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2017年8月 2日 (水)

販売に陽の目を当てる

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


スーパーマーケットで仕事をする。

  憧れは本部のバイヤー。

そのような夢を描いてこの業界に入社された方は非常に多いのではないだろうか。
スーパーマーケットの応募に関して、各企業も入社に際しての案内の中では必ず商品ぶのバイヤーに視点を当てて紙面を割いている。

  特に若手のバイヤーや女性バイヤー。

だから、どうしても入社前から夢はバイヤーという憧れを抱いて入社してくる若手は多い。

  それは我々世代の頃からのずっと続いていた。

だから、業界人全般に本部であったりバイヤーであったりという存在にどこかコンプレックスを持っているのがこの業界の常識であろうか。

  本部は偉い、現場は格下。

裏側では個々人の中にそのような認識が横たわっているのである。
そしてそれは、我々業界人と仕事上取引のあるメーカーや問屋さんでもそのような認識であろう。

  要は、業界内外を問わず現場は格下という認識。

しかし、最近そのような常識が崩れてきたような気がする。

  メーカーが現場へ直にコンタクトを取るようになってきた。
  業界紙が積極的に現場の店長等の活躍を描くようになった。
  企業自体も店舗従業員の仕事の壁を取り除く目線になった。

もっと現場の目線に立って、一人一人が現場で活躍するために、そこに立ちはだかる壁を取り除くことに主眼を置くようになってきたのである。

  現場力を高め競争に勝てる組織を目指すようになった。

以前からそのような目線があったのかもしれないが、最近はとみにそのような視点を内外に強調してきているような気はする。

  現場に陽の目を当てようとする姿勢。

その姿勢が最近とみに強調されてきているように思えるのは嬉しい限りだ。
以前から何度もこのブログでも記してきたと思うが、仕入れと販売はもともと一人の人間が行なっていたものだ。

  今でも個人商店では仕入れと販売は一人であろう。

それがチェーンストアとして役割を分担するようになってから、バイヤーという役割ができたのである。

  バイヤー = 買い付け人。

読んで字の如しだが、バイヤーは買い付け人であってはならないと私は思う。

  あくまでも売りために買うのがバイヤー。

売るために、買う。

  バイイングと何が違うのか?。

買い付け人は、いかに条件良く仕入れるかが最大の目的となる。

  お店で売れるかどうかよりも仕入れ条件を優先する。

更には、自分に寄ってくるメーカーと仲良くなる。
徐々にお店で売れるかどうかという視点から遠ざかっていく。

  知らず知らずにそうなっていくのである。

だから、そこにバイヤーと現場を取り持つスーパーバイザーという役割が大切になっていくのである。

  私はこれからはスーパーバイザーの時代だと思っている。

色々な意味でスーパーバイザーが決定権を担う時代が到来すると思っているのだ。

  しかしその前に現場が自立しなければならない。

それは、個店個店で商売の取り巻く環境が異なる中、如何にバイヤーと現場が一体となって競争力のある売場を実現出来るかがポイントとなる。

そういう意味で、現場に陽の目を見させるような施策は今後非常に重要となっていく。

  それが現場の自立を促していくだろうから。

先日、企業グループの機関紙を見ていたら、ある企業の店長にスポットライトを当てた記事を載せていた。

  今後、各企業の店長の存在価値を取り上げていくようだ。

これなどは非常に良い企画である。

  店長ほど千差万別のマネジメントも無い。

それは、ブラックボックスといってもいいほどの見えない世界が店長のマネジメントであるからだ。

  そこにスポットライトを当てる。

難しいが読み応えのある記事が特集されることになるだろう。




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コメント

hataboさん、コメントありがとうございます。
チェーンストアとしての一番の要はその役割分担の中での一体化だろうと思っています。
商品を軸にマネジメントするバイヤーと人間を軸にマネジメントする店長。
ある意味、この業界において両方に強くなることが理想の姿でしょうか。

投稿: てっちゃん | 2017年8月 3日 (木) 08時43分

バイヤーの商品への想いが現場に伝わり、共有することで爆発的な異常値が作れるんでしょうね。
これがちぐはぐだと、現場はバイヤー、バイヤーは現場に責任を押し付けてしまいがちではないでしょうか。
店長はそのバランスを唯一保つための権限と責任があると思います。
店長が一番大変だと思いますが一番楽しい仕事だと思います(笑)

投稿: hatabo | 2017年8月 2日 (水) 08時57分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
dadamaさんの存在価値は、スーパーバイザー的なバイヤーという存在。
バイイングだけではなく、商品を通して店長や主任へのアドバイスをして如何に魅力ある売場を共に目指すか。
大きな調整役であり現場を活かせる存在として期待しております(笑)。

投稿: てっちゃん | 2017年8月 2日 (水) 07時17分

先日も記しましたが本部集中化によって一時的には粗利益が拡大したものの段々と効果が薄れて行く要因もその様な所にあるのでしょうね。マスメリットを活かした価格優位性は利益の根源として大切であることは間違いないですが利益を稼ぐのは店舗である事実。ですから店舗の長である店長は店舗最大利益化の為に全力を尽くさねばならない。本部は店舗の要望をサポートしていく。そのような背景から今の私の職務が出来たと思います。店舗御用聞きバイヤー(笑)。店舗一筋に生きてきた現場バカの経験を活かして店舗の痒い所に手が届くバイヤー目指したいですね。

投稿: dadama | 2017年8月 2日 (水) 07時06分

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