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2016年10月27日 (木)

交換留学という教育手法

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


チーフという職位。

  店舗で唯一の存在。

それは、その部門のチーフとしての存在は店舗で一人しか存在しない。

  誰も専門的に自分に対してアドバイスをする人間は店舗にはいない。

だから、そこから個人の手法でチーフ職をこなしていくしかないのだ。

  自分の仕事を自分で客観的に評価していくしかない。

店舗には店長という上司や副店長が日々存在はするが、常に一緒についてまわるわけではない。
だから、店長という存在もチーフからすれば遠目からでしか見られない存在である。

  要は、チーフ以上の職位はある程度縛られない存在となる。

だから、自分では一生懸命自分の部門の業務をこなしているように思うのだが、そこには個人差が大きく立ちはだかってくる。

  人間個人の仕事への取り組み方が露骨に現れることになる。

もっとも日々の業務は主に売場に反映されるので、売場がしっかり維持されていれば、上司はより優先的な部門や業務に目を向ける。

  表面上問題がなければ突っ込まれない存在。

それがチーフという職位。

  だから、個人差が更に拡大してしまう。

そして、それが長く続くと取り返しのつかないところまで至ってしまう。

  使えないチーフ。

そんなレッテルが貼られてしまう。
部門チーフという存在は、他のチーフの仕事ぶりを客観的に見れないというのが大きな課題となる。

  理想のチーフ像。

それは、若かりし頃に自分が担当だった時代に上司のチーフの背中を見て育った時代の話。

でも、現実には、理想のチーフ像を実際にチーフになってからもう一度認識する必要があるのである。

  それを具現化できるのが、チーフのトレード。

ある一定期間、理想のチーフの下で共に働くことによる研修。

  これは、大きな効果を産むだろう。

理想のチーフの1日の行動を共に出来るからだ。

この、一日の行動スケジュールを共にするということは、これ以上の教育は無いと思う。

  そこにはタイムリーな状況判断による決断があり行動がある。

これを学ばせる事が、最大の教育なのである。
もしかすると、この論理は店長研修にも当てはあるのかもしれない。

  店長ほど、普段自店で誰も何も言ってくれない存在である。

そこにメスを入れて、理想の店長の下で一週間共に行動するという研修。
店長ほど、一日のタイムスケジュールが決まっているようで決まっていない。

  個人に委ねられたタイムスケジュール。

このスケジュールに秘密が隠されているとするならば、そこを共に行動できるのはその下で働く副店長や部門チーフでしか経験できない事である。

  だから理想の店長の下から優秀な店長が育つのであろう。

そのようなチーフ研修であり、店長研修。
他のどのような効果的な研修会よりも効果の上がる部下教育ではなかろうか。






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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
穴が開いたところへの人事異動。
どの企業も同じではないでしょうか。
私は人事異動を繰り返しながら、その土地土地の食文化と人との出会いによって自分が成長できたと思っていますが、それは今になったから言えることであり、当時の自分はその原理原則に気づくことなく過ごしていたような気がします。
人事異動は自分にとってのチャンスであることをどう知らしめるかが課題かと思いますね。

投稿: てっちゃん | 2016年11月 2日 (水) 15時18分

満足な社員教育も出来ずに配属され、さらに穴が空いたからと異動。最近の当社の実態です。結果、若手が辞めていってしまいます。現場の人員が少なくてもしっかりとした教育の制度を作るしかないと思います。

投稿: かわらい | 2016年11月 2日 (水) 14時50分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
上司によって部下が左右される部分は否定出来ないでしょう。
しかし逆に部下によっても上司は左右される部分もある。だからお互いに良い関係を築き信頼関係を築きたいですね。
いずれ後々にその部下に支えられる時が来るものですから。

投稿: てっちゃん | 2016年10月28日 (金) 06時23分

上司は部下を選べても部下は上司を選べない。上司との巡り合いの運不運によって部下の将来が決まる可能性もあるので部下を持つ者は心せねばなりませんね。私の場合は極悪化する部下が多いですが(笑)。

投稿: dadama | 2016年10月27日 (木) 22時23分

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