腹痛
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
お盆商戦前。
謎の腹痛に襲われた。
腹痛とは言っても、胃や腸の痛みではなく、痛烈な下痢である。
“胃腸炎か?”
まずは、そう疑った。
以前の胃腸炎が蘇った。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/post-d466.html
しかし、胃腸炎の季節でもなければ嘔吐も無い。
あるのは強烈な下痢のみ。
暑い日中に、28度の冷房の休憩所の一室で机に座って仕事をしていた時のこと。
急にお腹が痛くなってきた。
お腹が冷えたような症状であり、冷房を切れば元に戻るだろうと思って、冷房を切ったがそれ以降も腹痛は収まらなかかった。
その後、店舗でトイレに2回。
早番通しから帰って家で2回。
翌日の朝も2回ほどトイレに行って、ほとんどすべての水分が体外に出てしまったと思われるほどの下痢が続いた。
“どうしたんだ?”
そう思っていたら、女房が私に言った。
「◯◯も吐いたのよ」
◯◯とは息子のこと。
息子も私と同様に、昨日の同じ時間帯から体調を崩し、同様に今現在も下痢が続いていたとのこと。
逆に、二人で同様の症状を同時刻から発症していたことで、事の原因がつかめやすくなったのかもしれない。
二人で何か悪いものでも食べたか。
息子と同じ食事だったのは、前日の夜に食べたネギトロ丼。
女房は刺身が苦手だから食べなかったが、息子と同じ食事はこの丼だけであった。
食中毒。
感染型の食中毒でも色々なタイプがある。
潜伏期間が2日〜10日と長いタイプもある。
同じ食事をしても、その中も何が原因かという選定は難しい。
しかし、症状は間違いなく食中毒の症状であろう。
とにかく、水分を吐き出した後の体のだるさは最悪。
その日一日はほとんど寝て過ごした。
女房も色々と病院を当たってくれたが、結論は出すものも出なくなった段階であるから、安静にしているのが一番良いという結論に達した。
ようやく夕方になってから食欲も出てきた。
そして、オナラも出るようになってから、体調が回復に向かっているという実感が湧いてきた。
返す返すもお盆商戦真っ只中で良かった(笑)。
しかし、一度壊した胃腸は簡単には戻らない。
食欲は湧くのだが胃腸が正常に機能しない。
少しずつ少しずつ食事をして、少しずつ胃腸で消化して体の内部を浄化していくしかない。
とはいえ、正常に戻りつつある体調になるまでの長いこと長いこと。
永遠にこの気だるさが続くのではないか。
そんな不安が、人間を襲ってくる。
これは、健康体では決して感じない感覚であろう。
健康なる精神は健全なる身体に宿る。
このようなことわざは、不健康になってみないとわからないことである。
大病、浪人、投獄。
この三つの経験によって、人間の軸がしっかり確立されると言った方がいた。
いずれも人間の究極の瀬戸際。
後のない背景を背負って初めて人間は自分を見つめる。
決して、そんな心境にはなれなかったが、回復することによって、生への感謝というものが湧いてきたのは確かである。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
日頃のアルコール消毒。
なんの根拠も無いのでしょうが納得性は高いですね(笑)。
日々の消毒の出来ない私は食事療法で対応していきたいところです。
投稿: てっちゃん | 2017年8月15日 (火) 20時23分
てつろうさんさん、コメントありがとうございます。
何年振りでしょうか(笑)。
あれから7〜8年程経過するのではないでしょうか。
ウィルス系の原因だと匂いや味や色で判別できないだけにある意味怖さがありますね。とにかく数日で復活できてよかったです。
投稿: てっちゃん | 2017年8月15日 (火) 20時17分
仮に食中毒だとすると体調が不調であったかかなりの毒素が潜んでいたのでしょうね。幸いにも私は食中毒の経験は未だありません。日頃のアルコール消毒の賜物と信じております(笑)。
投稿: dadama | 2017年8月15日 (火) 18時15分
お久しぶりです。お会いしてから何年経ちましたかね。下痢はお盆前にこちらでもけっこうな人がなり大変でした。わたしも軽い下痢に悩まされて原因は生物と薄着のところへエアコンと完全に悪いパターンです。それではまた。
投稿: てつろう | 2017年8月15日 (火) 13時09分