一年で一番気持ちの良い季節
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
ゴールデンウィークが過ぎ、母の日も過ぎ。
日本が一年で一番気持ちの良い季節が到来した。
日本が一年で一番気持ちの良い季節?。
もちろん、それは地域にもよるだろうし個人にもよるだろう。
しかし、一般的な日本人であればほとんどの方はそう感じているはずだ。
最高気温26度。
最低気温14度。
梅雨入りまではまだ間があり、夜は窓を開けると心地よい風が湯上りの体を冷やしてくれる。
まだまだ昼と夜の寒暖の差もあり、昼間の日差しの強さを感じながらも、夜は冷んやりとして、かけ布団も夏用の薄手のものと冬用の厚手のものを迷う時期。
こたつの布団も撤去して暑苦しさを撤廃するかどうか迷うのもこの時期。
外の気候は明らかに春を過ぎ、初夏を迎えているのだが、室内も冬の様相から初夏の様相に切り替えていきたい気持ちが急速に感じられるのもこの頃。
山は新緑の緑が眩しく、休日のドライブに出かけると澄んだ空気が最高である。
Facebookでは、過去の同月同日のアップが再び「過去の思い出」として登場してくるのだが、この時期になると那須方面や日光方面へのドライブの思い出のアップがやたら登場してくることからも、如何にこの時期がドライブ日和だったかがわかる(笑)。
10月の紅葉。
5月の新緑。
いずれも高原地帯をドライブするには最高の季節。
特にこの時期の新緑は目に染みるほどの輝きを見せる。
そしてこの時期を表す有名な俳句。
目には青葉
山ほととぎす
初鰹
まさに、この時期を表す代表的な俳句であろう。
江戸時代の当時は「初鰹」は非常に高価な魚であったらしい。
注〜今年のカツオも高価であるが(泣)。
こんな初夏の気持ちの良い日に、生姜やにんにくの薬味が効いたカツオをさっぱりと食べる。
初物は75日の長生きをもたらす。
とも言われてきた。
当時の江戸っ子は、この粋で高価な初鰹を、やせ我慢をしてでも購入して食べていたのだろう。
ということで、生かつおは風物詩としてもしっかり売り込みたいところである(笑)。
そしてスーパーの店頭には、酢漬けや果実酒用のビンや氷砂糖や酢が並べられ始めた。
これもこの時期の風物詩。
これも地域性が強い提案であろうが、特に内陸部では果実酒をつけるご家庭が多いように思う。
手作りの梅ジューツはどんな栄養ドリンクよりも効果抜群。
私はそう思う、というかそう感じた。
あの体の芯から漲る活力。
特に、梅雨時期から夏場にかけては最高の飲み物となる。
そんなゴールデンウィーク明けの、歳時記である。
| 固定リンク
コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
体調管理を気をつけてお出かけください(笑)。
投稿: てっちゃん | 2017年5月15日 (月) 23時07分
桜が散りはて意気消沈に救われる新緑ですね。新緑に囲まれると元気が戻る。マイナスイオンのなせる業でしょうか・・・という訳で今宵も夜の街に向かいます(笑)。
投稿: dadama | 2017年5月15日 (月) 18時39分