研修スタイルの変更
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
店舗での新規採用者の研修も一ヶ月を経過した。
そろそろ研修スタイルを変化させるべき時期に来た。
従来は、新規採用者の慣れや事情を優先した研修であった。
しかし、そのスタイルでは、なかなか技術の習得は得られない。
また、研修を進める部門責任者も、研修先のオペレーションに加わることを優先していたため、研修生も効率良く研修を受けていたわけでもなかった。
しかし、その研修スタイルを変えていく時期に来たようだ。
その一つには、研修生が徐々にではあるが増えてきたこともある。
より大勢の人数の研修を無駄なく進めていく。
その為には、部門責任者がより積極的に研修生の教育に入り込んでいく必要がある。
マンツーマンの研修スタイル。
このスタイルに移行すべき時なのである。
この研修スタイルは当社の定番マニュアル。
しかし、諸事情によりなかなか実現出来ずにいた。
でも、ようやく慣れの段階から本格的に技術習得のタイミングと本人達の近くの問題、更に研修生が本格的揃い始めてきたことも挙げられる。
店舗の立ち上げ訓練への見通し。
かって、手がけた新店では、何度か立ち上げ訓練も実施した。
自店のメンバーだけで開店品揃えを実施する訓練。
自店が開店した暁からは、これが当たり前の日々のルーチン業務となる。
しかし、いま現在このことを本人達に言うのは酷である(笑)。
十分な人員も揃いきっていない現状でもある。
しかしそろそろ頭に入れておかねばならない。
それは、部門責任者も当然あるし部門のトレーナーも意識しなければならない。
先日、鮮魚のトレーナーに敢えて聞いたことがあった。
「鮮魚の立ち上げ訓練はいつやろうか(笑)?。」
彼は、呆然と私を見ていた。
“立ち上げ訓練の前に、人材を揃えてくださいよ”
そんな表情がアリアリである。
しかし、ここにきてようやく集まり難いとされていた鮮魚部門にも人材が揃いつつある。
“なんとか形になりつつあるかな”
鮮魚部門だけでなく、その他部門同様にシフト表が作れるかという人材が揃いつつある。
ここから一気に研修教育も加速していく時期が到来した。
以前のままの人員だけなら、立ち上げ訓練などと言っていられる場合ではないが、そろそろそれを意識できる人材が揃いつつあるからだ。
とは言っても、開店直前まで採用は続ける。
新規開店してしまったなら、採用問題から課題は移行してしまうからだ。
開店前のこの時期が一番採用しやすい時期。
5月のゴールデンウィーク後からお盆前の7月までが、一年で一番採用しやすい時期(応募しやすい時期)であるから。
ようやく子供の学校の件も落ち着き、自分の生活にも見通しが立てられる時期なのである。
ここで採用しなくて、いつ採用するのか。
そんな時期が、ようやく到来したわけである。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
まだまだ大詰めにはしたくないのですが、やりたいないことはたくさんあります。
ぜひ、コソッと来てください(笑)。
投稿: てっちゃん | 2016年5月20日 (金) 07時11分
採用も研修も大詰めですね。さて、開店何日目に突撃するかこちらもそろそろ計画しないと!(笑)
投稿: かわらい | 2016年5月19日 (木) 20時46分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
何度やっても後悔と気付きの繰り返しです(泣)。
前回の反省を踏まえて実行すればヤリ過ぎるし、押さえれば以前より後退だし、家と同じで三度やらないとダメですね(笑)。
投稿: てっちゃん | 2016年5月14日 (土) 22時13分
人員確保は新店立ち上げの要ですから色々と気を揉みますね。開店時は応援が入るにしろ多くのお客様が来店されパートさんがパニックに陥る事もありますから開店の異常値から平常値までのフォローも欠かせませんね・・・てっちゃんは過去に経験をお持ちなので私が言うのも差し出がましいですが(笑)。
投稿: dadama | 2016年5月14日 (土) 18時32分