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2016年4月 1日 (金)

桜の季節

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


全国各地から、桜の開花や満開の便りが目白押しである。

  Facebook仲間の花見の便りも頻繁にアップされている。

そして、今日から4月。

  新たな年度のスタートである。

ほとんどの企業では今日が入社式であろう。
当社も御多分に洩れず本日が入社式であり、今日から3日間の新入社員研修が始まる。

  同時に、私が任された店舗のパートさん達も今日から店舗研修。

いろいろな想いが交錯する4月1日という記念すべき日。

  そして、外は満開の桜。

まさに、フレッシュマン達の門出を祝うかのようなタイムリーな開花であり満開である。

  この業界にも多くの新入社員たちが入社してくるのだろう。

人材不足が深刻化してきた昨今、新たに業界に入社してくる社員たちは宝の山である。ぜひこの業界の商売の楽しさ仕事のやりがいを体験して、一刻も早く戦力化して欲しいものだ。

  そんな心新たにこの業界に入社してくる新入社員に送りたい。

このブログを読まれている方で、今年度よりこの業界に入社される方もいるかもしれない。そんな方々に送りたい言葉がある。

  「石の上にも3年」。

なんと古臭い諺(ことわざ)であろうか。
自分で書いていてもそう思う(笑)。

  しかし、この言葉は真実であり皆さんの人生の鍵を握る諺である。

石の上にも、3年。
とにかく、3年間は死に物狂いで必死にやり続けろ、というような内容である。

  どうして、その言葉を贈るのか?。

3年続けて初めて、この業界のやりがいが見えてくるからだ。
それは、どんなことでも同じであろう。
それを、身を以て経験してきた方もいるだろう。

学生時代や過去に一つのことをやり続けてきて、当初は未経験の為、試行錯誤しながらも一時はやめてしまおうかと悩んだ時もあったろうが、それでも歯を食いしばって継続してきた結果、ようやく3年経過した段階から自分への自信がついてきて、更にはそのことや仕事が楽しくやりがいも見出せてきたという経験である。

  そして、それはこの業界でも同様なのである。

スーパーマーケットの業界。
それぞれが、それぞれの意図を持ってこの業界に入社してきているのだろう。
しかし、実際に入社して研修を経て部門配属され、自分が歩む部門での仕事が始まる。

  研修期間中はまだまだお客様状態だから気安いものだ。

しかし、実際に本配属された段階から急速に不安に襲われる。

  “ここで自分が本当に務まるのだろうか?”
  “自分が思っていた姿とかなり違っている”
  “違った道に進んでしまったのではないか”

特に、入社3ヶ月目ぐらいから急速に不安に襲われるのだ。

  私もそうだった。

道を外したか?。

何度そう思ったことか。
しかし、そう思うもつかの間、人事異動があり寮生活が始まる。
悩む間もなく、その地での新しい生活が始まる。

  そうやって時が過ぎ去ったのが良かったのかもしれない。

新たな環境の下で、新たな地域と新たな人達との出会いの中で、その環境に溶け込もうとする過程の中で、不安よりも必死になることで頭の中がいっぱいな状態で仕事をしていたのだろう。

  そしていつしか仕事に慣れ、コツを掴み自分への自信がついてきた。

ようやく1年が過ぎようとしていた時だろうか。
いつしか、転職という野望も消え去り、この業界でやってみようかと思い始めた矢先にまた人事異動があり、いつしか3年があっという間に過ぎ去った。

  いやな上司もいた。

しかし、その上司から昇格の内示を受けた。
5年を経過した段階で、部門チーフへ昇格できた。

  同期入社者よりも遅れてのチーフ昇格。

しかし、今から思えば、そんな1年2年程度の時差などほとんど関係ないことがわかった。

  大切なのは、下積み時代に何を学び何を知恵として得てきたか。

物事の本質を理解するにはそれ相応の時間がかかるものである。
その物事の本質に触れずして、その場を見限るということは、次に進んでも同様に物事の本質を理解せずして諦める体質になっていくということである。

  物事の本質とは?。

それは、その業界の魅力であり、それを自分なりにどう理解して具現化していけるかということだ。

  それが、石の上にも3年という諺を送る理由である。

入社から3年。
この期間が人生で一番大切な時期であることを理解して欲しいものである。







  

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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
入社3年経過後の退職。
「まだやり直せる」という認識が過去と現在では違ってきているのかもしれませんね。
でも、やっぱり3年経過後のやり直しは相当厳しいと言わざるを得ません。
それと、親から離れて自立するという意識との関係とも大いに影響していると思うのです。

投稿: てっちゃん | 2016年4月 7日 (木) 06時50分

若手にこのような話をすることは少なくなり、入社7〜8年経って一人前になった社員の退職を留める事が多くなりました。3年をクリアーした社員の離脱は厳しいですね。

投稿: かわらい | 2016年4月 6日 (水) 21時31分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
今までの仕事人生を振り返ると、厳しい環境に置かれた時の経験ほど後々に大きな自信となって自分を支えてくれていますね。それは、入社当時の辛い3年間もそうですし、その後のいろいろな場面での経験も同様です。特に、厳しい上司からは多くのことを学んだような気がします。今思えば、感謝なのですが、どうしもて当時は逃げることばかり考えていたような(笑)。

投稿: てっちゃん | 2016年4月 2日 (土) 06時28分

私も残り3年を残し全く未経験の分野に異動となりました。3年で寿命が尽きる人間でも新しい事に取り組める(笑)。人生は思い通りに行く事は稀であり数々の辛酸をなめて成長していくのだと思います。運とか楽して成功を収めると必ず後でしっぺ返しもきます。運は実力を伴ないませんから。石の上でも3年・・・つまりは基礎力をしっかりつける事が結局は長い企業人生では大切であると思います。更には結婚・家族の長となった時の仕事のあり方など人生の節目での仕事感も基礎力がかかわってきますから最初の3年間は無心・貪欲で仕事に立ち向かってほしいですね。

投稿: dadama | 2016年4月 1日 (金) 23時19分

kさん、初コメントありがとうございます。
私も、定年へ向けてカウントダウンが始まっております(笑)。
華やかな自分の仕事への憧れを持って入社してきたにも関わらず、当面は掃除や品出し等の底辺の仕事ばかり。不安と不満に満ちた日々を繰り返す入社当初の役割ですが、それこそ豊臣秀吉のように、日本一の下足番から這い上がっていくのが仕事の本質なのだと思えるのは、ようやく今になってからですよね。
また、新店へのエール、ありがとうございます。
今後とも、よろしくお願い致します。

投稿: てっちゃん | 2016年4月 1日 (金) 07時10分

こんにちは
初めてメールします。
西日本在住ですので「てっちゃん会」にも参加が難しくすみません。
結城先生の毎日ブログで「てっちゃん」の毎日ブログを知って以来毎日欠かさず拝読致しております。私も昨年まで関西系のGMSで「てっちゃん」と同職を務めておりましたが昨年役定となり古巣の衣料品で店舗サポート的な役割を担っております。弊社も食品の売上構成比が過半で旧職時代はよく勉強させていただきその商売の魅力に触れ今でも趣味の市価調はSMの新店を見に行くことの方が衣料系よりも多いです。
さて「石の上にも3年」、自身の体験も踏まえ大共感致しコメントさせていただきます。
私も新入社員や就職の決まったアルバイト(自身の倅にも)から残念ながら転職した優秀な部下までいろんな方々にこのことを言い続けてきました。
「今の日本の企業等ではMBAでも出た余程ハイレベルな方でなければ入社時から自身の判断でバリバリ仕事のできる人は限られるのでないでしょうか?ほとんどは未知の会社に入社しまずは上司、先輩の指導に従って業務を収得していく(面白くない)過程が中心ではないかと思います。そして仕事を覚え部下を持った3~4年目くらい仕事の面白さ(自身が考え行動した結果が業務の結果に反映される。)がわかってくると・・・。それまで余程「BLACK」な会社やパワハラ・セクハラ上司でなければ多少は辛抱して3年はがんばりなさい。」といった事を言い続けて来ました。
さすが「てっちゃん」と感じ入りました。
新店のご成功を心よりお祈りいたしております。
新店オープン時は長時間の激務となるとお察し致します、くれぐれもお体ご自愛下さい。
「がんばれ てっちゃん!!」

        k

投稿: k | 2016年4月 1日 (金) 02時43分

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