今年の夏
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
6月〜8月の長期天気予報が出た。
今年も猛暑の様相。
特に、6月と8月が熱くなりそうだ。
個人的には7月25日から一週間前から猛暑になって欲しい。
なぜか?。
土用丑の日が7月25日だから(笑)。
よって、それ以前に梅雨が明け、7月20日ごろからは毎日猛暑日を行ったり来たりになってくれるのが最高なのだが。
まぁ、梅雨が明けたらそれに近い状況にはなるだろう。
問題は、6月の暑さである。
特に、前半の暑さは厳しいらしい。
6月前半といえば今である。
今から梅雨入り前までの期間は相当に暑いらしい。
思えば、5月から猛暑日を記録していた。
いくらなんでも、5月から30度を超える日が何日もあるなんておかしい。
これが、毎年の恒例となれば、我々の気温に対する概念を変えていかねばならない。
思えば、残暑が厳しいから9月の運動会が5月に移動した。
このままで行けば、5月の運動会もいずれ熱中症で避けられるだろう。
運動会が4月や11月。
いずれそうなる時代が来るのだろうか。
しかし、朝晩はまだまだ過ごしやすい時期ではある。
それが唯一の救いではあろうか。
猛暑という事前情報。
そのような情報はお客様も我々にもありがたい。
徹底した涼味商材のダイナミックな展開が可能。
日本には四季があり季節が明確に巡って来る。
そして、暑い時には熱く、寒い時には寒いから消費が拡大するのだ。
そういう意味では、猛暑であり寒冬であることは我々スーパー関係者にとっては望ましいことである。
先述したがうなぎの伸張他が期待できる。
日本の食文化が掘り起こされるから、52週を重点的に実施している企業は思う存分に力を発揮できるだろう。
そう考えると、6月突入とともに、盛夏材料を全面的に打ち出して正解だろうか。
果実もスイカを全面的に押し出したり。
野菜は薬味材料を徹底して関連展開したり。
鮮魚は前述のうなぎでアニサキス対策(笑)。
惣菜も枝豆や焼鳥そして冷惣菜の拡大。
そういう発想で言えば、インストアベーカリーのバイヤーや担当者は表情が曇るだろう。
しかし、ベーカリーもチャンスの在りどころは存在する。
サンドイッチの拡大。
“とは言ってもてっちゃん、冷蔵ケースは固定だから”
そんな悲鳴が聞こえてきそうである。
冷蔵ケースを移動してレイアウト変更してみるのも夏場の対応ではないだろうか。
“売場は固定”
それではあまりにも柔軟性が無いではないか。
インストアベーカリーほど自由に組み替えるべき。
それは、トングを持ったお客様が客動線を闊歩して最終的にレジに並ぶ。
その客動線を自由に部門内で組み替えることができるのは、独自のレジを持つインストアベーカリーの強みと言える。
その強みを如何に活用するか。
そう思うと、猛暑という条件は我々にとっては大きなチャンスが転がっていることが分かるであろう。
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コメント
かわらいさんコメントありがとうございます。
梅雨なのに梅雨らしくない、5月なのに30度を超える暑さ。やはり天候が過激になって来ているようですね。
来週は全国的に30度を超える真夏日が続くようです。
投稿: てっちゃん | 2017年6月30日 (金) 06時23分
予想に反してなかなか気温が上がらない6月でしたね。この時期の果実も入荷の遅れなどで夏物商材は厳しい実績でしたね。
投稿: かわらい | 2017年6月29日 (木) 20時36分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
ビールと言えば値上げ。
5月末はあまり話題にもならずに6月からの値上げ。
かってはあれほどメディアで話題にした値上げ前の買いだめ喚起が今回はほとんどなく過ぎ去った。
かなりの違和感がありましたね。
投稿: てっちゃん | 2017年6月 2日 (金) 07時14分
異常気象がもはや当たり前になってきましたね。猛暑もですが5月は降雨もかなり少なかったようなので空梅雨に終われば水の心配も出てきますね。猛暑=ビールと閃くのは私だけでしょうか(笑)。
投稿: dadama | 2017年6月 2日 (金) 06時55分