花火大会
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
日本の夏の風物詩。
花火大会。
この時期、全国の至る所で花火大会が催されている。
7月末から8月上旬がピークだろうか。
子供達に浴衣を着せ、家族4人で見る花火の豪快さ。
家族4人の一生の思い出ではないだろうか。
しかし方や遠方の方の交通手段は毎回考えものである。
特にクルマの駐車場の問題は深刻。
そこで格好の餌食になってしまうのが小売業他の大きな駐車場(笑)。
普段は閑散としているスーパーの駐車場が、無料の大駐車場と化してしまうのだ。
花火大会は一方ではスーパーの駐車場対策でもある。
特に、花火大会の会場から近いスーパーや小売業は、毎年の悩みの種であろう。
当店もまさにその問題に毎年悩まされる(笑)。
何せ、その花火の振動が直に店舗内に爆音とともに激震(笑)として体感出来る距離なのだから。
“打ち上げ花火ってこんなに激しいんだ!”
まさにそれを体感出来るほどの距離であるから、その駐車場からの花火の眺めの絶景である。
新店で開店した昨年は、その対策として警備員を数名配置していたため、大きな混乱はなかった。
逆に大混乱を予想していたのが嘘のようだった。
その経験から、今年は警備員の配置を省いた。
“多少花火見物に使われてもヨシとしよう”
逆にどんな理由であれ、このお店の駐車場でクルマを止めて花火を見た、という事実を体に刷り込んでいただき、普段の買い物でもこのお店に駐車するという反復運動に転化できればいいとも思った。
花火大会は午後7時30分からだったため、午後5時ごろまでは通常の来店客に応じた駐車台数であったため、今年も何事もなく混乱もなく終わるのであろうかと安堵していたのだが、・・・。
午後6時30分をまわった頃からであろうか、駐車場の遠目の端からどんどんクルマが駐車していくではないか。
それが花火開始時には障害者エリア以外は満車状態となってしまったのだ。
“これはヤバい!”
何としても障害者駐車場だけは確保してやらないとと思って、そこからは外での対応となった。
しかしこのエリアだけは譲り合いの精神が働くのだろうか。
このエリア以外はほぼ満車状態なのに、このエリアだけはほとんどのクルマは遠慮して他へ回る。
このエリアのお客様の特性であろう。
返す返すも、いいエリアに出店したものだと嬉しくなってきた。
しかし、花火が上がり始めてからは、このエリアにも駐車しようとする方が出始めた。
午後7時30分から午後8時30分の1時間。
この一時間は障害者エリアのみの空きスペースであったが、やはりそれでも十分にお客様用としては十分であった(笑)。
一部の方には、張り紙をさせていただいた。
障害者エリアに無断駐車された方。
しかし、この方達も、店舗へ来てお詫びの言葉を添えて買い物をされた方が多かった。
今回は、当店の駐車場がいい無料駐車場と化してしまったわけであるが、このようなお客様が多く存在する限りは、必ず次へのステップへ移行出来るだろうという匂いを感じた瞬間であった。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
無料駐車場と化すことによって、惣菜やお弁当、おにぎり、寿司が売れる。
これもまたチャンスと捉えて次年度への対応を図りたいですね。
投稿: てっちゃん | 2017年8月 5日 (土) 06時33分
私の会社でも一部店舗の屋上駐車場は絶好の花火スポットとなるお店があり閉店後も宴会場と化し大変な事もありますが、腹をくくって惣菜等の品揃えを強化したら前年の130%伸張したお店もありました。何事も捉え方次第なのでしょうね。但し翌日の駐車場のゴミには立ち眩みを感じえませんが(笑)。
投稿: dadama | 2017年8月 4日 (金) 15時57分