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2016年12月 5日 (月)

辞めさせないマネジメント

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


久しぶりに、書籍の紹介である。

  PHP 石田純 著。

「辞めさせない」マネジメント。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569826164/tetu0358-22

  私が今現在、店長として取り組んでいる内容である。

その取り組みと同じテーマの本が存在した。

  「一度採用したら絶対に辞めさせない」

これが、新店時の採用から教育、そして開店してから現在に至るまでの、私のマネジメントの部分での大きなテーマとなってきた。

  「一度採用したら絶対に辞めさせない」

一度入社して、当店の教育プログラムに沿って研修をし、更に当店の接客研修を経て新店メンバーのチームワークを学び絆を深めていく過程で、仕事の楽しさとメンバーの信頼感を得ながら帰属意識が芽生えてくる。

そんな施策を施して、如何に辞めさせないかという目標を立てて研修から開店、そしてその後の就業。

  まさにそんな過程の渦中の中で、この本に出会えた。

この本では、辞めさせない対象を正社員に置いているが、正社員だろうがパートさんだろうがアルバイトだろうが、基本は同じである。

  同じ人間であり同じ働く仲間である。

辞めるといことは、一度入社したということである。
そして、入社後に辞めるということは、いろいろな理由があるだろうが、第一の理由は入社後に仕事を継続して続けられない、または続けたくないという理由が生まれたからである。

  その理由の解明が非常に重要だ。

この本では、やり方がわからないのかそれともやり続けられないのかの二つが大きな要因だと説明している。

  やり方はしっかりしたマニュアルに沿って教育している。
  しかし、やり続けるという施策が無いのが現状だろうか。

仕事をやり続けるという意思が、どれほど一人の人間に宿っているか。
それを一つ一つ従業員に植え付けていくことがマネジメントになってくるのだろう。

  今目の前の仕事をやり続けたい。

そこには、なんらかの「やり続ける目的」が存在しなければならない。

  その目的を企業や店舗がどう植え付けていくか。

その仕組み作りが、辞めさせないマネジメントであると言える。

  仕事の習得度合いに合わせてマメに評価し給与に反映させる。
  業績に対してチームでの褒賞制度を作り、全社で表彰する。
  当初は低い目標を設定して、成功体験を何度も積み重ねる。

仕事が徐々に高度になっていく過程で、成長感を実体験させ、自分の有能感を醸成させ、徐々に仕事の楽しさ、売る喜び、その喜びをチームで共有することにより、自己有能感を得ることは、更に継続する意思を確固たるものとなる。

  そんな施策が辞めさせないマネジメントに通ずるのである。

しかしこの本では、「石の上にも三年」という諺は死語であるとも言っている。

  要はかっての価値観は今の世代には通用しないとも断言している。

しかし私はそうは思わない。

  いつの時代にも通ずるから諺になるのである。

それは、どの時代にも年配者にとって、若者は摩訶不思議な存在であって、「近頃の若い者は」という批判を浴びてきた。

  しかし、その若者が「石の上にも三年」を言うのである。

これが、歴史なのだろう。

  格言はいずれ自らの体験を以って確信に至るのである。

だから、言い伝えられる格言は滅びないのだ。
それは、どの時代にも通用する名言として脈々と受け継がれていくのである。

  そしてこの本は熱血漢に読んでほしいと思う。

熱血漢ほど、人の行動ではなく感情で動くからだ。
そんな熱血漢が、このような本を手にしたら、鬼に金棒であろう。





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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
必ずヒントはありますよ。
断言します(笑)。

投稿: てっちゃん | 2016年12月12日 (月) 23時57分

辞めさせないマネジメント。直ぐにアマゾンで購入しましたがまだ読んでません。(笑)ここ数年、雪崩をうって社員が辞めていく中、少しでもヒントになれば。

投稿: かわらい | 2016年12月12日 (月) 22時08分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
売る楽しさと一言で言ってしまえばそれまでですが、そこには色々な要素が含まれている。
何を売るのか自分で仮説を立てて計画し、仕入れ、製造陳列、販売、売り切り、そして結果が出る。
その一連の流れの中に売る楽しさが凝縮しているのでしょうが、その一部分だけしか携われない現代の仕組みの中で、売る楽しさをどう歯車一つ一つが享受できるかが課題なのでしょうか。
やはり商品部と販売部が一つにならなければその楽しさは倍増できないでしょうね。

投稿: てっちゃん | 2016年12月 7日 (水) 00時26分

やり甲斐=仕事に愛着や誇りを持てる事。本来私達の仕事は食品と言う特性上結果もすぐに出てやり甲斐は感じやすい職場の筈であるのですが組織が硬直化、複雑化する中で個性を活かせる場面が少なくなってしまったと思います。
マニュアル化よって効率、生産性を向上させる事は大切ですが全て人が介在する限り仕事に対するプライドがもてる土台がないと本末転倒の結果になってしまいますから。目指すべき目標と達成感をメンバーと共有していきたいですね。上目線にならないよう(笑)。

投稿: dadama | 2016年12月 6日 (火) 14時12分

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