営業という世界
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
新店の設立時には、メーカーさんや業者さんとの接触も多くなる。
「スナックの◯◯です。よろしくお願い致します。」
「冷凍設備の◯◯です。よろしくお願い致します。」
「BGM設備の◯◯です。よろしくお願い致します。」
建築設備から店舗施設、更には電気工事会社、そして商品面では問屋やメーカーの営業担当者との名刺交換が頻繁に行われる。
更に、先日は周辺の住民の方への訪問等もあり、早速名刺を切らしてしまった。
十分に在庫を持っていたつもりの名刺であるが、普段の使用量とは雲泥の差であるから、自分でも知らないうちに在庫切れに気づかないほどである。
そんな中で、普段は接触しない業者の方々。
当然、自社の担当者はそれぞれに業者の方々との取引や接触はあるのだが、我々現場でお客様が主たる接触相手になると、業者の方々との交流は一生に何度も無い経験であろう。
そんな視点で彼らを見ていると、業界毎に人柄というか性格というものが明確に現れてくるものだと思った。
建築業者さんは職人気質が多く黙々と仕事をしている。
設備業者さんは実直で間違いの無い正確な仕事ぶり。
什器や電気系等の方々は店長への配慮も万全である。
食品メーカーの営業は我々にガンガン営業しまくる。
建築業者や設備業者、冷蔵業者の方々は、図面通りの仕事が求められるため、その仕事ぶりは堅実で正確であり、決め事やルールに対しても遵守する傾向にあるのだろう。
よって、当初は付き合いづらい面もあるが、一度面識を持つとその安心感は抜群である。
しかし、メーカーの営業マンは真逆である。
彼らが目を向ける相手が、全く異なるということだろう。
それは、営業の相手が直接我々であり、バイヤーであるということだ。
特に、スーパーとの取引がメインの食品メーカーさん達は、他の業者と比較しても我々やバイヤーへのアタックが猛烈だ(笑)。
他を出し抜いてでも自社商品を売りまくる。
そんな勢いを感じさせる行動力である。
逆に言うと、結果が全て。
だから、一堂に集まる場面でも店舗側が提案した駐車場等の決め事も営業マンによっては遵守しない方もいる。
駐車場を決められた場所に止めるということよりも、優先的に現場に援助に赴きお店側に協力をする。
駐車違反の有無が今後の営業に支障をきたすというバイヤーからの指示で初めて駐車場の決め事に目が向けられる。
どちらが良いとか悪いとかを記しているのではない。
業界毎の特性を記しているのである。
どちらも我々にとってはなくてはならない存在である。
そして、それらの特性も私の個人的な見解であることをご了承いただきたい。
そして今後は、食品メーカーの営業マンとの接触が濃厚になっていくのである。
そういう意味では、今後、この店舗は建築業者から我々店舗運営者と商品供給業者へと主役が移り、そこに最大の顧客である地域のお客様が集う場となっていくのである。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
光陰矢の如し。
明日から長い戦いが始まります(笑)。
投稿: てっちゃん | 2016年7月 1日 (金) 21時51分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
某食品メーカーさんと、今日の記事の話題になりました。
世の中狭いものですね(笑)。
投稿: てっちゃん | 2016年7月 1日 (金) 21時50分
いよいよ明日ですね。大成功を祈念致しております。
投稿: かわらい | 2016年7月 1日 (金) 21時30分
しっかりと拝読させて頂きましたがコメントは明日に備え控えさせて頂きます。
決戦前夜、しっかりと極悪をお楽しみ下さい(笑)。
投稿: dadama | 2016年7月 1日 (金) 18時20分