3つの目
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日、通勤途中でラジオを聞いていたら、興味深い話題を放送していた。
リーダーが身につけておきたい目。
リーダーや組織の長として、いろいろな目線を必要とするのは以前から言われてきたことである。
「虫の目」「鳥の目」「歴史の目」。
そのような表現だったような気がする。
「虫の目」 〜 現場に入って現場を見ること。
現場の最先端で起こっていることを現実に直視して、現場から変えていくという目線。
現場を知らずに苦労している大手。
大手のスーパーであったダイエーが崩れていった本質はそこにある。
本業は何なのか?。
その問いに対して傲慢になってしまうと、トップも現場も目の前が見えなくなる。
あくまで、謙虚に現場で問題解決していく姿勢。
その姿勢を忘れない為にも、虫の目は絶対に忘れていはいけないのだろう。
「鳥の目」 〜 現場から引いて空から現場を見ること。
現場で突然甘酒が売れ出した。
何事か?。
現場でデータだけを見ていても見えないもの。
一歩外に出て世の中の情報を得ること。
その世の変化や流行に注目して、自社や自店の商売に活かすこと。
それが、鳥の目ということだろう。
そして「歴史の目」。
それを外部的には、「魚の目」とも言う。
歴史は繰り返す。
よく言われる言葉である。
昔から、歴史は繰り返し、人類は同じ失敗を繰り返す。
成功の法則は無いが失敗の法則は歴史が教えてくれる。
私はそう思う。
だから、歴史上の物語には人気が絶えない。
特に、戦国時代の歴史や中国の春秋戦国時代の歴史に登場する人物を学ぶだけでも、いろいろな気づきがあり、今後の自分の生き方に大きな影響を与えるものだ。
そして自分の人生を振り返っても学ぶことは多い。
自分の人生と言う「歴史」から何を学び、何を今後の活かすか。
それも歴史の目であろう。
逆に言うと、自分の歴史をしっかり見る目をまずは養うべきか。
3つの目。
物事は、正面だけ眺めていても何も見えないと言うことであろう。
| 固定リンク
「店長の仕事」カテゴリの記事
- 本部方針を自分事として(2024.11.04)
- 今日から霜月(11月)(2024.11.01)
- 生産性改善のステップ(2024.10.26)
- 苦手意識(2024.10.16)
- きっかけを活かす(2024.10.15)
コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
ラーメンを食べながら18話のコメントを書き続けたのですね。
ご苦労様です(笑)。
投稿: てっちゃん | 2017年4月27日 (木) 22時51分
3つのめどころか極端に視野が狭くなっている自分に嫌気がさしているところです。本日は自分を見つめなおすためにラーメンを食べて宿題に勤しんでおります。(笑)
投稿: かわらい | 2017年4月27日 (木) 15時43分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
自分の立ち位置を自由に変えながら、同じ現実を捉える能力。
それをわかりやすく表現した3つの目。
どこかで一線を超えて、現場に入り込む、組織から飛び出す、そして世の中の流れを掴む。
いずれも今の現実の自分の立ち位置を更に一線を越えることが大切なのでしょうか。
投稿: てっちゃん | 2017年4月 4日 (火) 23時55分
成る程、確かに的を得た話ですね。乱視気味な現状をメガネをかけても矯正せねば(笑)。
投稿: dadama | 2017年4月 4日 (火) 21時52分