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2016年9月19日 (月)

売る気・熱意

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


上期の人事考課の季節が来た。

  今年上半期の自己評価。

そして、部下の自己評価を店長がチェックして再評価して本人と面談する。
自己評価は最上位4から最下位1までの中で、自分が上半期を総括してどれか一つの数値に丸をつけるものである。

  それが、おおよそ20項目ほどある。

この評価を付ける際に、部下に必ず事前に言っておくことがある。

  4から1まで全ての点数に自己評価せよ、と。

4から1までの点数があるとすると、概ねの部下は3か2をつける。

  4と1はほとんどの場合、付けない。

それが一番無難な評価に落ち着くのである。

  4はおこがましい。
  1は勇気がいる。

2か3であれば、無難な評価であり上司も納得するだろう、と。

  しかし私は納得しない。

なぜか?。

  2と3ばかりでは、何を言いたいのかが見えてこないから。

このような場合は、4を付けるからこの期間の取り組みが見えるのである。
そして、1を付けるから自分しての後悔が見えるのである。

  自分をもっと見える化させること。

その為に最上位の4をつけて欲しいし、最下位の1もつけて欲しい。
そこから、本人のその期間での取り組みと取り逃がしが見える化され、上司との今後の課題が明確になるのである。

  そしてその通りに勇気を持って1から4まで付けてくれた。

嬉しい限りである(笑)。

  そして最近想うことは。

その項目の中に、あるキーワードになる言葉がある。

  「熱意を持って取り組んできたか?」

という問いと、

  「売る気のある売場作りをしたか?」

この二つの問いである。
私が自分でこの問いに答えるとしたら。

  どちらも最上位の4を付ける。

熱意を持って取り組むことと、売る気のある売場。

  どちらも私には譲れないキーワードである。

販売を担う担当者であれば、どちらも結果は伴わずとも、この二つの問いには絶対に最上位で取り組んだことを表示してほしいものだし、自分がこの問いに答えるとしたら絶対に4以外は有り得ないと思っている。

  しかし、・・・。

最近、この問いに対する本人たちのチェックは2か3。
1から4まで自由に評価しなさいと指示しているにも関わらず、この二つの問いには4はいない。

別項目は4を付ける担当者が結構いるのに、上記2項目に関しては、ほとんどの担当者が2か3と無難な評価を付けたがる。

  “なぜ4を付けてこない!”

これが現代の思考なのだろうか。

  熱意とか売る気とかは死語なのだろうか。

敢えてこのようなキーワードには反応したがらないのだろうか。

  寂しい限りである。

熱意上等、売る気上等ではないか。
私なら無条件で最上位の4を付けるだろう。

  それは気持ちの問題だからだ。

結果はともかく、気持ち的には「熱意」を持って取り組んだし「売る気」を持って販売したという過程の問題であるから、気持ちを自己評価して4を付ける。

  その考え方の違いに少しがっかりしてしまうのである。

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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
売り込む意識を表に明確に表して欲しいのですが思うようにはいきませんね。

投稿: てっちゃん | 2016年9月21日 (水) 22時17分

本当は4を付けたくても熱意、売る気と言う言葉が恥ずかしくて3になってしまうのでしょうね。(笑)でもその時点でやはり3点しかあげられませんね。さらに2をつけてくるようでは先が思いやられます。

投稿: かわらい | 2016年9月21日 (水) 21時00分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
熱意や売る気という言葉を避ける傾向に少なからず違和感を覚えるのは私だけではないと思います。
そして熱意という意思を素直に表現できない世情にも違和感を覚えてしまう。
熱意という意思を表示することで自分の内面をさらけ出すことへの不安が現代に漂っているのでしょうか。その雰囲気を取り去りたいと思うのです。

投稿: てっちゃん | 2016年9月20日 (火) 11時38分

自己評価については上司の考え方で採点も大きく変わりますね。やはり上司の存在は絶対ですから(笑)。熱意と売る気に関してはサラリーマン化・・・コンプライアンスが厳しくなり会社側もやる気に対してブレーキを掛けざる得なかったり、作業標準化や労働生産性など仕組化が進む中個性を出せる場が少なくなってきた上に無難に過ごそうとする若者気質も重なっていると思います。 「熱意を持って取り組める」 「売る気のある売場作りが出来る」環境を店長が後押ししてあげる事が今の時代には求められているのかも知れません。

投稿: dadama | 2016年9月19日 (月) 15時46分

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