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2016年12月26日 (月)

他社の目

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、近隣の競合店の店長が夜に当店に現れた(笑)。

  「お久しぶりです(笑)。」

お互いに挨拶を交わしてから、世間話しになった。

  新規競合店の出店に関して。
  その具体的な対応策に関して。
  お互いの店舗の強みに関して。
  競合対策に対する企業姿勢について。

等々、30分ほど店内で意見交換をしたろうか。

  他社の仕事の仕方が見える瞬間である。

そこで築くのは、自社の人間が捉えている自社や自店の強みと弱みが、他社の方の目を通して見ると意外に違っていたりするのである。

  競合店長との会話でもそのことが見えた。

自店の強みというよりも、相手が自店のどこを重点的に見ているかという情報である。

  これも物凄い情報であると思うのだ。

競合店の店長が自店のどこを重点的に見ているのか。

  意外に野菜の価格であった。

彼に言わせると、地域の価格リーダーらしい(笑)。
私からすれば、地域の価格リーダーは新規出店した競合店だと思っている。

  そこを基準にした野菜の価格合わせ。

それが、原価との関係で出来る企業と出来ない企業の目線の差だろう。

  いくら競争だと言っても利益を圧迫できるかどうか。

それを店舗の店長判断で実行できるかどうかも、企業によって差があるのだろう。

  私とて企業の後押しがあるから出来る対策である。

更に、重点的に価格を出していく単品に関しても店長判断で決められるという店舗運営。

  それが競合店の店長からすれば強みに見えるらしい。

それは、店長に求められる数値責任に依るところも大きいだろう。

  売上を最重点に求める企業。
  利益を最重点に求める企業。
  店舗損益を最優先に求める企業。

等々、様々な店長の数値責任があろう。

  売上最優先であれば、より強硬に価格を左右出来る。

しかし、店舗損益まで要求されると、利益や人件費等も厳しく要求されるため人材の採用まで縮小均衡に陥る可能性がある。

  店舗損益が店長の数値責任として課せられる企業が多いだろう。

店舗の経営者としての位置づけからすれば、そこまで突っ込んで店長がコントロール出来る体質が理想なのはわかる。

しかしチェーンストアとしての強みを企業として活かすことも大切。

  戦う店舗と守る店舗を明確にする。

このことによって、更に思い切った戦い方が可能となる。
競合店の店長は、その部分に自社の不満を持っているようだ。

  「羨ましいです(笑)。」

そんな会話を頂いた。
まして相手は他県の企業。

  ここはいわばアウェーである。

アウェーでの不利さもあるのだろう。
そのアウェーさから見た自店の特性。

  大いに参考になる会話であった。








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コメント

名前が入っていませんが、どちら様でしょうか(笑)。
企業としての「攻める店舗」と「守る店舗」。
それぞれの役割があってこそ企業としての進化と成長が得られる。
そして、店長としても攻める店舗の店長という役割と守る店舗の店長としての役割を演じられてこそ店長としての幅を広げることができるのだろうと思うのです。
そんなスタンスでどんな環境でも与えられた役割をしっかりと身に付けたいものですね。

投稿: てっちゃん | 2016年12月29日 (木) 23時25分

かわらいさん、コメントありがとうございます。
自店の強みと弱み。
得てして自分の目で判断した強み弱みには必ず欲目が出てくるもの。
競合店の店長の目を通した冷静な目で見た弱みを知りたいですね。
まさにそこが敵の手の打ちでしょうから(笑)。

投稿: てっちゃん | 2016年12月29日 (木) 23時10分

守る店舗と攻める店舗という言葉に反応してしまいました。会社にとって自店はどっちなんだろう?と。業務改善のコンサル先生が全く同じ言葉をよくいってました。

投稿: | 2016年12月29日 (木) 22時48分

競合店長からの自店の評価。これほど有効な情報は無いですね。自分の目からは見出せない自店の強みを教えていただきたいものです。

投稿: かわらい | 2016年12月29日 (木) 21時22分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
魅力的に見える最大の要因は、自らの裁量で店舗運営をしているとう自信がその態度に現れるのでしょうか。
裁量を活かせるということは責任を負うことでもありますが、その事自体が責任の裏側に存在する自由さを感じるのでしょうね。

投稿: てっちゃん | 2016年12月26日 (月) 18時58分

お客様のご満足を頂戴してそのご祝儀から利益を頂戴し更に成長しよりお客様にご満足頂く事が多分私達の共通目的であるのですが道のりは企業によって千差万別ですね。他企業と交わり積極的に現場に活かす事に寛大な企業もあれば標準化に徹しレールの逸脱を許さない企業もある。創業以来脈々と引き継がれる企業色は大切であり成長の要であると思います。店長に求められる職務も企業により異なるのでしょうが、個店の最高責任者である以上より多くの権限と責任を持ち利益最大化を追求出来る風土を持つ企業の店長は魅力的に見えますね。

投稿: dadama | 2016年12月26日 (月) 18時51分

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