夏至
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
今日は夏至。
一年で一番昼が長い日。
とは言っても、それが商売に結びつくことは少ない。
冬至は商売に直結するのだが。
冬至は柚子湯に入り、「ん」のつく食材を食べる風習がある。
なぜか?。
それは、日の一番短い日を基準として、「一陽来復」の日として昔から特別の日として捉えられていたからだという。
冬至を基準として運気が上がっていく日。
そんな上昇気運を授かる特別の日として祝ったのかもしれない。
逆に夏至は運気下降のスタートの位置づけか(笑)。
そう考えると、夏至から日が短くなっていく。
日は短くなるが、気温は8月頭に向けて上昇し続けていく。
そのギャップが、夏至をして日が一番長い日ではあるが、いまひとつピンとこない二十四節気ではある。
そういう意味で、夏至に関してはあまり舞い上がらないようにしていたのかもしれない。
せいぜい言えば、半夏生ぐらいか。
半夏生とは、主に関西地方での習わしであるが、田植えや農作業の一つの区切りとして、稲がタコ足のように大地にしっかり根付くことを祈って神様に捧げ、そして食したところかは始まったとのことだ。
そのたこですら相場高で高値の花となってしまった。
半夏生も一応鮮魚部門のイベントではあるが、それとて従来からの取り組みのお陰で高い売上のハードルが重なる。
唯一の期待は日曜日。
だから、早い段階からの半夏生アピールでタコがある程度爆発する期待は持ちたいものだ。
夏至と言えば梅雨。
そう、この時期はもっと梅雨らしい天候で、ジメジメしていて、そこで酢だこや酢の物が好まれる時期にならなくてはいけない。
梅雨時期の酢の物。
らっきょうや梅がこの時期に需要が高まるのはご存知の通り。
果実酒関連でらっきょうを展開すると売れる。
そんな関連がこの時期には喜ばれるのだろう。
よって、タコ類も酢の物提案は必須であろう。
大地に根を張って力強く生きる。
この平和な世の中にあって、大地に根を張って力強く生きるという願いがどこまで承認されるかはわからないが、このような言われを大切にして、それが心に響いた人たちには徹底して提案していきたいものである。
| 固定リンク
« 休憩スペースの充実 | トップページ | 父の日商戦 »
コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
夏至と梅雨が重なっていて、気温的にもまだまだ暑さのピーク前というのが一番のギャップでしょうか。
何れにしても本格的な暑さは8月初旬まで続きますからね。
投稿: てっちゃん | 2017年6月21日 (水) 10時31分
夏至は冬至に比べて日の長さが実感しにくいように思います。夏至を過ぎても日没時間は遅くなるのと梅雨時期で曇天が多いからかも知れませんね。4時頃から働いてる市場関係者は実感されてるでしょうか(笑)。
投稿: dadama | 2017年6月21日 (水) 08時08分