インターンシップ感想記
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
毎年受け入れている「インターンシップ」。
高校生に中学生。
どちらかと言えば、中学生の方がインターンシップで受け入れる学校数は多い。
しかし、高校生の方がより積極的に取り組み学んでいく。
中学生はイベント性が高い。
高校性は就職前哨戦の様相。
どちらも真面目にインターンシップに取り組んでくれているが、高校生の方が就職という一大イベントに備えた自分自身への取り組みという様相が高い分、より積極的にインターンシップに参加し、何を学ぶかという目的意識も高い。
私自身も高校生相手には熱が入る。
中学生相手には、挨拶や礼儀に関しては、まずは家庭で実践することを教えていく。
基本は一番身近な家族や親族から実践出来ねばならない。
しかし、ある程度社会人としての適性が出来上がりつつある高校生の場合は違う。
人間社会にとっての礼儀や挨拶の意義を教えていく。
そんなスタンスで区分けしながら、中学生高校生へのインターンシップ受入れの基本的な考え方を整理している。
そして、毎年楽しみにしているのは?。
インターンシップ受講生の感想文である。
“さて、今年はどんな感想を持ってくれたのだろうか?”
この感想文を読むのが唯一の受入れの評価だと思っている。
そのインターンシップの感想として市内の高校生の文集が配布された。
各企業毎、各業界毎に分類されて掲載されていた。
同じ流通業、スーパーマーケットの個店毎に分かれて、その店舗にインターンシップとして入店した高校生の中の代表1名の感想文が載せられていた。
流石に代表者の文章は整っている。
事前の打ち合わせの様子から、受講内容、そしてその受講から自分なりに学んだ働くという事に対しての自分の取り組み方の反省。
挨拶という基本と製造技術という応用。
自分自身の製造技術を駆使して製造した商品。
しかし、それだけでは売場に陳列できない。
挨拶というコミュニケーションの基本ができて初めて部門内の意思疎通が通り、自分が意図した商品が売場に陳列され、お客様に購買され、結果としてお客様の満足に繋がる。
そこには必ず人としての礼儀と結びつきが発生する。
この社会的なバランスを学ぶことがインターンシップである。
このことが反省分としてしっかり記載されていることが嬉しい。
そんな素直な反省分を残してくれたインターンシップに感謝である。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
このブログからあらぬ方向へ進まぬよう監視をお願いいたします(笑)。
投稿: てっちゃん | 2016年4月23日 (土) 21時24分
高校生の受け入れはしたことがないですね。中学生の受け入れは毎年2~3名受け入れていました。今後若手の店長にこのような機会が多くなってくると思いますので、てっちゃんの店長日記を読ませようと思います!(笑)
投稿: かわらい | 2016年4月23日 (土) 20時38分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
自分が前面に立って実社会と繋がる。
そこに存在する厳しさや優しさ、そして信頼。そんなものが現場の店舗で働くことを通して学んでもらえたらいいかなと思うのです。
投稿: てっちゃん | 2016年4月21日 (木) 08時36分
売場は工場であってはならないと思います。標準化、マニュアル化されても商品が売れたご利益から私達の給料が賄われている事実。お客様に気持ちの良いお買い物をして頂くなかで社会人としての礼儀を大切にしてもらいたいですね。
投稿: dadama | 2016年4月20日 (水) 17時41分