その後の毎朝爽快
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日記した「毎朝爽快」。
ポイント加算が本日で終了。
前回の記事の追加として、新たに50ケース追加したことを記事に記載した。
その後どうなったか。
追加後の売れ行きに今後の消化が不安になり、同様に売り込んでいる店長に電話して20ケースほど引き取ってもらった経緯がある。
“最後まで責任を持って売り切れよ!”
そんな叱咤が飛んできそうな気配ではある(笑)。
その後研修会に出張していたため、商品の動向に関しては見ることが出来なかったが、昨日副店長に確認したところ、ケース売りの残が残り3ケース、バラで50本とのこと。
今日を残して品切れしてしまうな。
再びバイヤーへ追加発注をかける羽目になってしまった。
ポイント加算に期限が近づくにつれて加速度的に売れていく。
更に、この商品の効果を体感したお客様が、その効果を納得して、この期限を有効に活かして買いだめをする傾向が強まったのだろう。
何れにしても、商品の効能とそれを体得したお客様のポイント還元の期限と連動して買いだめに繋がったのである。
何れにしても、この商品はリピーターが全て。
商品の効能に魅力を感じて、毎日、毎朝の爽快感を維持継続していきたいお客様がリピーターになっていただくことが最終的な目的である。
期間中の単品量販だけが目的ではない。
その後、何人のお客様が、この商品のファンとしてリピーターとして残ってくれるかが最大のポイントである。
先月まではたった一人のお客様が購買者。
それがこの商品の買われ方だった。
一人のお客様が週2回のペースで3本づつの購入。
他店も同様のデータが残っていた。
この商品のファンのお客様がリピーターとして定期的に購入されていた経緯。
だから、商品をどれだけ売り込んだかという評価ではなく、この単品を何人のお客様が購入したかが重要なのである。
そして今後の課題は何人の方がリピーターとして残るのか。
10人のファンが継続購買してくれるだけで、一週間で70本の販売数量が確保できる計算となる。
たった10人?。
そう、たった10人で週販70本。
今月で約900本の販売。
10人のお客様が毎日継続して飲んでいただけるだけで、月間300本の販売。
定番だけで今回の三分の一だけの減少で収まるのである。
非常に高いリピート率。
それでも、今回の販売活動を通じて、10人のお客様がリピーターとして残ってくれるという感触はある。
ただし、当面は買いだめによる買い控えはあるだろう。
しかし、これを機に健康という切り口での飲料をコーナー化していきたいと思っている。
そのコーナーにこの商品も残していく。
その他に、ここ最近での手応えのある健康飲料は残して集中展開してみたらどうなのだろうか。
7月からはそんなテーマを持って見続けて行く。
そんな予定で急に露出が定番だけに戻すには勿体無い。
健康は維持継続してリピーターを如何に育成するか。
新たな課題を背負って明日からの商売を楽しんでいきたいものである。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
今回の量販の成功は何と言ってもメーカーさんの支援のおかげだと思っております。
販売側の思惑と手法だけではここまで伸びなかったし、私自身の商品に対する視点も大きく変わりました。
一番の仕組み化は仕入れ担当者が販売担当者でもある関係ですが、せめて仕入れ担当者と販売担当者との密な商品説明を持つ必要はありますね。
投稿: てっちゃん | 2017年6月30日 (金) 23時21分
リピート率はあてにされる商品ですから欠品は許されない。コト訴求による単品量販でファンを増やしリピート率を上げる。結果あてににされる商品が増え買い上げ点数=客単価も上がり差別化も進む。この繰り返しが価格軸で戦う事なく店を強くするのだと思います。
投稿: dadama | 2017年6月30日 (金) 20時47分