陳列
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
いよいよ、陳列が始まった。
ドライグロサリー商品群の陳列。
少しずつ店舗という器から売場という、モノからコトへ切り替わっていく瞬間である。
大勢の陳列援助の方々が店舗に来店して賑わいを呈してくる。
以前記した、従業員による「内覧会」。
この時も当店の従業員の多くが来店して、店内を内覧した。
多くの人が居ての店舗。
この器の本来の目的に近づきつつある現在。
徐々にその目的に近づいていく過程が好きである。
それは、店舗という器が完成し、同時に店内に商品が徐々に陳列されていくこの時だけの出来事。
長い長い歴史の中でも、この時だけのことである。
それ以降は、生鮮部門は別にしても、グロサリー部門の売場は常に商品が陳列された状態が継続されていく。
空のゴンドラに一気に商品が陳列されて、店内の様子が一気に劇的に変化していく。
そして、後日にはデイリー商材が陳列が始まり、最終的には生鮮品や惣菜、ベーカリーが陳列されて開店を迎える。
完成された売場は、誰も想像しなかった売場が現れることになる。
全ての売場を一人の人間が管理できるものではないからだ。
特に、開店初日の状態は誰も見えない。
一人一人のプロたちが、その取引先と連動して自分が担当する部分だけの売場に関わるのみ。
店長とてそれを把握することは出来ない。
我々自身も、出来上がる売場が楽しみなのだ。
“全体的にはこのような売場と店舗になるんだぁ〜”
それは、オープン日を待つしかない。
それは、我々もお客様も同様なのだ。
しかしそれを実現するのは人。
その従業員が店内で活躍してこそ、これからの営業を支えていくのであり、その従業員の活気ある行動が店内に木霊していくのである。
商品と従業員とお客様。
それらが揃ってこその、売場であり店舗である。
そんな光景が、もうすぐそこに迫っている。
従来は、建築業者が長い間このお店を建立していきた。
そして店内が完成し、冷蔵設備や電気設備の業者が関わり、セキュリティー業者や備品什器業者が関わってくる。
そして最後は、商品面の方々が納品、陳列、そしてメンテナンスに関わり、最後は生鮮惣菜、ベーカリーに関わる商品関連の方々や、それらを売場に陳列するための包材業者の方々が関わり、店舗は完成に近づいていく。
今週に入り、急加速で時が流れていく。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
店舗の引き渡しが終了すると、あっという間の出来事になってしますね(笑)。
投稿: てっちゃん | 2016年7月 1日 (金) 22時02分
ここからはあっという間ですね!1週間前まで棚割りを描き変えていた当社の新店の開店を思い出します。(笑)
投稿: かわらい | 2016年7月 1日 (金) 21時18分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
近々、グロサリーエンドも陳列されます。
コンコース沿いのエンドが決まると、いよいよ雰囲気が出てきますね。
投稿: てっちゃん | 2016年6月29日 (水) 09時13分
商品の陳列と共にお店に命が吹き込まれていきますね。無機質な什器がお客様に喜ばれる売場に変化していく毎日。開店まで酔いしれてください(笑)。
投稿: dadama | 2016年6月29日 (水) 00時24分