1日店長の緊張感
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
パートさん達の店舗研修。
同一店舗で全部門の研修を行っている。
よって、私自身も同一店舗にいることが多い。
週一回程度は、その店舗での遅番を受け持つこともある。
その場合は、その店舗の店長も休日となるため、実質1日店長の存在となる。
久しぶりの緊張感。
クレームが発生すれば当然対応するし、開店から閉店まで店舗の全責任を負うこととなる。
かっては自分が店長として存在していた店舗ではあるが、改装により電気系統等の操作はかなり変わっていたり忘れていたりで、現任の店長から遅番マニュアルなるものを渡されてみたものの、意外にその流れに慣れない日々が続いた。
特に、自社内でも一番を争う量販店であるから、午後以降から夕方〜夜のかけてのお客様の来店に伴う刺身類や惣菜類の買われ方はその他店舗とは比べ物にならないほどの違いである。
“今日の売り切りは上手くいくだろうか?”
特に、鮮魚部門の遅番パートさんが休日の時は、遅番の店長や副店長が実際に刺身類の値下げ、売り切り、商品整理収納を自ら行わなければならない。
一番の不安要素である。
私の値下げの判断と実行次第では、大量に商品が残り廃棄となってしまったり、閉店までに商品がなくなりすぎて、逆にチャンスロスを引き起こしてしまう可能性すらある。
更には、所々のクレーム。
一時は商品であり接客であり、ある一定の不手際に対するクレームとしてお客様からの連絡であるが、その対応ひとつで二次クレームに発展する可能性もある。
二次クレームの原因は取次の担当者となる。
その発端を引き起こす可能性もある店長の対応。
その対応に関しては、そこのお店の実態を把握している必要があるが、その対応を即席の店長代理が行うことのリスクは大きい。
通常以上に気を使うクレーム対応。
現店には現店のルールがある。
基本的には同じマニュアルで運用されているが、もっと詳細なこだわりが店長毎に存在する。
そのこだわりが現店のルールや慣習として運用されているもの。
それに関しても、極力踏襲して1日店長を全うする。
自分のお店以上に緊張感の高まる1日である。
それでも以前のお客様と顔を合わせた時は嬉しいもの。
「また、こっちに来たの?。」
「今日は、どうしたの?。」
「前、ここの店長さんでしたよね?。」
かって、5年間も在籍したお店である。
顔なじみのお客様も多い。
しかし、1ヶ月も入り込んで過ごしていると、かっての馴染みのお客様でも姿を見せない方も多い。
この地にもはやいないのか?。
それとも他店で買い物しているのか?。
5年のブランクの中で、お客様も変化しているのだろう。
そして、そんな店舗の中で、新店のメンバーが必死に研修を受けている。
実際の売場での販売と研修という現実を離れた教育場面。
自分のお店ではないという安堵感と緊張感の同居した店舗での研修が続く。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
ナンバーワン店舗での研修は数をこなせますから習得度合いは高まりますね。
もっと採用人数が多ければ尚いいのですが💦。
投稿: てっちゃん | 2016年4月23日 (土) 20時19分
一日店長、私は経験したことの無いシチュエーションですが確かに借り物のようで緊張しますね。しかし、新店のメンバーが旗艦店舗に集まり現場の研修が出来るのは良いですね!
投稿: かわらい | 2016年4月23日 (土) 19時33分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
一ヶ月のブランクがもたらす弊害。
自分ではそんなことないと思っていても、刻一刻と変化しているのが現場なんですね。いつの間にか新規商品が入荷し新商品の送り込みも多数。
新店についていけるのかという不安も募ってきました(笑)。
投稿: てっちゃん | 2016年4月16日 (土) 06時29分
私も先日店長で勤務した店を訪ねた所、図らずもややこしいクレームが入り半日近く留守番する羽目になりました。アルバイトに商品や価格の事を聞かれても全く分からずたった一ヶ月余りで浦島太郎状態でした(笑)。
投稿: dadama | 2016年4月15日 (金) 21時51分