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2016年8月13日 (土)

問いかけ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前の記事で「展開型」問いかけを記した。

https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=2&cad=rja&uact=8&ved=0ahUKEwi5xcfdlbPOAhUINJQKHf87AAwQFgglMAE&url=http%3A%2F%2Ftetu-syoubai.cocolog-nifty.com%2Fblog%2F2015%2F11%2Fpost-3061.html&usg=AFQjCNHL8cNekEl4RNDhKoQj-tmD127JLQ

展開型問いかけによって、部下の考える力を引き出す手法。
これは、当社が属する団体で発行する業界紙の巻末の特集として連載されている記事である。

  コーチングを漫画で解説する記事。

漫画で解説するコーチングの理論と実践が非常にわかりやすいのだ。
その特集がここ1〜2巻では、採用面接時の注意点としてまとめられている。

  採用者が就業してすぐ退職してしまう。

そんな現場での課題を解決するために、面接時のやり取りの中の問いかけに「限定型」と「展開型」を使い分ける手法として解説されていた。

  採用者がすぐに退職してしまう理由。

すぐに退職してしまう理由の一番の理由は、自分が思い描いていた仕事の内容と実際の内容に大きなギャップがあったからである。

  思い描いていた仕事の内容と違った。

それは、最初の面接時に遡るのだと解説する。

  面接時に正確に現実を伝えているかどうか。

それも重要だが、もっと大切なのは、相手がどのような思惑で当社を応募してきたのかをしっかり見極めることだ。

例えば、

  「レジ部門が希望ですね?。」

   「はい。」

しかし、結果はお客様とのトラブルが原因で退職してしまうこととなった。

これが、

  「レジ部門で働くことに関して不安はありますか?。」

   「お客様とのトラブルが不安です。」

これがきっかけで、面接時に過去のトラブル例を幾つか引き合いに出して、トラブルになりやすい事例がお互いに共有されたことで、その後の仕事がスムーズに行くことは多い。

  仕事に対する不安。

実は、就業希望する応募者は、できるだけ相手にスキを見せたくないから、「はい」を多く発言する傾向にある。

  その奥に潜んだ仕事への不安。

この不安を引き出すことが重要であるという。
それは、その不安が必ず後々に影響してくるからだ。

  仕事で一番の難関はどこか?。
  退職理由で多いのは何か?。
  
面接時にそのような部分に深く切り込むことで、就業時に抱える悩みの概ねを解消することができるのであろう。

  それには、展開型の質問で就業者の不安を引き出すことから始まる。

展開型の問いかけとは、部下にも面接者にも効果的な質問であるといえよう。



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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
今回の開店に関しての募集と面接は集中して実施した結果、こちらも面接に対してのポイントが見えてきたような気がします。
本音で話し合う時間は絶対に必要かと思いますね。

投稿: てっちゃん | 2016年8月15日 (月) 21時22分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
辛いところでしょうか(笑)。
現実をどこまで公開するかは別にして、展開型の会話は心がけたいですね。

投稿: てっちゃん | 2016年8月15日 (月) 21時19分

部下や面接者の本音を引き出していくのは大切ですね。手法としての展開型の問いかけ、心がけているようでもどうしても自分本位になってしまうので是非身に着けていきたいですね。

投稿: かわらい | 2016年8月13日 (土) 20時51分

働く者の不安を取り除く事、職務を正しく伝える事は後から招く結果を予想すれば的を得てると分かっていても応募が稀である現状からは美辞麗句を並べとりあえず入社してもらう事に全力を注いでしまうのが本音でしょうか(笑)。

投稿: dadama | 2016年8月13日 (土) 18時45分

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