次のステージへ向けて
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
以前の記事で、「1月という月」を記した。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/post-fcc5.html
1月を反撃期と想定し対応。
12月に失ったお客様も戻ってきた。
しかしいつまでもステルス企画を続けるわけにもいかない。
目に見える価格という対応。
わかりやすいが、いつまでもディスカウントに頼るわけにもいかないし、徐々にそこから足を洗わなければならないとは思っている。
次のステージへ。
その切り替えを1月いっぱいと考えている。
価格から価値へ。
いうは易しだが、価値へ切り替えていくということは、スピードを持ってタイムリーに対応するということの積み重ねを時間をかけて継続していくしか手はない。
そこに軸足を移していこうと考えている。
それが2月という月。
2月には節分、バレンタイン。
大寒も過ぎ、節分や恵方巻きで店舗で取り組む歴史あるイベントが控えている。
更に、その1ヶ月後にはひな祭りという歴史あるイベント。
今まで獲得してきたお客様をしっかり固定させる月と言える。
その為に大切なのは、時間帯毎に刻々と変化するお客様のニーズにどう対応していくか。
簡単な事ではない。
売場の気も抜けない。
まずは、仮設をどう立案するか。
なんとか、競合が出店する以前の状態には戻った。
しかし、出店した当時の予想売上には届いていない。
階段を一つ一つ登って行く感覚であろうか。
小売業の年商とは日々のお客様のリピート率で決まっていく。
「またあのお店で買い物をしたい。」
その繰り返しが、日々の売上を確定し、その積み重ねが年商となって残っていく。
一日や二日で決まるものではない。
そしてそれは、店長の想いとメンバーの日々の行動の積み重ねで少しずつ少しずつ変化していくもの。
実に息の長い仕事の積み重ねの賜物である。
大切なのは、決して諦めずに、コツコツと日々の努力を積み上げていくことである。
ようやく、そのスタートラインに立った想いである(笑)。
再び、新店をスタートさせた時の状況に戻った今、新年度へ向けて新たな気持ちで日々を積み上げていきたいものである。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
何か一つお客様の為になることを継続し始めると、それがきっかけとなって数値が好転してくるもの。
鮮度チェックも店長が何かを感じたから始めた仕組み作りの一環なのでしょうが、その勘がいい方向に進み始めたということでしょうか。
投稿: てっちゃん | 2017年1月23日 (月) 22時05分
てっちゃんのように緻密に計算している訳ではありませんが、一月になり当社新店も徐々に売り上げが上がって来ました。店長によると、パートさん中心に鮮度チェックを強化し青果の数字が上がったとのこと。今までの成績を考えると反撃ですね。(笑)
投稿: かわらい | 2017年1月23日 (月) 19時56分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
おっしゃる通り(笑)。
新店の設立当時のストアコンセプト。
設立時から競合店の改装やら競合店の出店やらでストアコンセプトが完全に忘れされれているのが現状。再度、原点に立ち戻る機会だと思っております。
もう一度、腰から挨拶する姿勢を思い出したいと思います(笑)。
投稿: てっちゃん | 2017年1月21日 (土) 00時01分
競合が出来ようと出来まいと自店の立ち位置がブレてなければそこに向かっていくだけですね。新店ですからまずは自店のストアコンセプトの完全実施に取り組んでいけば結果競合との差別化につながり顧客支持率が上がっていく。
当社も同質化競争から如何に抜け出すかでもがいておりますが(笑)。数ある競合のなかで「あの商品・サービスならこのお店」と評価して頂ける物・・・酒・花・人気店長?はすでに評価されているのではないでしょうか(笑)。
更には原点回帰。商売の在り方の原点も再度見つめ直してみると色々な物が見えて来るかもしれませんね。挨拶の角度しかり(笑)。
ご健闘お祈り申し上げます。
投稿: dadama | 2017年1月20日 (金) 18時55分