ボジョレヌーボーの停滞
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先週の17日の木曜日。
ボージョレーヌーボーが解禁となった。
一時は深夜の12時に販売するディスカウントが登場するなと大きな話題となって大フィーバーだったが、ここ数年は徐々に下火になりつつあるようだ。
店舗に入荷する商品数量も年々縮小均衡にあるようだ。
以前の売場を見ても、とにかくもっと商品が陳列されていたように思える。
実際に、入荷量も減少傾向だという。
ネットで実態を調べたところ。以下のような投稿があった。
「 2016年も、ボジョレー・ヌーボーが解禁された。ボジョレー・ヌーボーは、その年に収穫されたブドウで造られた新酒で、毎年11月第2木曜日(今年は11月17日)が解禁日。その日にはレストランやワインバーなどで試飲会などのイベントが開かれる、お祭り騒ぎになる。ところが、その輸入量は年々減っており、2004年のピークから約4割も減ってしまった。」
このような状況らしい。
“やっぱりなぁ〜”
激減しているという実態。
なぜか?。
ワインが日常化してきたためである。
その証拠にワイン売場がどこも充実。
そしてお客様の多くは「舌」が肥えてきて、ワインの美味しさを個人個人で仕切れるようになってきたためであろう。
“今更、ボジョレーでもないだろう”
そのような意識に移行しているのであろう。
実際に私が飲んでも決して美味しいとは言い切れない。
そんなことをいうと、「何をいうか素人が!」と一喝されそうだが、私同様にごく一般の方の感想ではないだろうか。
「だったらこの時期に何を仕掛ける?」
そういう選択に迫られているのではないだろうか?。
私は「国産ヌーボー」の事前展開を提案したい。
国産ヌーボー。
国産のワインメーカーからいろいろ出されているワインがある。
なぜもっと国産のヌーボーを提案しないのかと疑問に思っていた。
まず、美味しい。
私は以前から思っていたのだが、日本人には日本の国土で育ったぶどうが合うのだ。
なんの違和感も無く飲める味わい。
そして安い。
ボジョレーヌーボーと比べても半額近い価格。
日本国内でのワインの消費がボジョレーヌーボーの登場で飛躍的に伸びたのは理解できる。
しかし、国内産ワインだって数多くあるのだ。
そして毎年国内産のぶどうで作られたワインが多数発売されている。
もっとこちらに目を向けるべきではないだろうか。
実は、私は国内産のヌーボーを企画するのであれば、2〜3本飲んでも良いと思っている。
国内で生産されたぶどうで作られた新種のワイン。
以前は旬讓というワインをこよなく愛したのだが、現在は存在しない。
あのようなワインが数社から発売されたなら。
それだけでも、ワクワク・ゾクゾクしてくるではないか(笑)。
なんか個人的な思惑で言ってしまっているようだが、この企画は絶対に大勢の人に受けるのではないだろうか。
特にボジョレーヌーボーに飽きたワイン好きにとっては。
私の密かな願いである。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
このままボジョレーヌーボーを仕掛け続けても先は見えているようですね。
せっかく、ワインのある暮らしとワインの味が日本人の味覚に受け入れられてきているのですから、国産のヌーボーに目を向けるタイミングだと思いますね。
投稿: てっちゃん | 2016年11月29日 (火) 23時50分
色々な工夫を施してもやはり当社でも落ちてきていますね。予約ではない店頭陳列用は何処にあるの?という感じです。もはやそれに伴う洋風メニューの提案の勉強の場ですね。ワイン自体は平常時から伸びているので国産ヌーボーの売り込みは是非やっていきたいですね。
投稿: かわらい | 2016年11月29日 (火) 10時32分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
一升瓶のワイン100本で20万。
一か八かの勝負ですが、味を提案すればお買い得感はありますね。
私も国産ヌーボーは開発の余地が十分あると思います。そして味も絶対に美味しい。特に女性を取り込む絶好のチャンスかと思われます。
投稿: てっちゃん | 2016年11月26日 (土) 23時50分
商社との柵を抜きとするならば(笑)。
ボジョレーヌーボーは各社がこぞって販売しますから逆手にとって11月初旬から国産ヌーボーを仕掛けると爆発的に売れるかと。
チラシ構成もボジョレー解禁日の第三木曜日=平日の中日にイタリアンのパーティメニューを組んでも厳しいのが現実ではないでしょうか?文化の日に国産ヌーボーと和食提案なんかあっても面白いと思うのですが。
個人的には一升瓶国産ヌーボーを100本どかんと積んでみたいですね・・・身内だけでも半分は消化できると思います(笑)。
投稿: dadama | 2016年11月26日 (土) 19時04分