくないと思う。
昔から「男は度胸、女は愛嬌」という。
愛嬌とは、芯はともかく表面上は愛嬌を振りまく存在であってほしい。
その分、自分がしっかりしなければと覚悟し、度胸が生まれるのである。
その為には、普段から小さいことでぶつかることも重要なのではないだろうか。
普段からのお互いの擦り合わせ。
この擦り合わせがお互いの疑心暗鬼を取り除くのである。
そういえば周囲にも遅くまで仕事に執着する仲間もいる。
こいつまさか帰宅恐怖症?。
でないことを期待したいものだ。
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コメント
キウイさん、コメントありがとうございます。
夫婦ほど千差万別な存在はないと思いますね(笑)。
最終的には、何も分かり合えていないのも夫婦なのかもしれません。
はたまたわかったつもりと言う錯覚が幸せを生むのも夫婦であるかもしれない。
お互いにいい錯覚を持ち続けていきたいものですね(笑)。
投稿: てっちゃん | 2017年8月22日 (火) 23時48分
まさかの5ヵ条(笑)
わたしにとっては全く縁のない5ヵ条ですね。相手はどう感じているのかはあんまり気にならないですが。今度聞いてみます(笑)
確かにかなりの割合で血液型より相性っていう重要ですね!
投稿: キウイ | 2017年8月22日 (火) 10時06分
コジカ店長さん、コメントありがとうございます。
愚痴結構(笑)。
このブログを見ている方でこのコメントに共感されている方達も多いと思いますよ。
私は、毎日が平穏な家庭などそうそう無いと思っております。
どこかで夫婦の摩擦が発生して日々のいざこざがあり、年々お互いの角が取れていくのだろうと思っています。だから、日々のお互いの愚痴を聞いたり喧嘩をしたり。それを恐れていると、どちらかのストレスがいずれ爆発して取り返しのつかない結果となってしまう。その擦り合わせはその日のうちになっていくべきかとは思うのです。
投稿: てっちゃん | 2017年8月16日 (水) 10時04分
結婚当初はまさか自分は・・と思っていたのですが。いつの間にやら子供がいるから首の皮一枚つながっている感じです。1から5パーフェクトです。自分が変わらなければと思いつつも、優しい言葉を期待してしまう悲しい男です。毎日玉砕ですが。
考えてみると、今となっては理想の女性像は自分の母親なのかもしれません。一歩二歩後ろからしっかり父親を支えていましたね。思えば愚痴一つきいたことないですね。それを妻に求めてはいけないんでしょうね。
すみませんついつい愚痴になってしまいました。
投稿: コジカ店長 | 2017年8月15日 (火) 21時30分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
理想の相手。
それが幻覚だったことに気づいた時にはもう時すでに遅し。
これが経験者の言でしょうか(笑)。
何れにしても、結婚したから全て上手くいくなんて保証はどこにもないということを結婚前から意識することは必要でしょう。そして、一生修行の日々であることを覚悟して結婚に臨んでほしいものです。
投稿: てっちゃん | 2017年8月14日 (月) 23時47分
お盆に仕事ネタ以上の重いネタですね(笑)
結婚相手との出会いこそ一期一会であり運命なのでしょうね。確率論から言えば適齢期に理想の女性に出会えた男性は非常に幸運なのかと(笑)。更には人生積み重ねる内に価値観も変化していく。価値観をお互いに認め合い成長出来れば素晴らしいのでしょうが現実は恐妻家になる男性が一般的という事でしょうか。安心した反面。残りの何十年?も修行の日々なのでしょうね(笑)。
投稿: dadama | 2017年8月14日 (月) 15時11分