カールの販売終了
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
カールが販売終了になるらしい。
先日のニュース報道。
発売されたのが、1968年。
私が小学校低学年の頃である。
だから、スーパーやコンビニの下段で堂々と陳列されている姿はあまりにもありふれた光景。
三橋美智也さんのCMソングもあまりにも有名。
あの、なんとも言えない田舎の風景を思い起こさせるのどかなメロディーは耳に焼き付いて離れない雰囲気を醸し出している。
そのカールが東日本では販売数量となるらしい。
なぜ、西日本だけなのか?。
それは、販売数量の格差らしい。
ネットである情報を見たら、やはり西日本と東日本での地域差は顕著に出ているようだ。
関東地方はそれなりに売れているが、九州と北海道の差や、四国と東北の差を比較すると相当の格差があるという。
なぜ、そんなに数量格差があるのだろうか?。
一説には、カールの味付けが西日本に合っていたということのようだがどうなのだろうか。
であれば、どん兵衛のように東日本と西日本で味付けを変えればいい。
そして東西対決(笑)。
最近では、東西での違いを打ち出す企画が増えてきたから、逆に味付けを変えてそれを強みにしている商品も出てきている。
しかし、個人的には慣れの問題もあろうが、カールの葉にこびりつく素材感は気にはなっていた。
「食後は歯磨きをしなければ」
スナック菓子は一様にそのような感覚を抱くものだが、カールの場合はそのもさもさ感は飛び抜けて高い。
それにしても、50年も販売され続けてきたお菓子が消えるのは寂しいものだ。
あって当たり前。
スーパーや小売の店舗に品揃えされていて当たり前の商品。
それが、販売数量の減少という理由で発売が中止となる。
時代の流れを感じてしまう話題である。
最近では、昨年の大雨による北海道のジャガイモ不足によるポテトチップスの製造中止があった。
お菓子業界に何が起こっているのだろうか。
ポテトチップスの製造停止とは言え、別の新商品は続々と発売されている。
“本当に原料不足なのだろうか”
失礼ではあるが、そう疑ってしまいたくなる状況である。
以前は製造が追いつかなくて停止。
そんな状況が飲料メーカーで起こっていた。
そしてそれも商売のチャンス。
そう捉えるか否か。
そこに企業色が出るのも事実。
変化に対応するのか基本を大切にするのか。
カールの販売停止から見える企業色の違いも追って見たいものだ。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
やはり東北関東方面はポテトが主体なのでしょうか。思えば原料不足でポテトに集中したおかげでカール需要がますます減退したのも影響しているのでしょうか。
投稿: てっちゃん | 2017年6月30日 (金) 06時26分
報道後すぐに実績を調べてみたら、ビックリするほど下位に甘んじてました。思ったより売れなくなっていたんですね。
投稿: かわらい | 2017年6月29日 (木) 20時58分
dadamaさん、今回ばかりは明治も相当絞ったエリア設定をしているようですね。
投稿: てっちゃん | 2017年6月 3日 (土) 21時15分
ニャゴヤはアウトですね・・・センターが滋賀にあるあの会社は差別化で定番を残すかも(笑)
投稿: dadama | 2017年6月 3日 (土) 16時28分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
尾張ニャゴヤは継続販売されるのでしょうか。
微妙な位置関係のようですね(笑)。
投稿: てっちゃん | 2017年6月 3日 (土) 10時03分
私も個人的には昔から馴染みの味でしたが家庭ではカルビー勢が圧倒的に強かったですね(笑)。メーカー販促の強弱もあるのかも知れません。話題となったとたん店頭から消え去り、今はポテチ同様プレミア菓子となってしまいましたね(笑)。
投稿: dadama | 2017年6月 3日 (土) 09時41分