頑固親父
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
オープン前の現地での採用活動。
ここでいろいろな食事を摂ってきた。
カレー屋、ラーメン屋、定食屋、中華料理屋等々。
一件のラーメん屋に一番多く通った。
そこのラーメン屋や決して愛想がいいとは言えなかったが、味は良かった。
ラーメンも美味しいが、メニュー自体が中華料理が多く、特に餃子は特大でニラやキャベツの香りが最高。
ラーメンはさっぱり風の醤油と塩、こってり風の味噌とあんかけとバランスも良い。
そして定食がミニラーメンとご飯と餃子で650円と適値で満腹感もありよく注文した。
しかし、そこの店主が愛想が悪い。
まず、笑わない(笑)。
そして、あまり喋らない。
こちらが退店するときも、言葉もない。
まったく、やる気があるのかどうか。
唯一の救いは、おかみさんのチャキチャキ感だろうか。
しかし美味しく手頃なので通い続けた。
そして、我々のお店がオープン。
数日経過した日曜日であろうか、どこかで見たことのあるおじいちゃんが、お孫さんをベビーカーに乗せてレジに並んでいた。
“あれっ、誰だっけなぁ〜?”
そう思ってジッと見ていたら、向こうからニコッとしてきた。
「ここで働いていたんですか(笑)」。
その声を聞いた瞬間に思い出した。
“あの頑固親父だ!”
勝手に想像していた頑固親父。
しかし、目の前にいるのはニコニコして孫といるおじいちゃん。
そのギャップになかなか思い出せなかったのだ。
私は恐る恐る聞いてみた。
「◯◯ラーメンのご主人ですよね(笑)?」
「そうそう(笑)」
そんな会話でその場は終わったが、その後にそのラーメン屋に行くと話しが盛り上がった。
特に、食事を終えてからお客様が誰もいなくなってから。
「おたくは我々のような業者への販売はしているの?。」
そこから話しが弾んだ。
やはり職人である。当店の品揃えをしっかりチェックしていた。
特に、自分の商売に使う食材に関しては詳しい。
私は敢えて自店で販売する「挽肉」を進めた。
それは、ここの餃子が好きだから。
ここの餃子に、自店の挽肉を使って食べてみたい。
そんな単純な私心からであるが、自店の生の原材料だけを使用したこのお店の餃子を食べてみたいと心から思うし、その事でここの餃子が益々評判になれれば嬉しいことである。
ご主人も私の挽肉に対する想いを理解して、今度買い出しに来てくれるようだ(笑)。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
ぜひ、当社の挽肉の入った特大餃子をお勧めしたいものです(笑)。
投稿: てっちゃん | 2016年7月22日 (金) 23時49分
是非連れて行って下さい。(笑)開店して間もないのにディープな顧客ができましたね!私が行く頃には御社の挽肉がギョーザに入ってますね!
投稿: かわらい | 2016年7月22日 (金) 20時46分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
あそことはまた別の、バリバリのラーメン屋です。
いずれも機会があれば、お連れしたい所ですが、昭和が色濃く残る店内ですよ(笑)。
投稿: てっちゃん | 2016年7月19日 (火) 20時07分
あのラーメン屋さんですね(笑)。次回は営業時間にお邪魔します(笑)。
投稿: dadama | 2016年7月19日 (火) 18時06分