妥協
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
「妥協」。
皆さんは過去に妥協した経験はあるだろうか?。
「妥協の連続だよ(笑)。」
「いや俺は自分に厳しく妥協せず全てをやりきってきたよ。」
下の言葉を発せられる人はどれだけいるだろうか?。
かくいう私も、今から思えば妥協の連続だったような気がする。
しかし若い頃ほど、妥協せずやりきることを勧めたい。
これは、自分自身の反省から言える言葉である。
特に入社後の3年間は妥協するな。
この時期に仕事に対する姿勢が決まる。
この仕事に対する姿勢は、その後の本人の人生を左右するほどの姿勢である。
だから、先人の言葉は信じてほしい。
入社後、3年間はわからないながらも、言われたことを信じて妥協せず目の前の仕事に邁進してほしいのである。
そこで身に付けた仕事への取り組み姿勢は絶対に忘れない。
そこの姿勢を身に付けた人間は、その後の仕事への習得するスピードが他者と比べて格段に速い。
それは、基本をしっかり学んでいるから。
だから、基本という考え方が理解されていれば、応用はちょっと視点を変えれば理解できるレベルであり、どんな応用でも基本からズレていなという原理原則を理解していくのである。
私も遅ればせながら、妥協せず継続することをこの年を覚えた結果、52週の販売計画をやり続けてきた結果の習得物は大きく、また毎年継続してきたストアコンセプトからの習得物も大きい。
更に、このブログも妥協せず継続してきた成果は計り知れない。
この姿勢を学ばずして成功した人間はいないだろう。
これを後々になって後悔するのである。
ごくまれに、いろいろなことに手を染めて、その経験から事業を起こし成功する方もいるかもしれないが、それでもそれは偶然の賜物であり、継続して成功し続けられるかは難しいと思う。
我々凡人は、まず妥協しないで仕事に取り組む姿勢を習得することだ。
そして、入社前の研修では、このことをきっちりと周知させ、就業後に店舗でのスタートダッシュを効かせる為の入社前研修が功を奏するのであろう。
社内でも、入社前研修で「大丈夫か?」という新入社員が、その後の店舗研修からの配属で見違えるほどの成長を遂げる人材に出くわすことがある。
「明らかに何かが変わった。」
そんな劇的な変化を遂げる成長。
それは、単に技術を習得しただけではなく、生き方を自分で変えたのだろう。
妥協しないで取り組む手法とその快適さ。
このことを理解したからこそ、日々快適に仕事が出来る段取りを習得し妥協せず日々のルーティン業務をこなし、余裕を持って応用に活かせるスタイル。
そのスタイルは、他者から見れば無駄のない動きとして映るのだ。
その姿は見ている者を魅了するほどの美しさでもある。
ぜひ、そんな仕事ぶりを身につけてほしいものである。
| 固定リンク
「心のあるべき姿」カテゴリの記事
- 挑戦者の発信(2021.01.22)
- 空師(2020.12.12)
- 気がつけばアウトロー?(2020.11.04)
コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
人間、後に引けない状況に追い込まれることは、結局本人にとって悪いことではないと思います。
それを本人がどう認識するかで決まるのでしょうが(笑)。
投稿: てっちゃん | 2016年9月14日 (水) 22時07分
今まで妥協の連続でした。しかしこの年になり考える暇もないほどの状況に追い込まれ、良い経験をさせてもらっています。がむしゃらに出来るチャンスです。(笑)
投稿: かわらい | 2016年9月14日 (水) 21時05分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
妥協しないということは当然に周囲とのトラブルも発生してしまうし、上司とぶつかることもあり得る。
しかしそこで自らのコミュニケーション能力も磨かれていくとすると、やはり行動することでいろいろなことを学んでいくということでしょうね。
そういう意味でも妥協してほしくないと思うのです。
投稿: てっちゃん | 2016年9月10日 (土) 06時30分
妥協せずに仕事をするのは辛いでし、生半可な知識と経験では偏屈者と思われる事もしばしばですね。
でも失敗を許して貰えるのも若い内ですし、失敗に寛大な風土は貴重だと思います。自分で入念に計画した筈でも実行してみると大きなブレが生じ結果猛反省する破目になりますが反省なくては成長もありませんから失敗で迷惑を掛けた分を次回には必ず倍にして返す意気込み、常に攻めの姿勢でありたいと思います。守りに入ったら成長はそこで止まってしまいますから。
投稿: dadama | 2016年9月 9日 (金) 16時52分