商売は生き物
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
つくづく思うこと。
商売は生き物であるということ。
商売は常に一定ということはなく、日々常に変化し、成長も衰退もする生き物のようである。
それは、お客様も商売人も人間であることに起因している。
売場というものは商売人という人間が作るものである。
商売人とて日々成長も衰退もしていく存在。
よって、商売人の成長努力に応じて売場も刻々と変化していく。
更に、同じ従業員がそのお店で就業しているわけではなく、常に人事異動で人材が変化していくもの。
人事異動や退職による人材の入れ替え。
このことによって、その都度売場作りに微妙な変化が見られる。
更に、責任者や店長の人事異動により、劇的に売場が変化する時もあろう。
特に店長の異動による店舗のマネジメントの変化は大きい。
このリーダーの存在如何により、そこで働く全従業員の行動が変化するからだ。
業績は店長次第。
よく言われることである。
新たに赴任した店長を部下全員が注目している。
これは間違いない事実。
今度の店長は何を褒めて何を許さないのか。
部下はそこにいち早く注目し、いち早く対応しようとする。
組織は初めが肝心。
常に言われることわざでもある。
初めにしっかり価値基準を示す。
組織を預かるリーダーにとっては、組織を預かった段階でいち早くそれを表明しなければならない。
そして、その表明から有言実行を示して部下と接していく。
このことによって組織は劇的に行動が変わっていく。
良くも悪くも、この段階を経て、組織は大きく動いていくものである。
この度就任したトランプ大統領の政策はともかく、彼はこの原理原則をしっかりと実行している点は見事である(笑)。
そして、劇的に変化した行動によって、組織は大きく傾いていく。
このようにして店長というリーダーの存在は大きい。
この店長のリードによって、従業員の行動が変わり、その従業員が作る売場が変化していく。
売場はこのように生き物のように刻々と変化していくもの。
さて、人事異動の季節。
店長やチーフの異動が全国的に行われている現在。
売場が生き物のように変化している各地域。
その隙をついて、攻めていきたいものである(笑)。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
まさか、鮮魚をやるんですか(笑)?。
投稿: てっちゃん | 2017年2月12日 (日) 06時35分
2月、当社でも大きな人事異動がありました。私も又役職が変わります。てっちゃん会の時に。(笑)
投稿: かわらい | 2017年2月12日 (日) 00時43分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
店を預かる覚悟。
その覚悟こそが、店長としての原動力でしょうか。
そう考えると、お店こそが生き物ですね。常に刻々と変化していく感動の生き物だと言えますね。
投稿: てっちゃん | 2017年2月 7日 (火) 23時40分
組織は店長やメンバーが変わろうと一定水準の店舗力を52週MD等の基準書を作り守ろうとする。結果現場は基準書レベルが達成できれば良しとし無機質化していく。本来のあるべき姿は個々の人材能力を最大に生かせる事。店長は任された店の特性を熟知しどのような戦略で攻めればお客様に支持して頂けるかを考え、戦術をメンバーと共有、更には本部に武器を要望しながら最大の売上と利益を追求する。
競合や商圏等の店舗環境は刻々と変化するのですから一律の本部基準では全てを対応出来る訳もなく自分の店のメンバーとお客様は自分で守る覚悟がないと店長は務まらなかったろうなと店長を引退した今更ですが感じています。
投稿: dadama | 2017年2月 7日 (火) 22時49分