地域スーパーの使命
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
今回の新店では、意外に学生の応募が少なかった。
特に高校生のバイトが皆無だった。
近くには私立大学も存在しているため、採用当初は夕方以降のバイトに関しては引く手数多であろうと安心していたが、逆に誰も応募に来ない。
期間後半からようやく数名が応募に来た程度。
しかし、高校生は皆無のまま。
“高校生は学校の許可が必要だからバイトしづらいのかなぁ〜”
最近は、アルバイトをするにも学校の許可が必要である。
「親の収入が少ない」
「片親しかいない」
「その他特別な理由」
そのような状況にあって、学校にバイトの申請をして初めて許可が下りるようだ。
しかし、ようやくここに来て高校生が2名ほどアルバイトの応募に来た。
「接客をやりたくてレジに応募に来ました。」
遅番が少なめなので、迷ったが採用を決定した。
大学生は戦力になるが、4年で卒業。
しかし、地元の高校生は卒業後もそのまま社員になるかパートで残る可能性が高い。
この地域を背負って暮らしていく存在。
私はそう思っている。
だから、積極的にアルバイト学生を採用しておきたい。
ここで覚えた接客は後々自分の人生を助けてくれる筈だ。
いや、ここで学んだ事が自分の人生に役立ってほしい。
そんな願いから、極力、高校生アルバイトは採用したいと思ってはいた。
しかし、なかなかその機会が訪れなかったのだ(笑)。
それでも、このような業界の接客が好きだという学生だけあって、しっかり私の目を見て話しの受け答えをしてくれる。
こんな子たちを見ていると嬉しくなってくる。
人と接するのが喜びなんだなぁ〜と思ってします。
人と接する喜び。
最近はネットで繋がりが当たり前の時代であるから、リアルに人と接することに喜びを感じることの出来る若年層が少ないように思うのだが、彼女たちは明らかに違っている。
こんな子達がレジ業務で接客を学ぶ。
それを通して、地域社会に貢献する。
これも大切な、地域スーパーの使命である。
彼女たちはここで働いたことを、将来どのように受け止めるのだろう。
そう思うだけで、胸がワクワクするのである。
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コメント
からわいさん、コメントありがとうございます。
彼女たちに愛想つかれないようにしていかなければなりませんね💦。
投稿: てっちゃん | 2016年12月26日 (月) 15時16分
接客をやりたくてレジを希望。最近にしては珍しい嬉しい応募ですね。逆にレジだけは・・・。と言う応募は多いですが。羨ましい限りです。
投稿: かわらい | 2016年12月25日 (日) 22時44分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
なんとか仕事への意欲満々なその姿勢を失わせたくないですね。
投稿: てっちゃん | 2016年12月17日 (土) 00時17分
当社も基本的には高校生アルバイトは採用出来ないのですが、人材不足の折頼るしかない場面も出てきましたね。学業優先(大学生も同じなのですが)の為出勤可能な日や時間は限られても働く意欲は大学生より高くドタキャンも少ないのでは(笑)。女子高生だと親代りの熱血指導に力がはいりそうですね(笑)。
投稿: dadama | 2016年12月16日 (金) 12時16分