自動運転システム
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日の「ガイアの夜明け」。
テーマは自動運転システム。
私は、自動運転システムという車のシステムに関しては認めていなかった。
クルマはあくまでも人間が操作する道具。
そう思っていた。
少なくともこの番組を見るまでは。
クルマを運転する楽しさを人間から奪ってどうする。
そして、最終的にクルマを運転する人間から運転する楽しみと責任を奪ったら、人間がクルマを運転するという責任を放棄することであり、それはクルマからハンドルをとアクセル・ブレーキがなくなるまで徹底しなければならないシステムだとも思っていた。
だからイメージは電車と同じ。
人間は単に椅子に座って寝ていても目的地に着くというシステム。
そこまで構築しなければ、自動運転システムとは言えないと思っていた。
しかし今回のこの番組を見て意識が変わった。
もうすぐそこまで、その位置まで来ているではないか。
レベル4を目指した自動運転システム。
自動運転システムといえども、現状はレベル1からレベル4まで存在するという。
レベル1 〜 自動運転の一つでも可であれば良し
レベル2 〜 自動運転の二つ以上可であれば良し
レベル3 〜 自動運転の全てにおいて補助程度の関与であれば良し。
レベル4 〜 自動運転の全てにおいて人間の関与を必要としない。
このような段階らしい。
そして、どこのメーカーでもレベル4が最終段階だという。
ある外国のメーカーの車にはハンドルが無い。
そのレベルで現在は開発が進んでいるらしい。
しかし、今後自動運転のクルマの開発が進み、その過程でハンドルやアクセル、ブレーキの無いクルマが登場してきたら、事故に対する責任の所在はどうなるのだろうか。
現在の道路交通法では、運転者はハンドルから手を離してはいけないらしい。
しかしそのハンドルがクルマから消えたら。
道路交通法も改正する方向になるだろうし、そこでの事故の責任の所在も変わってくるのだろう。
しかし、運転者のいないクルマに一人乗る勇気は今の私にはまだ無い。
心の整理がなかなか出来ないだろう。
そして、自動運転システムにはクルマの性能の他にナビシステムも併用しなければならないらしい。
そうすると、道路標識に関しても自動運転システムを妨げない正確な取り付けが必要になってくるという。
その設置の仕方一つで自動運転を妨げる要因になるという。
将来的には、すべてが自動運転システムを構築するためにすべての法整備がなされていくのであろう。
もしかすると、自動運転システムが主流になった時代には、他車を追い抜いたり追い越したりして、前に割り込むと言う行為はもはや交通違反として判定される時代が来るかもしれないのだ。
思いっきりアクセルを吹かす時代が懐かしく思えるのだろうか。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
MT車を探すこと自体が、自動運転の放棄だと思うのですが(笑)。
投稿: てっちゃん | 2016年10月 6日 (木) 22時53分
今、新しい車を探していますがMT車を捜すのが困難になってきました。自動ブレーキのシステムは標準装備、ラインの識別も標準装備。違和感ばかりの最近の車です。
投稿: かわらい | 2016年10月 6日 (木) 21時45分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
決められたレースの上を走る新幹線。
周りの飛行物がほとんど無い航空機。
いずれもその仕組みは比較的自動運転化しやすいシステムなのだろうと思います。そして、普段私たちが運転している自動車を自動化しようとすると、周囲への障害物への配慮をシステム化しようとすると膨大は情報処理を要する。
やはりdadamaさんがおっしゃる通り、2極化していき、もしかすると一般車もバスやタクシーと同様に決められた道路を同じ速度で走る個人タクシー化していくのでしょうか(笑)。
投稿: てっちゃん | 2016年9月30日 (金) 06時27分
自動運転システムは公共交通機関ではすでに定着してます。飛行機は離陸と着陸の数分間だけのマニュアルコントロールですし新幹線もほぼ自動運転ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=iI0Sw4eS1TE 公共性が強い物はどんどん導入されていくでしょう。トラックやバス、タクシー等の無人運転は労働力の減少から見ても進まざる得ないでしょうし。私達の運転に対する思いは「モータースポーツ」として趣味加していくのかも知れませんね。
投稿: dadama | 2016年9月29日 (木) 20時16分