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2016年7月15日 (金)

強みに連動

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


オープンから一週間以上経過。

  商品面での強み弱みも見えてくる。

強いカテゴリー。
弱いカテゴリー。

  それは当初見込み通りのものと見込みちがいのものもある。

概ねは、市街地住宅地、そして比較的高齢化の地域という立地からの自転車での買い物客の多さなどから、想定内の状況が多く見られるような商品動向であるのだが、意外に強いカテゴリーも見えてきた。

  牛肉の強み。

これは想定外である。
この強みに連動したカテゴリーの強化は必須であろう。

  牛肉と連動したカテゴリー。

焼肉のタレ、ステーキのタレ。

  せっかくの和牛である。

より美味しくステーキを食したい、焼肉を食べたいという願望はあろう。
その願望に応じたタレ類の関連販売の強化。

更には、より美味しくステーキを食べたい、焼肉を食べたいという願望に応じてオススメのワインを強化していきたいものだ。

  「ワインの動きが今一つ」

お酒バイヤーの開店当初の感想から、一見動きのなさそうなカテゴリーではあったが、とは言ってもデータ的にはそれほど悪い数値ではない。

  着実にワインの数値は残っている。

もっと明確に「お肉」が美味しく食べられるワインという打ち出しが無いだけの話であろう。

  お肉料理にオススメのワイン。

そんな提案を特設コーナーで展開するだけで、大きく数値が向上することは間違いないだろう。

  商品化も工夫が必要である。

牛肉好きのお客様の為には、もっとバラエティーなアイテムの提案が必須である。

  一度は食べてみたい「部位」
  一度は食べてみたい「肉厚」
  一度は食べてみたい「食べ方」

そのような提案で、お店独自のスタンスを築いていければ固定客は増加していくものだ。

思えば、開店時の品揃えほど、お客様から遠いものはない。

  何の情報もないままの開店であるから。

全ての品揃えは、仮説に過ぎない。
単なる、従来の自社のトレンドを追っての開店時の品揃えである。

  実際のお客様とのギャップ。

今後、お客様の声や販売データから、実際のお客様の実態が明確になるにつれて、品揃えもお客様に近づいていかなければならない。

  開店時の遠い品揃え。

仮説から生まれた売場を、お客様の実態に応じて合わせていく作業。
それも、これからの我々店舗の人間の仕事になっていく。

  従業員の能力。

この能力を高めていく作業も重要だが、

  品揃えの符合。

その分野でも、そのギャップが一番大きいのも今である。
その符合作業が、これから続いていくのである。





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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
新店とは開店当初のお祭りが終焉すると途端に現実が待っているもの。
その現実にどう手を打つかという課題と基本が維持できるパートさん達の能力を日々の中でどう早急に育成していくかという両面の課題を克服していかねばなりません。よって、教育する部門担当者と課題を発見して地域のお客様への最適化を図る店長との明確な役割分担が必要かと思われます。

投稿: てっちゃん | 2016年7月19日 (火) 10時27分

当初の予定からのギャップの修正。開店前からのシナリオ通りに進んでいる感じですね。今までにない特性を持つ新店に思考が止まってました。(笑)ほんの少しの強みにすがってみます。

投稿: かわらい | 2016年7月18日 (月) 22時28分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
まだまだ始まったばかり、わかってきたことから実現していきたいと思っております。

投稿: てっちゃん | 2016年7月16日 (土) 23時36分

私が拝見して感じたイメージとほぼ同じでしょうか。牛肉はエイジングビーフを持ち帰りたかった(笑)。アルコールは面の売場展開で伸びしろはありそうですね。あと、産直野菜はコストパフォーマンスでかなりの集客が期待されると感じました。鳩さん同様定点観測してみたいですね(笑)。

投稿: dadama | 2016年7月15日 (金) 14時25分

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