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2016年9月11日 (日)

関ヶ原

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は日曜日。

  芸能ネタの日。

関ヶ原。
それを聞いただけで、今日のネタはバレバレですね(笑)。

  そう、今日の真田丸は「関ヶ原の戦い」。

1600年の出来事である。
日本の戦国時代の中でもひときわ輝きを放つ合戦であろう。

  しかしその関ヶ原の戦いがたったの1日で決着がついたとは。

今回その内容を検索して初めてわかった事実である。
そして、1日で決着がついた裏側には、今までの真田丸の豊臣秀吉が登場する場面からの長いドラマを見ていくと理解できるストーリーが隠されていたのだ。

  今回の真田丸は「石田三成」を軸に描いたいたと言える。

だから、石田三成から見た、豊臣秀吉であり徳川家康であり、その他諸々の登場人物であったように思う。

  そこに入り込む真田信繁。

しかし、前回も記したように、時代は家康のマネジメントスタイルを要求していたのだ。

  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2016/08/post-105a.html

石田三成もまた、加藤清正や福島正則らと共に若い頃から秀吉に仕えていた。
このドラマでは、加藤清正が事あるたびに石田三成に本音で迫ろうとするが、公務に忠実な石田三成は加藤清正のツッコミを敢えてかわす場面が多い。

  ここで二人の意思疎通が図られていたら。

関ヶ原の戦いには至らなかっただろう。

  愚直なまでに豊臣秀吉に忠実だった石田三成。

その愚直さを評価する家臣と疎んじる家臣。
秀吉の死から歳月が経ち、徳川家康というパートナーシップを兼ね備えたリーダーに未来を託したいという意識が日に日に強くなっていく時代の流れ。

  真田丸の徳川家康は周囲から担がれるタイプ。

側近の本多正信や本多忠勝、榊原康政らからも言いたいことを言われるが、最後は彼らの忠告も取り入れて政治を収める手法は、まさにパートナー型マネジメントと言えるだろう。

それと対比する形で、石田三成には義という思想に固まった秀吉への頑なな忠義に溢れるが、その後の秀頼の時代にも同様のカリスマ型のマネジメントが見え隠れする未来を描くに、かっての秀吉の家臣たちはこぞって石田三成の下から離れていく。

  そして関ヶ原の戦いでも最後の最後に小早川秀秋が寝返った。

そこで関ヶ原の戦いは一気に東軍有利になり終焉。

  わずか1日で天下分け目の戦いが終焉。

しかし、その布石は事前に十二分に巻かれていたのである。
関ヶ原の戦いは、今回か次回かであろう。

  そしていよいよ真田信繁が軸になるドラマへと移行するだろう。

真田信繁は後半にどのような生き方を目指すのだろうか。
未だ、真田信繁という男の生き様が見えてこない。

  それは、人に仕えるという立場が長かったからだろう。

秀吉が死に三成が死に昌幸が死に。
いよいよ誰にも頼ることなく自分の人生を生きていく。

  いよいよ私が見たい真田信繁の時代が到来しようとしている。


ps
是非、皆様に見ていただきたいドラマがある。

  ラスト・コップ。

来週土曜日、午後9時〜 日本テレビ放映。

  主演、唐沢寿明。

ある刑事が、事故に巻き込まれ30年間意識不明の状態で眠り続けた。
その時の年齢が20歳半ば。そこから30年が経過したわけだから、現在は50台半ば。

  まるで我々世代を表現した年代である。

この年代の人間を想定した役回りと時代錯誤的なスタジャンとブルージーンズ姿で30年前の流行語を駆使した会話と破茶滅茶なストーリーが最高に面白い。

そして来週以降は、連続テレビドラマとして10月8日(土)の夜9時からスタートする。
先々週から始まったエピソード0は、その予備的な段階らしいが、そのエピソード0が3週連続で始まっているのだ。

  これが、最高にナンセンスで面白い。

また、唐沢寿明演じる刑事がとにかく我々世代の人間性をむき出しにした役回りなのである。

  一本気で熱血漢でオッチョコチョイ。

どこか憎めないが、やる時はやる。

  どうも自分を見ているようで気恥ずかしい部分もある。

是非、こちらも見ていただいて、このブログに参加してほしいものである。






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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
関ヶ原の戦いがほとんど描写もなく終わってしまうとは思いもよりませんでした。
しかし、これは真田家の物語。
おっしゃる通り次週からの展開が楽しみですね。

投稿: てっちゃん | 2016年9月14日 (水) 22時25分

関ヶ原の戦い、描写もなく終わりましたね。(笑)確かにまだまだ主役以上に大きな存在の歴史的人物たち。来週からはガラリと変わった展開になりそうですね。楽しみです。

投稿: かわらい | 2016年9月14日 (水) 21時23分

kazuさん、コメントありがとうございます。
今回は宇都宮や小山といった地名も登場し親近感を覚えることしきりです(笑)。
しかし、このドラマのクライマックスは「大坂の陣」なのですね。
関ヶ原の戦いは瞬間的な話で終了でした。あくまでも真田親子を軸にしたドラマであることを物語る今回のストーリーでしたね。

投稿: てっちゃん | 2016年9月12日 (月) 05時38分

kazuです

先週に引き続き今夜の「石田丸」楽しみです。先週の最も有名な犬伏の別れも良かったですね~。水曜どうでしょうファンの私にとって大泉さんの熱演は感動的でした。
真田丸最初の場面では「小童」と罵られていたお兄ちゃんが昌幸に「良き策略じゃ」の一言に見ている方も号泣でした。

追伸のドラマも楽しみです。唐沢さんの衣装が「20世紀少年」と重なって見えました。

投稿: kazu | 2016年9月11日 (日) 16時15分

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