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2017年6月 1日 (木)

アルバイトの応募

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ここ数週間ほど、アルバイトの応募が続いた。

  「女子高生の応募」

なぜ、この時期に?。

  一つは、生活の見通しがついたからだろう。

入学当初は、時間割もわからず、自分が所属する部活動の活動状況も見えない。

  アルバイトをする時間等の見通しが立てられない。

しかし、ゴールデンィークも過ぎ、自分の学校での生活スタイルが見えてきたのが一番の要因か。

当然、そのような環境が見えてきたのは高校1年生である。

  自分の将来を見据えて収入を得ておきたい。

「稼いだお金はどうする?。」

  「将来の学費に。」
  「ここでの学費に。」
  「親に負担をかけたくないから。」

学校生活の中でのコスト意識が芽生え、また将来自分が進学する見通しも立ち、親との相談の上でアルバイトをすることを決めた。

  素晴らしいことである。

以前から何度もアルバイトに関しての記事は書いてきたが、概ね、このうような場合には極力採用することにしている。

  本人の将来に役立てられればいい。

長い人生の一時を自社で働く経験。
更には地元の企業で働く経験。

  それは必ず自分の生き方を見出してくれる。

だから、ここでその経験を積ませて、ここでの思い出を胸に新たな門出に遭遇して欲しいという願いである。

  今回は3人の女子高生と面接した。

いずれもしっかりと自分のこと、親のこと、そして人生のことを考えてのアルバイト希望である。

  だから部門にはあまりこだわらない。

「どこでも興味があります。」
「なんでもやれます。」

  嬉しい言葉が並ぶ。

「将来、何になりたい?。」

  「看護師になりたいです。」
  「通訳になりたいです。」
  「美容関係で働きたいです。」

それぞれの希望があり、そのためにこのお店で働く。
その延長線上に、接客やコミュニケーションが付いて回る。

  更に、接客や人と接することが学べる。

という付帯事項も嬉しいではないか。
  
  彼女らを採用すると、計6名の女子高生が働くことになる。

どの子も自分の夢を持って働いてくれている。
以前採用した、中途退学した男子アルバイトも未だ健在で生鮮部門で働いてくれている。

  「もう一度出直してこい。」

そう言って、追い返した男子アルバイト生も、今では午後からの主力メンバーになりつつある。

  自分の存在価値。

自分が期待される存在として、このお店で貢献している。

  そんな自信を得て欲しいものである。






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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
やはりゴールデンウィーク過ぎからの本格的な時期なのでしょうね。
5月と9月を全社的な採用キャンペーン期間として企業ぐるみで色々な取り組みをすれば少しは採用が進むと思うのですが。

投稿: てっちゃん | 2017年6月30日 (金) 06時20分

有望な新人が揃って羨ましい限りです!当社でも6月も下旬になってやっと応募が来ているようです。

投稿: かわらい | 2017年6月29日 (木) 20時28分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
挨拶の大切さをしっかり学ばせたいですね。基本的にはそこだけかな(笑)。

投稿: てっちゃん | 2017年6月 1日 (木) 23時14分

ご縁があって一緒に働く訳ですからお店ではてっちゃんが親代わり。6人の女子高生の親父とは羨ましいですね(笑)。
卒業証書を渡すまで社会勉強をしっかりして成長してほしいですね。

投稿: dadama | 2017年6月 1日 (木) 18時39分

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