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2017年5月23日 (火)

発注ミス

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


発注ミス。

  この仕事には付きものの失敗(笑)。

通常の発注ミスとは、発注を忘れて入荷がゼロになる事態を言う。

  例えば、特売商品。
  例えば、平台企画品。

等々。

この場合は、他店舗から移動をかけたり自ら取りに行ったり。
それで、なんとか対応できる場合が多い。

  「やっちまったなぁ〜(笑)。」

上記のように、比較的笑顔で対応できたりするものだ。
しかし、1を10で間違えたり、10を100で間違える発注ミスは状況が一変する。

  特に、10を100で間違えた発注ミス。

入荷して初めてわかる事の重大さ。

  「おい、なんでこんなに入荷してんだ!。」

    「えっ、なんでですかねぇ〜(汗)。

結果的に、発注の段階で数量の打ち込みをミスしていたことが分かった段階でも、入荷した在庫は返せない。

  他店へ移動をかけるか自店で売り切るか。

先日も、あるグロサリー商品が上記の類(たぐい)で大量に入荷してしまった。

  「おい、これは送り込みか?。」

    「あれ!、変ですね(汗)。」

5ケース発注の予定が50ケースの納品。

  “さて、どうするか?”

担当者に聞いても即答はできない(笑)。

  「売るしかねぇ〜か?。」

    「いえ〜、あの〜、その〜(汗)。」

私は即ばいやーん電話した。

  「というわけで、多少値段を下げて売るのでよろしく(笑)。」

バイヤーも店舗で売ってくれた方が助かるし、利益の高い商品ゆえに多少の値下げ販売は可能である。

更に、私には別の妙案があったのだ。

  揖保乃糸とコラボ販売で相乗効果を図ること。

これを揖保乃糸と関連販売すれば、相乗効果が発揮されていい感じで売り込めるのではないだろうかと直感で感じたのだ。

  50ケースという数量。

これが5ケースであればそのような発想は浮かばないだろう。
その10倍の数量だから、本気で考え、直感が湧いてくるのだろう。

  なんとかしなければ!。

その危機感というか切羽詰まった意識が、直感を生むのだろう。
その直感が浮かんだ途端に、

  “これはなんとかなる!”

という変な安心感が生まれたのだ。

  当然、売り込む仕掛けは全て設置する。

大きな媒体、小さな媒体、そしてコラボのダイナミックな展開。

  発注ミスというピンチ。

得てして、ピンチがチャンスに切り替わるという事例は多い。







  

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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
このような経験が部下には強烈な印象として残るのだろうと思います。
いざという時に自ら率先して売り切る。
逆に上司としてのチャンス到来と思えるようになりたいものですね。

投稿: てっちゃん | 2017年6月14日 (水) 21時45分

最近は自分自身の発注ミスにビクビクしています。鮮魚の発注の難しさを実感しております。ピンチをチャンスに変える店長の器量、助かります!(笑)

投稿: かわらい | 2017年6月14日 (水) 18時57分

りっちゃんさん、コメントありがとうございます。
最近、チーム鮮魚を受け持つ店長として、EOB発注のパソコンの画面を覗いたのですが、従来の手書きのアナログな相場表から伝わる無限の情報が、画面からは読み取れないことがわかりました。
どの仲卸からの情報なのか、どの荷印からの商品なのか、市場の誰が引いた商品なのかがわからない(笑)。
これがいい方向に向かっているのか退化しているのか。
思えば、市場との関係ほど人間関係のウェイトが高いもの。
そう言えば、最近は市場関係者が店舗に来る姿も見なくなりましたねぇ〜。

投稿: てっちゃん | 2017年5月24日 (水) 08時24分

kodoさん、コメントありがとうございます。
組織内のいろいろなイレギュラーな状況の中ほど、リーダーの存在感が現れる時はないですね。
二度と無い状況にどう判断しどう行動するか。
その一つに発注ミスによる大量入荷があり、それを単品量販と内部強化に結びつける。逆に言うとこのような状況に陥るからこそ内部強化が図れるか崩壊するかどちらかに偏ってしまうのだと思うのです。どうせなら内部強化を選択すると言うリーダーや上司、本人の行動が一番大切なのだと思いますね(笑)。

投稿: てっちゃん | 2017年5月24日 (水) 08時16分

人間がやる事ですからミスは付き物ですが
発注忘れは皆さん同様に走ります・頼み込みますで頑張れますが
過発注は商品が着いた瞬間に頭が真っ白になります
ドライはまだ良いとして、チルド商品はやはりバイヤーにお願いして他店舗へ移動してもらいます
これは困った時はお互い様の助け合いの日本人の美徳でしょうか
しかし以前は発注リストをプリントして確認したものが
ペーパーレス・EOB等の機械化と人員減により発注作業が逆に難しくなっているような。

投稿: りっちゃん | 2017年5月23日 (火) 19時37分

何年振りかの投稿をさせて頂きます(笑)
皆さんのただ単に『発注ミス』で終わらせない!に共感しております。
発注のミスでピンチが、売り方でチャンスになることもありますが、最大のチャンスは発注担当者との信頼関係が生まれることだと考えております。その時の上司の沈着冷静、発注した商品への対応で硬い絆が生まれると感じております。(それを見ている周りのメンバーにも影響があると考えます。)
また、発注ミスでの品切れに対してもそうです。上司が他店へ商品を貰いに行ったり、問屋や物流センターまで取りに行ったり、それでもダメなら競合店に買いにいったり(笑) そんな時、上司と部下の信頼関係が生まれると考えています。
トラブル、ピンチをチャンスにする皆さんの一流の仕事に見習いながら今後も毎日楽しみに拝見させて頂きます。

投稿: kodo | 2017年5月23日 (火) 12時22分

パセリさん、コメントありがとうございます。
発注ミスで大量の商品が入荷した時に、その在庫を見て売場がひらめくかどうか。
これも日頃の単品量販の経験がものをいう世界。突然そう言われてもパートさんや若い担当者は固まってしまうもの。そんな時ほど上司は潔く売場を作って出し切り売り切っていく姿勢が大切なのだと思うのです。結果、その売場はお客様に必ず伝わるものですし、この商品に関わった全員がその売場の手直しや説明POPを考えたりマイク放送したり。
結果的にチーム内のコミュニケーションや絆が深まるのではないでしょうか。

投稿: てっちゃん | 2017年5月23日 (火) 06時34分

過剰な発注ミスは、売ってしまえば、発注ミスにならずに、『ナイス・売場』にかわりますよね!
ある意味、バイヤーの送り込みの商品より、担当者は、一生懸命、仕事をして頂ける。

投稿: パセリ | 2017年5月23日 (火) 06時27分

神出鬼没さん、コメントありがとうございます。
それを聞いたら、あの方が飛んできて店頭でトラックを横付けしてトラック市を開いてくれるのでは(笑)。

投稿: てっちゃん | 2017年5月23日 (火) 06時23分

桁を間違えると既成概念を壊し発想を変えなければ
商品は動きませんね。

フリーズしているパートナーさんや若手社員を
横目にニコニコして作業場で共に対応策を練ることに
私は喜びを感じてしまいます。異常値ができると(笑)
またメンバーさんが思いもよらぬ知恵を出して行動を
してしていただけると存外の喜びですね。

ですが、私がトラック一台分のキャベツを買っても
誰も助けてくれないのは人徳のなさでしょうか(笑)?

投稿: 神出鬼没 | 2017年5月23日 (火) 05時38分

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