部下の結婚式から
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先週の土曜日。
桜も満開を迎えた頃。
元部下の結婚式に招かれた。
かっての新店の時のメンバーである。
今回の新店もそうだが、かっての新店も思い出多いお店であった。
当時の新店メンバーはチーフクラスでも独身者が多かったせいか、よく飲んだ(笑)。
オープン前から時間的余裕もあったせいか、駅前のお店で月一回のペースで会を催していた記憶がある。
店舗は山岳地帯にあったのだが、皆んなの居住地は駅近くであったせいか、仕事を早めに終了して駅前の飲み屋に集合して時間を持った。
皆、独身という身軽さも手伝っていたのだろう。
そんな店舗からいち早く人事異動したのが私だったが、今では全員がその店舗から異動して他店舗で活躍している。
そんなメンバーの一人が結婚式を挙げた。
実におめでたいことである。
彼は、どちらかといえば、この時の仲間たちの中では「いじられキャラ」。
真面目だが不器用。
そんな彼だから、披露宴の前の式からの一挙手一投足から彼の緊張感が伝わってくるのだが、それがまた彼を知る我々からすれば「ウケる」のである。
そのお陰で、祝辞を任された私はすっかりその内容が頭から飛んでしまって、アドリブ状態で祝辞を述べることになってしまった(笑)。
結婚生活。
今まで違う人生を歩んできた二人にとって、一つ同じ屋根の下で過ごすということは、二人の人生観のぶつかり合いの連続と言ってもいいだろう。
また、二人の降りかかる問題や壁も周囲の誰も理解出来ない二人だけの問題でもある。
その問題を二人で解決していくのが結婚生活。
それは、我々の仕事にも似ているところがある。
我々の仕事はお客様商売。
その日のお客様の来店に応じて、日々の仕事が変化していくもの。
更に天候や気温によっても微妙に売れ数が変化する。
その日のその状況に合わせた臨機応変が対応が求められる。
その対応力は結婚生活の対応力に似ている部分が多い。
仕事で培った適応力を結婚生活に活かす。
結婚生活で培った対応力を仕事に活かす。
家庭を持つことで仕事観は大きく変化する。
家族を背負うという責任感を感じながら仕事に向き合う。
また、家族との生活から実感する商売という世界。
独身の時には知りえなかった食卓という世界。
この世界が、大いに仕事に活かされるのである。
結婚によるメリットは、我々の仕事には多大である。
是非、結婚によって仕事の励みにしてほしいものだ。
そう思いながら、祝辞を終えた私は一仕事を終えた安堵感からか、いつのまにかシャンパンを二本も空けてしまっていたのである。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
結婚によって、「人生観」「仕事観」が確立されていく。素晴らしいことだと思います。人生に乾杯ですね(笑)。
投稿: てっちゃん | 2017年4月27日 (木) 23時11分
「家庭を持つことで仕事観は大きく変化する。」責任感も含めて良く聞く言葉ですが、自分では変わったのかどうかいまだに理解できておりません。(笑)それだけストレスなく?結婚生活をおくれていることを奥さんに感謝しないといけませんね。
投稿: かわらい | 2017年4月27日 (木) 17時22分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
なかなか久しぶり感のあるコメントが嬉しいですね(笑)。
ワインにだいぶ固執されているようで何よりです。
投稿: てっちゃん | 2017年4月13日 (木) 22時09分
最近の女性の食シーン。とりわけワインが日常化し、食の洋風化が進む。私達の世代は一般的には(てっちゃんの奥様あてはまりませんが)見せて食べる事にはあまり執着しなかった時代。現代は食の豊かさからテーブル・食器にも拘りたい反面、調理には手間暇が掛けられない。
結婚し奥様が作る料理に現代の食シーンの縮図がみられるのではないでしょうか。是非一緒に料理を楽しんでいただきたいですね・・・私には無理ですが(笑)。
投稿: dadama | 2017年4月13日 (木) 22時00分