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2017年6月20日 (火)

休憩スペースの充実

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


各企業のリニューアルが急ピッチで進められている。

  新店の出店よりも既存店の改装。

優先順位は出店よりも既存店の改装に向けられている昨今の各社の取り組み。

  既存店の集客力を底支えする。

新規顧客の獲得よりも、一度掴んだお客様を絶対に逃さない。
人口減の時代にはコストパフォーマンスの高い施策ではあろう。
そして、一様に力を入れているのが、休憩スペースの充実。

  スペース拡大は勿論、施設の充実。

これが図られている休憩スペースが一般化している。

  机や椅子の質の向上。
  電源とWi-Fiの設置。
  惣菜・ベーカリーとの連動。
  煎れ立てコーヒーの販売。

このような休憩スペースの充実により、女性や子供のお客様だけでなく、最近では男性客が数多く休憩スペースを活用している。

  特に高齢の男性客が意外に多い。

将来的には、ここが地域のコミュニティセンター的に変遷していくのだろうか。

  このようなスペースがあると滞在時間が長くなる。

ここがまさに休憩スペースの存在価値ではなかろうか。
特に食品スーパーの滞在時間は30分以内が相場だろうか。
これが中小スーパーだと15分程度。

  この時間を如何に長くできるか。

スーパーでの滞在時間が長くなるということは、確率的に客単価が高まる方向に進むだろう。

  客数が伸びない時代の売上対策。

従来は客数を如何に拡大させるかを最大の目標としてきたが、どうしてもそれには限界がある。

  客単価を上げる施策の方がコストパフォーマンス的に有効。

そう考えると、客単価を上げる施策の引き出しをどう付け加えていくか。
その積み重ねが、客単価で300円〜500円の差になって現れてくるのである。

私も新店準備室の時は、競合店をMR後にそのお店の休憩スペースで競合対策をまとめたものだ。

  居心地が最高なのである。

もし、こんなところで飲酒も容認されたら、最高の居場所になるだろう(笑)。
それだけ、従来の休憩スペースとは雲泥の差で良くなっているのだ。

  休憩スペースが広くで充実している。

それだけで、安心して買い物に行きたいと思わせる要素が高まっているのではないだろうか。

ここで休憩する目的は、昼食やおやつの飲食+パソコン作業+充電等。
電源を無料解放することが是か否かは問われるところだが、それでも電源まで解放されているという安心感は無限のものである。

さらに、私の住む街では、この夏に避暑地として街のスーパーの休憩スペースでの休憩を推進する運動が図られている。

  それも休憩スペースの充実が実現実現されているからだろう。

街も勧めるスーパーでの休憩スペースの充実度。
店舗での惣菜やデリカ部門の進化が、このような休憩スペースの充実を促し、より滞在時間のながさに繋がり、客単価を上げていく。

  これも人口減の時代の新たな施策であろう。






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コメント

kiyoさん、コメントありがとうございます。
よくよく考えてみれば、コンビニやスーパーのイートインで食事をすれば家でのゴミも出ない。
そこで電源もあればちょっとした作業もできる。嬉しい存在ですね。

投稿: てっちゃん | 2017年6月22日 (木) 13時13分

大阪で単身赴任していた時、CVSのイートインコーナーで弁当とチューハイで夕食を済ましていたOL達を沢山見ました。
スーパーやCVSが家庭の冷蔵庫と言われて久しいですが、今は家庭のダイニングキッチンになっていますね。またてっちゃんが言うように、休憩需要が高まると家庭のリビングになったという事でしょうか?後は家庭の寝室と家庭のバス位しか無くなってしまいますね!

投稿: kiyo-m | 2017年6月22日 (木) 09時18分

くまモンさん、コメントありがとうございます。
最近の休憩スペースでは一席ごとに電源を用意してパソコン利用も可能な充実ぶり。
Facebook仲間が競合店の休憩室を利用してまったりと仕事をしている画像を載せていましたが、自社ではなく競合店でくつろぐ時代ですからね(笑)。

投稿: てっちゃん | 2017年6月21日 (水) 10時29分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
人口減の進む中で、如何に客数を確保するか。
ありふれた商品という競争力だけでなく、居住スペースとしての快適な空間が来店動機と捉えてスーパーの存在を進化させていくことも時代の流れでしょうか。

投稿: てっちゃん | 2017年6月21日 (水) 10時26分

確かにカフェに入ったらコーヒー1杯最低でも500円くらいかかるところ、休憩スペースでの飲食ならちょっとした100円コーヒーでも時間も周りも気にせずいられます。まして綺麗で広々としていたらお客さんは気持ちいいですよね。再度また来よう!と思い絶対再来店します。まして、従業員の接し方も教育が行き届いていたらクチコミで良い評判が広がり訪れる人達が増えるのは間違いないです。

投稿: くまモン | 2017年6月20日 (火) 18時04分

休憩スペース作るなら商品を積む事が正しいと信じてきた世代には
中々受け入れられない事でしたが、お昼は惣菜等、店内飲食して頂いて夜のお買物も済まして頂く時代になったのでしょうね。
一人の方が2回レジを通れば客数は2人になる事実。
少子高齢化・使い分けの流れが進む中お店のあるべき姿はどんどん変化していくのでしょうし、流れをつかむチャレンジも常にしていかねばあっという間に取り残されてしまいますね。

投稿: dadama | 2017年6月20日 (火) 13時51分

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