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2016年4月 9日 (土)

純白に色を付ける

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


新規入社のパートさん達。

  何色にも染まっていない真っ白な存在。

ここに少しずつ色を染めていく作業。
それが、新店での新店スタッフ教育ということになろう。

  真っ白から染めていくから染まりやすい。

1日1日と全員が同様に同じ色に染まっていく。

  だから、初めが肝心。

染め直しは許されない。
真っ白な状態から基本的な色を前面に塗っていく。
更に、全体像をデッサンしていく。

  全体像と基本色。

この二つの作業が肝心となる。
私は、この部分は、「仕事への心構え」として一番初めのオリエンテーション時に必ず全員に話すことにしている。

  あくまでも仕事の基本であり戻る場所とも言える。

それは仕事を飛び越えた社会生活でも基本となる生き方でもあり、それを受けて我々の業界での働き方に受け継がれていく。

年齢層も違うパートさん達である。
今更、生き方を再構築させることは出来ない。

  しかし、新たな環境での仕事観は染められる。

その仕事観から見た自分の人生を再認識させられる方は多い。

  “まだまだ自分の人生は変えられる”

そう、変えられるという自信と期待があるからこそ、この仕事に就くことによって新たな自分を再発見しより良い人生にしていきたいと願う方が多いのも、パートさん達の特性でもある。

  採用してからの一年間とはそのような期間でもある。

だから、この時期のリーダーの新店スタッフの言動は、その全てが彼女らにとってはマニュアルとなって体に染み付いていくのだ。

  マニュアルは実際に文章化されて存在している。

しかし、それを読み解く前にその言動が全てマニュルとして認識されていくのが、我々の言動である。

  特に、挨拶と表情はその人の人生を変える。

ここは、従来の店舗でも一番大切にしてきた部分だし、それによって店舗内の繋がりが強化されてきた経験も多い。

  そして、そこから人生を変えていった人たちも多く見てきた。

今も古巣で新店の研修をしているが、当時の挨拶訓練を懐かしく思いだして言ってくれるパートさんがいる。

  相手の目を見ながらの挨拶訓練。

相手の目をまじまじと見つめながら挨拶をする。

  これが意外にドキドキするものである。

しかし、そのドキドキを乗り越えて相手と挨拶を交わした瞬間から、人間としての本音の付き合いが出来るのが不思議である。

  それは以前の「必要とされる存在」でも記した。

自閉症の障害者が目と目で挨拶を交わすことで自分に自信がつき、人との関わりから人間との結びつきを通して積極的な生き方に変わっていく。

その第一歩としての元気な挨拶。
単に、1日の始まりとしての儀礼を飛び越えて、人間としての自信を生む作用があることも証明されている。

  そこから、この仕事の自信を持てるようになってほしい。

その全てが始まろうとしているのである。






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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
予算はあくまでも仮説から算出された売上目標ですからね。大切なのは初年度で地域のお客様にどう迎え入れてもらえるか。
競合が少ない状況では、欠品対策が最大のお客様対策でしょうか。

投稿: てっちゃん | 2016年4月10日 (日) 00時21分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、社員へのアプローチも十分に心得ております(笑)。
特にチーフではなく担当者の赴任時が重要かと。

投稿: てっちゃん | 2016年4月10日 (日) 00時18分

当社新店では、開店1ヶ月が経ちいよいよ色が落ち着いてきたところでしょうか?4月1ヶ月は最終段階として大切な時季だと考えています。予算に大きく届かず、店長としては難しい舵取りを迫られそうですが、踏ん張ってほしいところです。

投稿: かわらい | 2016年4月 9日 (土) 20時37分

いよいよですね。パートさんは真っ白ですが社員を漂白する事に骨が折れるかも(笑)。

投稿: dadama | 2016年4月 9日 (土) 18時33分

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