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2016年4月29日 (金)

記憶に残る仕事

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


我々は基本的に組織で仕事をする。

  食品スーパーという組織形態上当然である。

個人商店であれば、個人で仕入れ個人で販売し個人で全ての数値管理や商品管理をしているが、組織で働く我々は、仕入れ担当、販売担当、財務担当や人事担当といったように、組織の上で役割を分けて作業を分担しながらより専門的に自分の業務をこなしていく。

  そして、当然に自分の上司や部下も存在している。

上司から指示を受け、部下へより具体的な指示を出す。
そのような基本的な組織上の伝達や意思決定を通しながら、自分の領域を部下と共にチームを組んで期間毎に結果を出していく。

  その結果が自分の業績となって評価されていく。

その評価等から、毎年の自分の職位が決まり、上司、部下が決まり、毎年の組織によって同じように組織上の役割をこなしながら毎年が経過していく。

  そして、定年を迎える。

組織で働く我々が一番気になるのが自分の職位。

  自分は組織でどう評価されどのような職位に就くか。

それが、組織での自分の立ち位置であり、大きな目標でもある。

  しかし、・・・ 。

組織の実態は職位の存在とは微妙に違いながら機能しているのも事実。

  それは、どういうことか。

全てが、職位の上位から指示を受け、下位へ伝達されるのかというとそうでもない。

  「誰が指示を出したのか?。」

この、誰という存在が大きいのである。

  「この人の言うことは絶対だ。」
  「この人が言うのだから間違いない。」
  「この人に従えば部下を守ってくれる。」

いろいろな表現があるだろう。
しかし、組織内の実態として、このような部分も存在しているのも事実。

  組織の歯車として正確に機能する存在。

組織上はこのような存在が一番好ましい人材の組織内での役割なのであろう。

  上位からの指示、命令を忠実に部下に伝達して組織を機能させる能力。

この能力だけでも相当の能力を要するとは思う。
しかし、それだけでは、従業員の記憶には残らない。

  組織内の従業員の記憶に残る人材。

その分野では、絶対に他者の追随を許さない実力の持ち主。
そして、その方から自分が育てられ、自分の基礎を作ってくれた存在。
そんな方の存在を、私は未だに忘れない。
そして、悩んだ末にいつも想うこと。

  “あの人だったら、この場をどう切り抜けるだろうか”
  “あの人だったら、この難題にどう結論を下すだろうか”

    あの人だったら。

そのような存在として、壁にぶつかるといつも引き合いに出てくる人物。
私にとっては、このような人が記憶に残る人であり、このような存在になりたいと常に思い続けながら仕事をしてきた。

  それは、職位の上下ではない。

その分野では他者の追随を許さないその道のスペシャリストである。

  自分の強みという領域を明確に持つ人間。

そんな、記憶に残る人材。

  いつかは到達したい存在である。






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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
組織が小さくなるほど、組織形態が単純化されていますから、組織上の職位と言うよりも個人に依存する指示命令形態が存在しますよね。
組織形態は一長一短。階層があればいいかというとそんなことは無い。
20店舗程度の組織はまだまだ原始的な匂いを残した方がしっくりいくのではないでしょうか(笑)。

投稿: てっちゃん | 2016年5月 5日 (木) 08時52分

職位の上下ではない。本当にそう思います。(笑)特に当社のようなローカルスーパーは仕事の内容でしか部下からも認められません。

投稿: かわらい | 2016年5月 4日 (水) 22時00分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
部下の責任を取るには、自分自身が今の職位を降りる覚悟を持たないと出来ない。
前の企業を退職する際に学んだ人間心理。企業を退職するという一生に一度経験できるかどうかの体験が得たものは大きかったですね。

投稿: てっちゃん | 2016年4月30日 (土) 09時47分

この歳になると良くも悪くも人間の本質が見えてきて相手の評価も本質の部分を見るようになりますね。それは業績が良い時より不安定な時によく判る(笑)。部下に責任を押し付ける上司、部下の責任を取る上司。人間は恩義を忘れないと思います。部下の責任を取る信頼関係があれば部下は勇気ある行動が取れ業績を残していけるのでしょうね。

投稿: dadama | 2016年4月29日 (金) 22時40分

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