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2016年10月 6日 (木)

◯◯戦争

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、信州方面への旅行を記した。

  その折に、ある地域をMRしてきた。

大型ショッピングモールが新規参入し、地域の老舗スーパーとの対立が話題になっている地域。

  実は、てっちゃん会メンバー同士の競合にある。

Facebook等でも登場しているとあって、一度は見てみたいと思っていた。
旅行の一環であったので、あまり時間は取れなかったが、それぞれの企業が持つ強みをしっかりアピールした型での営業をしていた。

  実は、てっちゃん会メンバー同士の競合関係が意外に多い。

この地以外でも、愛知、茨城、栃木、長野等で会のメンバー同士競合関係になっている。

  しかし、会での交流は絶えない。

企業としての競合関係はあろうとも、現場での交流はメンバー同士の交流を以前とはして図られている。

  現場ではお互いに相手を砥石として自らを磨こうとしている。

私もかってはトップに言われた言葉がある。

  「同じ営業の仲間として交流を図れ。」

要は、企業としては競合関係にあろうとも、現場同士では同じスーパーの現場の仲間としてお互いに交流を図り、良さを学び合えということだ。

  企業のトップ自らそんな言葉で交流を促進する。

だから現場もより積極的に交流を図り、情報を得る環境が整う。

  “そんなことをしたら情報が漏れるだろう”

そう言って、危惧される方もいるだろう。
しかし、現場同士の交流で情報交換したところで、大した情報など無いし、小売業としての情報などどこも同様な出どころでの情報でしかない。

  それよりも売場はもはやお客様に公開されているのだ。

そして企業毎の裏話等も、既に自社でも経験している内容がほとんどであり、どのスーパーも同じ悩みで現場担当者は悩んでいることを知るのである。

  逆に店長として部下に言えないことの情報共有が出来る。

孤独な店長の話し相手が競合店の店長だったりするのだ(笑)。

そんなメンバー同士競合店が凌ぎを削る店舗をMRしてきた。

  お互いの強み。

その強みがしっかり活かされていた。

  その企業が考えるあるべき売場。

それはやはりその企業の強みを活かした売場になっていくのだろう。

  特にオープン当初は、その傾向が強い。

そして、受けて立つ企業も自社の強みで対抗しようとする。
だから、自社の強みを明確に認識出来なければ、競合対応は出来ないと言って良いだろう。

  その考え方の違いがお互いに勉強になるのだ。

それはてっちゃん会のメンバー同士の会話でも明確に発揮される。

  縦横斜めの陳列線を崩さない企業。
  丸や半円を取入れ変化を出す企業。
  商品を積み上げ陳列量で売る企業。

商品陳列だけでも上記のような企業のあるべき姿が違うのである。
しかし、その上で色々な企業文化に触れるという経験は重要だ。

  自分の立ち位置が見えてくるから。

井の中の蛙では、自社の強みや弱みが逆に見えてこない。

  色々な位置の中でも自社の位置付け。

それが、自社の強みなのか弱みなのか。
それを、同業他社との付き合いの中から発見し、自社の強みや自分の強みを更に推進していく。

  そんな関係を築いていきたいものである。







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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
御社の強み。
いくつもありそうな気がしますが(笑)。
ただ、意外に渦中の人間には見えてなかったりして(笑)。
そのための活きた情報をこの会からいくらでも入手できると思いますが(笑)。

投稿: てっちゃん | 2016年10月15日 (土) 00時04分

どこをMRしても自社の弱みしか見当たらない現状。自社の強みの部分を再確認しないといけませんね。

投稿: かわらい | 2016年10月14日 (金) 21時39分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
バッチリ構えた売場がずらりと並ぶ予感ですが(笑)。

投稿: てっちゃん | 2016年10月 6日 (木) 22時46分

信州MRお疲れ様でした。かく言う私も今日は東京でしたが(笑)。
11月の12幕での新たなる情報交換、今から楽しみです。ら

投稿: dadama | 2016年10月 6日 (木) 15時12分

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