就業の決定要因
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
自分が働く為の意思決定。
何を以って、そこで働くのか?。
個人によって、千差万別ではあろう。
自分がやりたい仕事。
給与面の条件が良い。
地元企業で転勤が無い。
自分でもやれそう。
特に今は、今年の就職活動がスタートしており、学生が会社説明会に頻繁に参加している時期でもあり、人事担当者と募集面接を共に実施している為、就職面での情報も入ってくる。
先日は、都内の大学の就職担当者との打ち合わせがあったらしい。
都内に通う大学生も、Uターンして地元企業に就職を希望する学生の割合が増加しているという。
理由は、地元に戻りたいから。
兄弟が少なくなっていく一方であるから、地元に戻って親と暮らすと言う選択肢に偏っていくのであろう。
同様に、店舗で募集する際のパートさん達の選択しでも、家から近いと言う理由で今回の募集に応募してくる方は非常に多い。
自分の家から近いという魅力。
これは、主婦や女性にとっては非常に魅力なのであろう。
特に、短時間労働を希望する方にとっては尚更。
自転車や徒歩で通えると言う気楽さ。
自分がやりたいと言う要因よりも、自宅から簡単に通えると言う要因。
あくまでも家事がメイン。
子供も大きくなり、空いた時間ができたので、その片手間に家から近いスーパーで働こうか。
そんな理由から応募される方が多いのだ。
ましてや、普段自分が買い物に行く頻度が非常に高い食品スーパーである。
ある程度は仕事の内容も見える。
そこで仕事が出来て、ついでに買い物をして帰宅する。
一石二鳥である(笑)。
もしかすると、社員割引もあるかもしれない。
そんなサービスが従業員に提案されているのであれば、この人手不足の折、就業の決定打になるのではないだろうか。
それはさておき(笑)、そんな状況にある女性にとっては、家から近いと言う要因は大きいようだ。
しかし、稼ぎたい主婦の要因は異なる。
自分がやりたい。
給与面での条件。
上記2項目が大きな要因となってくる。
そんな中で、今回の募集でも、7時間以上を希望する方も応募に来て内定を出すのだが、その後辞退の電話が多い。
給与面で折り合いが合わない。
自分のイメージと違っていた。
そのような理由が多い。
自宅から近いと言う理由は低くなっていく。
ますます、近場に住むお客様を従業員として如何に取り込むか。
その施策が重要視されていくのであろう。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
応募の本音。
それは次回の新店への布石になりますね。私にも教えて欲しいものです(笑)。
投稿: てっちゃん | 2016年5月20日 (金) 22時37分
今年2月の新店オープンに際して決して充分とは言えないまでも入社していただき今尚働いてもらっているパートさんに本音の動機を聞いてみるのもいいかも知れませんね。歩いて通勤の方はやはり近い!が理由かも。(笑)
投稿: かわらい | 2016年5月20日 (金) 20時50分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
この感覚は、本部と現場の意識のギャップでもあり、チラシで価格を安く売る
努力と同様の意識を持って競合対策と同じ目線で競合店の時給や処遇面を比較していく必要があるのではないでしょうか。
投稿: てっちゃん | 2016年5月16日 (月) 21時32分
短時間と長時間では働く動機は違いますね。短時間は比較的家計の補助的傾向が強い。中には子供の成長自立後にしっかり働くのを目標にしている方も見えますが。長時間は生計と働き甲斐を重んじる傾向が強い。長時間安心で働き甲斐を以って就労出来る。働き甲斐が売場の数値に反映され、結果給料も上がる。社員により近い長時間パートさんのが働き甲斐を感じる職場環境の構築、もう待ったなしの時代ですね。
投稿: dadama | 2016年5月16日 (月) 20時50分