契約更改
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
毎年のこの時期の恒例行事。
パートさん達の契約更改。
一年契約のパートさん達は、毎年この時期に年間の契約書を交わす。
その為の時給の査定の実施。
その査定を12月中に実施して、一人一人の時給を店長が原案を出して人事に提出する。
その結果が1月の前半に店長の元に送付されてきた。
ほぼ、原案通りで了承された。
私の場合は、一人一人の契約書をパソコンに打ち込んである為、その契約書の日付と時給の数値を書き換えるだけで印刷すれば契約書の作成は完了だ。
その作業を一日で終えて、いよいよ一人一人の面接と契約更改に臨む。
この時間が一年で一番嫌な時である(笑)。
昨年の2月からの順次採用、教育を経ての7月の開店。
そこからお盆商戦や年末商戦を経ての現在の状況。
その間に競合店等が出店し、パートさんの時給も地域の相場が相当上がっているのが現状。
地域のレベルと比較した時の自分の時給。
契約更新時に、自分の評価された時給を見て、どんな反応があるのか。
この反応を見る時が一年で一番憂鬱な時である。
なぜか?。
この反応でその後の働きが見越せるからだ。
満足する額を提示されて、素直にありがとうございますと返してくれる場合もあれば、相当不満を持った表情で契約書を見つめたままの反応もある。
“頼むから喜んでくれ”
そう願って、一人一人の面接に臨むのである(笑)。
出来れば、避けて通りたい契約更改の面接。
しかし、そう思ってズルズル先延ばしにしていると、昨日記した攻めの月を無駄に過ごしてしまう。
“やるべきことをスピーディに終わしてしまおう”
そう心に鞭打って、面接を進めた。
自社の出店の後に競合店が出店。
その競合店の時給に高いこと。
よって、今回の契約更改次第では、自社から他社への転職も容易に考えられる状況である。
“頼むから喜んでくれ”
そう願いながらの面接であった。
だから、契約書を見た概ねの方が笑顔になってくれるのを見るたびに、胸を撫で下ろすのである。
“なんとか成功に漕ぎつけたか”
そんな安堵感が過ぎった。
そして思わず、人事担当者に電話をした。
「なんとか皆の笑顔を引き出せたよ(笑)。」
それまでは、この契約更改で多くの人材が去っていくのではないか?。
そのような心配が日々頭を過ぎっていたのだ。
今回の新店のオープンに際して、ある程度の豊富な人材を得ることができた。
しかし、その豊富な人材をより強固なものにする為には、この契約更改で更に繋がりを強化しなければならない。
その第一歩がこの契約更改である。
非常に大切な契約更改。
何としても、成功に結びつけねばならない。
そうでなければ豊富な人材が一気に崩壊してしまう。
一度失った従業員は二度と帰ってこない。
とりあえずここまでは人材マネジメントは機能しているようだ。
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コメント
りっちゃんさん、コメントありがとうございます。
部下の人生を左右する存在。
それが店長という存在。
そう思うえば、普段の緊張感も半端ではないのでしょうが、私はやっぱり地でいく存在でありたいですね(笑)。
投稿: てっちゃん | 2017年1月12日 (木) 21時24分
弊社は店長が時給を決めるのではなく評価するのみでしたが
やはり人を評価するに値するよう日頃から自身の言動には注意していました
やはりパートさん同士のコミュニケーションもあります
から、平等に評価されていると感じてもらうのが難しいですね
向こうから何を言われるか内心ヒヤヒヤ物でしたが(汗)
投稿: りっちやん | 2017年1月12日 (木) 19時11分
からわいさん、コメントありがとうございます。
なかなか無いフェイストゥフェイスの機会。
この機会を経ると、従来にも増して朝の挨拶時の目と目でのコンタクトが増していくのも一つのきっかけでしょうか。
投稿: てっちゃん | 2017年1月12日 (木) 09時15分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
特に新店の場合は店長やチーフの一言一言が従業員のメジャーになりますから、一挙手一投足は引き締めなければなりませんね。
だから、今回の契約に関しては極力平等感のある契約に心がけました。
投稿: てっちゃん | 2017年1月12日 (木) 09時13分
当社は2月末に本部から通知が届き、3月に面接に入ります。やはり戦々恐々臨みますがマンツーマンで話すチャンスでもありこの機会は有効に使いたいものですね。
投稿: かわらい | 2017年1月11日 (水) 20時59分
私も人が人を評価する事の難しさを店長時代毎年感じてきました。表裏のないコミュニケーションや期待値を示す事を日頃から心掛けていないと「急に言われても」の反論にさらされますね(笑)。店長からは多数の従業員ですが従業員からは唯一の店長を見る目は良くも悪くも厳しいですから。
投稿: dadama | 2017年1月11日 (水) 19時57分