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2016年4月 2日 (土)

いわしの相場安

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


現場から遠ざかって、早2ヶ月。

  現場は何を売っているのか?。

やはり一番きになるのが、鮮魚部門である。

  長年の血は消えることは無いのだろう(笑)。

そして、鮮魚での今の話題。

  イワシの相場安。

先日も、朝の情報番組「グッド!モーニング」で取り上げていた。
今年の現在の相場はk600円程度で、昨年のk1000程度と比較すると約2倍。

  入荷量は2011年比で約4倍と増加。

北海道や東北での豊漁が影響しているという。

  その豊漁のわけは?。

1970年代の豊漁時と同様に、気圧や海水面の水温の変化が挙げられるという。
そして、旬のゴールデンウィーク近辺にも同様の相場で推移するという。

  このチャンスをどう生かすか。

先日、以前の古巣に立ち寄った時に、鮮魚の担当者がニコニコしながら私に話しかけてきた。

  「店長!、イワシ400匹売り込みましたよ(笑)!。」

400匹と言っても、1尾80円程度であれば、3万程度ではある。

  しかし、利益は倍掛け以上。

丸魚の相場安時の利益率は膨大である。

  どれだけ徹底して売り込めるか。

そこに、利益の根源が眠っているのである。
古巣では、このような単品量販時には、必ず写真を撮って販売部の掲示板に載せていたものだ。

  自分の仕事を評価してもらいたい。

それが生鮮職人たちの本音である。

  その本音に答えてやるのも、店長の仕事。

相場品の単品量販という販売手法。
ここにこそ、利益を稼ぐ本質があるのである。

  生いわし。
  生さんま。
  生あじ。
  天然ぶり。

その旬の時の相場品。
その旬の活用次第で、売り上げと利益を稼ぐ販売技術が、ベテラン担当者の腕であり技量であろう。

  この瞬間を徹底的に活用する。

それを時間との格闘をしながらどう実現させるか。

  「今月は業績が良いな?」
  「徹底して、いわしを売り込んでいます(笑)」。

いわしの相場安を徹底して取り込んだ担当者の弁である。

  その引き出しをどれだけ増やしていけるか。

売れて儲かる単品。
この引き出しを増やしていくことが、担当者の販売技術であろう。







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コメント

神出鬼没さん、コメントありがとうございます。
桜の散り際と筍の売り時。
このような諺は一生涯つきまとう格言ですね。シニアのお師匠様の格言でしょうか(笑)。

投稿: てっちゃん | 2016年4月 7日 (木) 22時50分

旬のものを売りの逃すと売上の補填の工面に苦労する
ことを職人堅気の方は良くご存知なのでしょうね。

サクラが散り始めましたので青果では筍の売り時とは
昔の方々の格言。

一瞬を売り逃さないように展開し売上を作りたいものです

投稿: 神出鬼没 | 2016年4月 7日 (木) 19時11分

かわらいさん、コメントありがとうございます。
相場感度。
生鮮の担当者にとっては基本中の基本。
でも意外にこれを苦手とする担当者が多い。若手でも高学歴ほど苦手な若者が多い。由々しき問題です。

投稿: てっちゃん | 2016年4月 7日 (木) 06時53分

良いイワシが安く入荷されてくる。ワクワクしますね!これを活かさないと大手企業と戦えませんからね。

投稿: かわらい | 2016年4月 6日 (水) 21時42分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
中小ほどまだまだ職人に頼る商売が残っているのかもしれませんね。
先日私に声をかけてきた担当者も私と同年代の職人気質の人間。相場感を評価して欲しかったのでしょうね。このような分野での評価制度が無いから相場に関心がなくなっていくのだろうと思うのです。

投稿: てっちゃん | 2016年4月 3日 (日) 06時47分

売れて儲かる商品は現場の担当者のスキルと経験無くして成しえないと思います。企業が大型化し作と演の分業化し、大量仕入れ商談による本部のマスメリットを標準化の弊害とも言える現場力の低下が補え切れていないのが現状でしょうか。職人の感性に頼る販売力、反面人員タイトの中での作業の物理的限界。背反する環境を如何に克服出来るかが課題でしょうか。

投稿: dadama | 2016年4月 2日 (土) 16時19分

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