情報という鮮度
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
鮮度。
情報にも鮮度がある。
何も販売している商品だけではなく、我々が常に接している情報という分野でも鮮度は重要である。
特に、発信する際の鮮度が大切だ。
何気なく色々な情報を受けているが、その中でもタイムリーな情報を得た時の感動はひとしおである。
そのことによって販売力を高められた。
そんな経験は多いだろう。
販売力だけなく、人事政策や教育政策、更には競合店情報等、周囲を取り巻く情報は色々な分野で飛び交っている。
逆に、情報を発信する場合はどうか。
日報としての日々の情報発信。
月末の棚卸しからの業績報告。
業績改善への取り組みの報告。
競合店動向の一早いキャッチ。
現場からの情報発信の場面も多々あろう。
その場合に注意したいこと。
この情報は受け手にとって鮮度はいいか。
誰よりもいち早くキャッチできた情報か。
誰よりも早く同じ取組みの検証の報告か。
結果からいち早く手を打った検証結果か。
発信する側の鮮度は発信者の感度である。
感度のいい担当者は、常に鮮度の良い情報を発信してくる。
今の課題に対してこんなことをやっています。
昨日の結果から今日はこのように変えました。
日々の結果という情報を受けて、仮説を立て新たな行動を起こした。
結果は出ていないが行動を起こしたという情報。
これも鮮度の良い情報のやり取りである。
何れにしても行動を起こさなければ情報は発信できない。
情報の鮮度を追求すれば、スピードある行動が必然となる。
鮮度の良い情報を発信するという感度。
この感度を持つかどうかで、情報に対しても敏感になり、その感度から新たな仮説の立案とタイムリーな行動が導き出され、新たな結果を生む。
その結果検証が鮮度の良い情報となり発信される。
そう考えると、鮮度の良い情報発信とは鮮度の良い情報を敏感にキャッチする能力と裏表の関係でもある。
鮮度の良い情報を常に発信するという意思。
このことが、普段の仕事へのスピードを変え、問題意識を持って日々の仕事への関わりを変え、結果を変えるから鮮度の良い有効な情報を発信できることになる。
情報発信が仕事観を変える。
自分が発信した情報によって、他者や組織を変えていく。
そんなスタンスを持ちたいものである。
| 固定リンク
「店長の仕事」カテゴリの記事
- 引き出しの中身(2022.08.15)
- CEO兼店長(2022.08.10)
- 報告書の作成(2022.07.05)
- 自店を正しく理解する(2022.07.29)
- お盆商戦を考察する(2022.07.28)
コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
どうせ発信するなら、そこまで影響力のあるインフルエンサー的な情報に仕上げたいものですね。自分への戒めでもあります(笑)。
投稿: てっちゃん | 2017年8月31日 (木) 22時48分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
売場でのいいコトPOPはお客様に感動を与える。そしてそれは結局鮮度の良いコトPOPだったのだろうと思うのです。
同様に、上司に対してや部下に対して感動を与える情報を提供できたのだろうかと自問自答することが大切なのではないでしょうか。
自分の情報で上司や部下が行動を起こし、企業としての結果が変わっていくこと。そこまで考慮した情報を発信したいものですね。
投稿: てっちゃん | 2017年8月31日 (木) 22時44分
身につまされる思いです。(笑)鮮度の良い情報の発信、心掛けます。
投稿: かわらい | 2017年8月31日 (木) 22時29分
情報の発信には覚悟も必要ですね。発信する以上受信側への責任もありますから。相手に意図を理解してもらえる情報の発信に心掛けたいですね。共感して行動するのは現場ですから。
投稿: dadama | 2017年8月31日 (木) 22時06分