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2017年7月26日 (水)

墓参り2017

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


毎年夏の恒例行事。

  故郷への墓参り。

もうすでに実家も無く、故郷にはお墓があるのみ。

  毎年この時期に行く墓参り。

更に、その前のご先祖様の故郷である新潟のお墓へも草むしり方々墓参りに行く。

それがこの時期の恒例行事となっている。

  走行距離700キロを超えるロングドライブ。

早朝5時に出発して、帰宅は毎回午後8時。
その半分の時間がクルマの運転となるが、この時期に一番嫌なのが雨である。

従来であれば、7月の前半から半ばあたりに設定していたので、梅雨空の中の運転が多かったが、今回は梅雨明けの日程だったため、雨の心配はなさそうだとたかをくくっていた。

  しかし当日は福島も新潟も一日中雨。

同じ日本海の秋田では豪雨による被害も報告されたほどの梅雨空(北陸は梅雨明け前)であった。

  「今日は流石に降られるかな(笑)。」

そんな会話を出がけに女房と話した。
以前にもブログで記載したが、墓参りに行くと必ずそこだけは晴れるのである。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/2014-ea37.html

  “ご先祖様に守られている”

しかし、流石にこれだけ天気予報が「雨」一色となると、今回ばかりは無理だろうと諦めていた。

  案の定、栃木県内は小雨が降り続いた。

今日は、東北南部と日本海側が特に激しい雨のようだ。

  “まぁ〜、なるようになるさ(笑)”

高速を降りてまずは福島の実家近くのお墓。
お墓に近づくにつれて雨も小降りに変わったきた。

  掃除を始めた途端に雨が止んだ。

本当に、ご先祖様に感謝である。

  そして向かった新潟。

途中の猪苗代や会津若松付近は雨も少なかったが、津川を越してからの新潟県に入ってからは豪雨である。

  “流石にこっちは手強いな(笑)”

流石に、諦めた。

高速を降りても本降りの雨は続く。
途中で、お墓参り用品で不足したものを通りすがりのスーパーで購入して約12時頃にお墓に着いた。

  雨が止んでいた。

しかも清々しい浜風が吹いてくれている。

  奇跡だろうか。

草を刈って、暮石を拭いて、感謝した。
そして、近くに海水浴場があるので、そこで海を見て浜風に当たった。

  本当に心地よい風である。

この心地よさは、海に来なければ味わえない心地よさである。
私の実家も私の現在の住まいも内陸である。

  この時期のジメジメ感は半端ではない。

つくづく思うのは気候の違いによる暮らし。

  海沿いと山での気候の違い。
  雪国と南国での気候の違い。
  高原と盆地での気候の違い。

一日に700キロも走破すると、その違いが体感できる。
そんなことを思いながら、その後いつものガラス美術館で昼食。

  これは、女房の毎年の自分へのご褒美らしい(笑)。

それが、午後2時頃だろうか。

  再び土砂降りになってきた。

ここでもご先祖様が守ってくれたのである。

  毎年のことではあるが、不思議な世界である。

改めて、感謝という言葉の意味に気づいたのである。






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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
そう言えば、神戸の今日の天候は如何に(笑)。

投稿: てっちゃん | 2017年8月 1日 (火) 23時40分

私はたかだか数十キロでお墓に着くのでそれはそれで恵まれてますね。まだ数回の親父の墓参りの時はてっちゃんとは真逆で雨ばかり。(笑)

投稿: かわらい | 2017年8月 1日 (火) 07時03分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
やはり人間は生まれ育った地へ戻りたいとう願望が潜んでいるのでしょうか(笑)。
毎年一回しか行かない新潟も第二の故郷のような気がしてきました。

投稿: てっちゃん | 2017年7月27日 (木) 09時48分

私も今年から600キロの墓参りが始まります。
でも、大変というより「戻れる」嬉しさの方が大きいでしょうか。里帰り、動物の持つ帰省本能かも知れませんね。蛇足ですが極悪三昧が先祖の逆鱗に触れたのか先日の土用丑は豪雨に泣かされました(笑)。二の丑に向けて精進します(笑)。

投稿: dadama | 2017年7月26日 (水) 07時51分

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