記事の変遷
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
最近、自分でも思うことがある。
“記事の内容が偏ってきたかな”
以前であれば、52週MDとか単品量販とかの商品販売面の記事が多かったように思うのだが、最近の記事はマネジメントとか人材確保、更には人材育成と言った内容に偏ってきているように思う。
なぜか?。
自分の立場がそのような状況にあるからだろう。
このブログの名前は「店長日記」。
このブログは、日々私を中心にして目の前に起こった出来事を考察して記事にしているものだ。
その出来事がマネジメントに集中しているということだろう。
要は、私の意識がマネジメントに偏って考察し行動しているということだろうと思われる。
それは、2月から新店に赴き、部下が赴任しパートさん達の採用が始まり、研修会や店舗研修等を経て新店を開店させた。
しかし、まだまだ道半ば。
それは、私と部門担当者との阿吽の呼吸も道半ばであり、パートさん達の能力も道半ばである。
更にはお客様との信頼関係も道半ば。
それは、日々の売場展開に対してのお客様の反応も見えてこないという面も大きいだろう。
全てにおいてマネジメントが念頭にあるのが現状。
その環境が、記事をしてマネジメント中心の内容になっているのだろうと思う。
“パートさん達の成長が業績向上の近道”
そんな思いが強いのだろう。
とにかく、売場という具体的な部分以上に、一人一人の能力の拡大とその環境作りを最優先で店頭において行動しているという自分の立ち位置が、このブログの記事の内容にも反映されているように思える。
そして、店舗の数値というものはそういうものだと考えるのだ。
新店の伸びは従業員の成長度合いによる。
それがはっきりと数値として顕著に現れてくるのは一年後。
それは、昨年という実績に対しての自店の成長度合いの証であるから。
新店開店直後の販売実績。
それは、まだまだ生まれたばかりのヒヨっ子が作った数値である。
そして、一年後はかなり人材的にも成長し、それに比例してチーフ達の売場実現度もかなり高まってくるものである。
チーフ達でさえ自分の理想に売場には程遠いと感じているのだ。
それが、自分が目指す売場に近づいたと感じるのが半年後。
自分の意図がパートさん達に阿吽の呼吸で伝わるのは1年後。
それまでは、長い長い一年を経なければならない。
そして、それまでは数値効果もなかなか見えてこないのが現実である。
それは、明確に比較する対象物が無いためである。
だから、新店の一年間は部下やパートさん達の育成が最重点課題となる。
冷静に振り返ると、このような環境が私の周囲を取り囲んでいるのだろう。
しかし、いつまでもそこに縛られていてはいけない(笑)。
マネジメントとしての部下育成と同時に、販売面でのリードも同時進行で走らなくてはいけない。
なぜか?。
販売とマネジメントは車の両輪だから。
販売の後輪が速度を上げなければ、マネジメントの巧みさも身に付かない。
そんな状況になってきたのだろう。
| 固定リンク
コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
MRに関しては記事の影響度を考えて廃止しました(笑)。
現実の自分の目の前にした取り組みが記事になる可能性は高いですね。
投稿: てっちゃん | 2016年11月 6日 (日) 23時28分
そう言えばMRの記事も見なくなりましたね。(笑)それだけ人材の確保や教育が店長の大切な仕事になっているという事でしょうね。
投稿: かわらい | 2016年11月 6日 (日) 19時22分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
私の現実は地味そのものですから(笑)。
売場も派手なものはなく、ひたすら企業の方向性を重視した店舗運営を行なっております。
そんな中でも新天地での新たな出会いやお客様との会話、更には新店時に採用した従業員との会話等を重視しながら一人一人の成長を見守る日々が続いております。
投稿: てっちゃん | 2016年11月 2日 (水) 18時02分
新店ならではの経験ですね。前の時も真っ白なキャンバスに描く話をされていたと思いますが最初の経験が今後の仕事の資質となりてっちゃんのDNAがメンバーの基礎になるだけに醍醐味もありますが責任も重いですね。まあ、日本で有数の有名店長と仕事が出来る事は素晴らしい事ですし私もご一緒したいです(笑)。
投稿: dadama | 2016年11月 2日 (水) 16時38分