一周年を前に
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしているてっちゃんです。
当店は昨年の7月2日に開店した。
約一周年が経過する。
先日、当社と取り組む企画会社の方が来店して、一周年イベントの打ち合わせを行った。
“あれからもう一年かぁ〜”
思えば、昨年の6月23日は何をやっていただろうか。
黒革の手帳をめくってみた。
というより、パソコンのカレンダーをチェックした。
スケジュールはほとんどの場合パソコンに入れ込んでいるからだ。
6月21日 〜 採用面接。
6月22日 〜 保健所立ち入り検査。
6月23日 〜 備品納品、採用面接。
6月24日 〜 サッカー台設置。
6月25日 〜 全体研修会、商品入荷。
この周辺の昨年のスケジュールである。
慌ただしさが伝わってくるようだ(笑)。
未だにしつこく採用を続けていたんだと思うと、胸が締め付けられるようだ。
人材的にはある程度安心できる人員にはなっていたが、最後の最後まで粘り強く人材だけは求めようと思っていたのがわかる。
おかげでこの時期に採用した優秀な人材も活躍している。
そして商品入荷が始まってきた。
いよいよ売場に商品という血液が注入される時。
店舗という建物が、物体から商品という血液を注入され生物として息を吹き込まれる瞬間である。
この瞬間から商品の鮮度や賞味期限がついてまわることになる。
単なる居住スペースから商品という鮮度を保った商品を回転させ続ける店舗としての使命を注入されることになる。
そこから劇的に店内の景色が一変する。
そんな瞬間が昨年の今頃であった。
競合店は改装の為休業に入る。
当店が開店する前日に改装オープンした競合店もあった。
更には、当店が開店してから数日後から改装の為休業した競合店もあった。
まさに当店を中心に地域のスーパーが一気に回り始めた時。
あれから一年。
今後は昨年実績との戦いに移る。
とは言っても、上述のように改装にて休業していた競合店が開店するまでは、本当の昨年実績との比較は出来ない。
実績が突きつけられるのは7月後半から。
その後に、昨年の12月のまた新たな競合店が開店するのだが、とりあえずは7月の後半からが本当の昨年実績との戦いにステージが移っていくことになる。
言い訳は出来ない。
昨年実績という厳然たる事実を前にして、言い訳はない。
問われるのは、数値で示す企画力と行動力だけである。
そして、一年を共にしてきた地域の従業員である。
彼ら彼女らの成長だけが業績の支え。
彼らを信じるのみ。
その成長分だけが、昨年実績の上乗せになる業績として乗っかってくるだろう。
来月の予測を立てながら想うのであった。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
マニュアルの徹底度合いが進めば進むほど、マニュアルに頼る現場が出来上がってしまうもの。だから逆に現場のリーダーは強力なリーダーシップを発揮して現場で物事を考える姿勢を示さなければならないと感じています。
それにしても一年は早いものですね(笑)。
投稿: てっちゃん | 2017年6月23日 (金) 10時34分
もう一年ですか。早い物ですね(笑)。店長職も個人的には経験とか場数が大切であると思うのです。会社的はリスクと捉えてますが(笑)。システム化とか標準化に長けてるてっちゃんのお店でさえ企画力と行動力が求められるのですからチェーンオペレーション=マニュアルの徹底=個性の否定では中々成長モデルが描けない現実があるのでしょうか。マニュアルと個店最適。マニュアルやルールの徹底を基本にやはり柔軟な店長の行動力が店舗の成長には不可欠なんだど感じます。現場が硬直化・無機質にならないためにも。
投稿: dadama | 2017年6月23日 (金) 09時47分